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Wednesday, November 12, 2014

Play Log File on my Walkman #100

【11月12日特記】 ちょうど1ヶ月ぶりのプレイログ。今回は記念すべき100回目なので、このシリーズの成り立ちについて書いておきます。

僕は iPhone を買う前から音楽は SONY の Network Walkman に入れており、今に至るまで、そこにどんどん自分の好きな曲を落としこんで行っています。

この機械に入れているのは全部日本の曲です。

古くは戦後間もないころから今年の曲まで、流行ったか流行ってないか、いや、そもそもシングルカットされているかいないかに関わらず、単に僕が好きな曲、日本ポップス史に書き残して良いのではないかと思う曲を選んで、今では2000曲を超えています。

で、もともとはステッパーという健康器具を踏みながら僕が聴いた曲の記録をここに載せていたのですが、今では特にそれに限定もせず、かつ、聴いた曲を全部ここに載せるということもせず、適当に10曲ずつ選んで披露しています。

大体月1回くらいのペースになっています。んで、今回はこんな感じです。

  1. テレフォン・ノイローゼ(甲斐バンド)
  2. 横須賀ストーリー(山口百恵)
  3. 燃える渚(小川みき)
  4. ふられ気分でRock'n'Roll(TOM★CAT)
  5. Dear(中島美嘉)
  6. 陽はまた昇る(伊東ゆかり)
  7. Pom Pom 蒸気(細野晴臣)
  8. 9月の海はクラゲの海(MOONRIDERS)
  9. REVERSI(UVERworld)
  10. 赤い風船(the Indigo)

1)は甲斐バンドの1976年、6枚目のシングル。初期の甲斐よしひろはこういうギクシャクしたメロディをよく書いていて、僕はこれが結構好きだった。バックは単純なようで却々味わいがある。非常に個性的な作品だと思う。

2)はご存じ宇崎竜童・阿木耀子コンビの作品。これも1976年。

僕はパチンコ屋で初めてこの歌を聞いた時の衝撃をいまだに忘れない。阿木耀子が紡ぎだす言葉の切れ味に痺れ、宇崎竜童が「これっきり」という促音を見事に活かしたメロディ・ラインに酔った。

この曲がなかったら山口百恵はあれほどのスターにはならなかったのではないかと思う。

3)小川みきについては僕はもう何度も何度もあちこちに書いているので、ここで詳しくは書かないが、この曲は筒美京平作曲である。とってもよくできた和製ポップスだし、小川みきの魅力も十全に引き出していると思うけれど、ちっともヒットしなかった。

だが、いまだに一部の歌謡曲通の間では伝説的に語られている作品でもある。1973年。

4)はヤマハのポプコン組。世界歌謡祭グランプリ獲得というこの曲だけでほとんど終わってしまったグループである。当時僕はこの単純なロックンロールを聴いて、「これがグランプリってどうよ」と訝ったのを憶えている。

まあ、確かに大した曲ではないのだけれど、まあ、でも、いつまでも記憶に残っているから、そういうのも良い曲のうちなのだろうと思う。1984年。

5)は中島美嘉の2011年のシングル。僕は映画『八月の蝉』の中で聴いた。中島美嘉らしい感じの曲で、とりわけこの転調が好きである。杉山勝彦という、よく知らない人の作詞作曲なのだが、結構いろんな人に曲を書いている。編曲もこの人。

6)伊東ゆかりにはたくさんヒット曲がある。その中では地味なほうだが、僕はかなり好きな曲。1972年の筒美京平作品。軽快なリズムに載って、ちょっと間延びした短調のメロディで初めておいて、長調に転じてから抜けるような気持ちよさがある。

7)ははっぴいえんどが解散して、細野さんがソロになって3枚目のアルバム『泰安洋行』に収められたもの。1976年。僕はこのアルバムがめちゃくちゃ好きだ。

どの曲もそうなのだが、いろんな国のいろんな音楽の要素がごちゃごちゃに詰め込まれている。この歌もロックンロールでありながら、歌詞にあるように如何にも“焼玉エンジン”という感じのリズムで、ベタな日本語歌詞が載って、なんだかハワイアンの響きもある。傑作である。

8)はこれまた僕が大好きな MOONRIDERS の1986年のアルバム『DON'T TRUST OVER THIRTY』のA面2曲目。

9月の海はクラゲの海で溺れ死んだたこ八郎に捧げた曲だと言われている。そう思って聴くと、歌詞がなおさら意味深になる。詞はサエキけんぞう、曲は岡田徹。この見事な構成を聴いてみてほしい。

9)はUVERworld の2012年のシングルなのだが、調べてみたらこれが23枚目のシングルだと知ってびっくりした。デビューは2005年と、結構古くからやっているグループなのだ。これも僕は映画から知った曲で、彼らの『CORE PRIDE』がOPテーマになっていたテレビアニメ『青の祓魔師』の劇場版の主題歌である。疾走感のあるカッコイイ曲である。

10)は浅田美代子によるオリジナル盤ではない。浅田美代子は僕が生涯で聴いた中で多分一番下手なプロの歌手で、めちゃくちゃ可愛かったけど、もう一度聞こうとは思わない(笑)

これは the Indigo が2006年に出したカバー・アルバム『ワンスモア』に収められていたもの。このグループも流行らなかったけど、僕はめちゃくちゃ好きである。

ただ、この曲ではそれほど凝ったアレンジもしていなくて、シンプルな分インパクトは弱い。ただ、ボーカルの田岡美樹は浅田美代子の1024倍くらいは巧い(笑)

今回はそんなとこ。

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