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Saturday, December 13, 2014

受像機の中のひきこもり

【12月13日特記】 僕が今会社で腐心していることは、旧来のメディアから離れてしまっている人たちにどうやってテレビの面白さを伝えるかということである。

昔は自社のチャンネルでの番宣が最強の宣伝であると思われてきた。コスト・パフォーマンスからすれば、多分いまだにそうなんだろうが、しかし、それはテレビを観ない人には全く届かない。

テレビで番宣しても、テレビはほとんど見ない。あるいはそもそもテレビを持っていない。新聞広告を打っても紙の新聞は取っていない。あるいは新聞そのものを読まない。電車の中吊り広告を出しても、社内ではスマホで何かをやっているので見ていない。

そんな人たちにどうアピールして行くか? そんな人たちにアピールできないと、僕はテレビの将来はないと考えている。

そのためにはネットの荒海に漕ぎだして行くしかないのである。

今までは何ごともテレビのやり方が標準なのだと考えて、みんなにそれに従わせてきたが、そうではなくてネットのやり方で始めるのである。

つまりは、ティム・オライリーの Web2.0 である。集合知である。マッシュ・アップである。Perpetual Beta であり、All Rights Reserved ではなく Some Rights Reserved なのである。

とそして、そのために心がけることは、Cooperate, Don't Control なのである。

ところが、そういうことを社内で説いて広めようとしても、Web 社会の新しい息吹を全く感じることもなく生息している人種が社内にいるのである。しかも、それが取締役だったりする。

一体どうすれば良いのだろう?

彼にはテレビの何が悪いのかが、全く分かっていない。IT の革新によって、世の中自体が変わり始めていることを何も感じていない。

そんな人に何を説いてもカエルのツラにションベンである。「僕は何の不便も感じないけどなあ」などと恥ずかしげもなく宣うのである。

多分本当に顔面にションベンを引っ掛けてやるくらいの荒療治が必要になるんだろうなあ。それを考えると本当に憂鬱である。

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