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Tuesday, January 13, 2015

立腹の一場面

【1月13日特記】 昨日テレビドラマを観ていたら、ある登場人物が「私がどれだけ心配したか解らないの!」と言って怒るシーンがあった。

思えば僕はこんな風には怒らなくなった。裏返せば、昔はよくこんな風に腹を立てていたけどな、ということでもあるが。

どうしてなんだろ? 決して怒らなくなったわけではない。ただ、こういうシチュエーションでこういう怒り方はしなくなってきた。それは、カッコ良く言ってしまうと、年を取って落ち着いてきたということになるのかもしれない。

考えてみれば、この怒っている人の精神構造は不思議なのである。

この人の怒りの中心は、「あなたは何故私の気持ちを理解しないのか?」ということであり、「(私がこれだけ思っているのに)あなたが何を考えているのか分からない」という腹立たしさでもある。

しかし、それを逆から辿ると、私自身はあなたが何を感じ、何を考えているか分からないのに、それを棚に上げて、私が何を感じ何を考えているかをあなたが分からないことに腹を立てているのである。

これは良くない。そう、僕は年を取って、「これは良くないぞ」と思い直せるようになったということだ。

普段から僕の心中を察してくれているような人なら、その人が今回解ってくれないのは何故だろう? 何か理由があるに違いない──と考えるところではないか?

であれば、相手の顔を見るなり怒るのではなく、まず「どうしたの? 何かあったの?」と声をかけるべきではないか?

しかし、それは相手が自分にとって大切な人、愛しい人の場合だけだろう? 世の中には憎たらしい奴もいる。そんな奴にはついつい腹を立ててしまうものだ──という反論があるのかもしれない。

でも、ものは考えようである。自分にとって大切でない人、どうでもいい人であれば、別にそんな奴に自分の気持や考えを解ってもらわなくても構わない。勝手に何でも言っていれば良いのである。

言ってみれば僕は、年を取って一気にここまで考えられるようになったということだ。

年を取るってこういうことではないだろうか? 違うかな? だから時々嫌な奴だと言われるのかな(笑)

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