スマホ用の最適化に思う
【12月2日特記】 データを解析する限り多数派ではないが、このブログをスマホで読んでくれている人もいる。
僕自身は書く時も書いたものを確認する時も PC なので、スマホで観る時のことをあまり意識していなかったのだが、今日 iPhone で見てみてえらいことに気づいた。
ココログのブログはスマホに最適化されている。つまり、スマホで読んだ時にはスマホ用のページを自動的に生成して表示してくれるのだ。
どこが違うかと言えば、PC用だとこのページは縦に2つのカラムに分かれていて、左側の細いカラムには見出し的なもののリンクが並び、右側の広い方のカラムにコンテンツが時系列に並んでいる。
で、スマホで見ると画面が小さいために字も画像も小さくなるので、左側のカラムは表示せずに、レイアウトを変更して右側のカラムだけをスマホの画面の幅いっぱいに大きな字で出してくれるようになっている。
さらに、今日初めて気づいたことは、画像は文中に挿入したものであっても、記事の一番上に、これまた幅いっぱいに調整して表示されるということだ。
これはこれで見やすくて良いのだが、では、PC 画面で左側のコラムに表示されている見出し的なものやガジェットやバナーはどこに行ったかというと、概ね一番下に表示されている。
確かに一番下までスクロールすると「カテゴリー」や「コメント」、「プロフ」などというリンクがある。しかし、全部があるわけではない。例えば最近アップした記事の履歴は表示されていない。あるのはごく一部である。
中でも、管理人が「ホームページ」の形で用意したコンテンツへのリンクが表示されないのが痛い。僕の場合で言うと、
の3つだ(ちなみにこのリンクをスマホで突いてみるとどうなるのか?── iPhone でやってみると、スマホ用のトップページが出て、やっぱり PC用のページの左カラムは頑なに表示してくれない──だから上のリンクは無意味であるw)。
この3つは、例えば僕が書いた記事の中でも映画に関するものだけを読みに来てくれたりする人のために用意したサービス的な目録である。ここを突くと、僕が書いた書評や、観た映画の記事や、テレビ番組の感想などの一覧に辿り着くのである。
しかし、それがない。うむ、せっかく作っているのに、これを観てもらえないとは…。
もちろん「PC表示に切り替え」というボタンをクリックしてくれれば左のカラムも表示してくれる(その代わり全体が小さくなってそのままでは多分読み取れない)のだが、そんなことをしてまで読んでくれる人はいないだろう。
このブログ、僕と直接の知り合いの読者は決して多くないが、ああ、あの人はきっといつもスマホで読んでくれてるんだろうな、と顔が浮かぶ人もいる。
そうか、あの人にはこの目次は表示されていなかったのだ。うむ、そういうふうな端折り方をすることも含めて「最適化」などと称しているのか。
さすがにちょっとがっくりである。おい、それは果たして最適か?
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