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Sunday, November 30, 2014

映画『寄生獣』

【11月30日特記】 映画『寄生獣』を観てきた。

僕の中では山崎貴は樋口真嗣と同様に、CG や VFX、特撮の専門家というイメージで、あまり監督という意味での評価を持ち合わせていない。

だからこそ『ALWAYS 三丁目の夕日』や『永遠の0』は観る気にならないけれど、こういうのだったら安心して観られる。

前回の映画記事で書いた『進撃の巨人』同様、これまた漫画が原作であり、もしも寄生虫ならぬ寄生獣というものがあったら、という一見ジャスト・ワン・アイデアものである。

ただ、これまた『進撃の巨人』同様、面白い話が何故面白いかと言えば、それは発端はジャスト・ワン・アイデアであっても、そこから先に見事に練り上げた展開があるからである。

この話も深海から上がってきた(原作では空から降ってきたらしいが)寄生獣が人間の耳の穴から入り込んで脳を乗っ取るというジャスト・ワン・アイデアの設定がから始まるが、主人公の泉新一(染谷将太)の場合はイヤフォンをしていたために寄生獣が耳の中に入れず、右手に入り込んで、脳まで達することなく成長してしまったという例外形を想定しているところが面白い。

つまり、通常の場合は人間の脳を寄生獣が乗っ取って、見た目は人間でありながら人間を食い殺す野獣と化すわけだが、新一の体の中には新一の脳と、寄生獣ミギーの脳が併存し、従って両者の間でコミュニケーションが成立することである。

そして、2つの生物の体が繋がり、細胞が混じるために、新一の体はいろいろな変化を来すことになる。ミギーは自分の命を存続させるために新一を守り、そのことがまた新一の体を変えて行くという面白さがある。

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Saturday, November 29, 2014

続々々々はてしないトイレ談義

【11月29日特記】 ホームページとこのブログでトイレについては何度となく書いてきました(このページを見ていただくと全部の記事に繋がっています)が、今、僕の会社ではトイレ談義が盛んです。

それはトイレの洋式化についてです。なんと組合からの要求にも上がってきています。

思えば洋式トイレが世の中に出てきた頃は(などと言うと若い人は驚くかもしれませんが、それは僕らの世代が子供だった頃の話で、そんなに大昔のことではないのです)、「あんなところに直に座ると病気がうつる」とか「やっぱりしゃがまないと出るものも出ない」などと言って敬遠する人が多かったのに、いつの間にか日本人の排泄様式も洋風化してしまったようです。

ウチの会社は今年新館が建ったのですが、そこは全部洋式トイレです。それに対してその隣の旧館は、建った時はまだそれほど洋式への欲求が強くなかった時代だったのか、ごく一部が洋式で、和式便器のほうが数多くあります。

それで、今に至ってそれらを全部洋式にしてほしいという希望が強くなっていて、会社側も真剣に考えてはいるようなのですが、そう簡単に洋式に変えられるものでもないらしいのです。

聞けば、スペースの問題とか。洋式トイレのほうが広いスペースを必要とするので、同じスペースで和式を洋式に変えることはできないのだそうです。

僕は最初この理屈を聞いた時にどうもピンと来ませんでした。

確かに洋式のほうが大きいかもしれないが、そんなに違いはないだろう。そもそも便器のキワキワのところに壁が来るわけでもなく、壁と便器の間には余裕を儲けてあるのだから、同じスペースに洋式便器も収まるのではないか?

──と思っていたのです。

ところが、ある日突然自分の間違いに気が付きました。それは便器と体の位置関係です。

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Thursday, November 27, 2014

映画『進撃の巨人 【前編】──紅蓮の弓矢──』

【11月27日特記】 映画『進撃の巨人 【前編】──紅蓮の弓矢──』を観てきた。とても有名な作品なので解説の必要はないだろう。これはテレビ版アニメの総集編である。

もう漫画誌を買わなくなって20年くらいになるので、僕はテレビ化されるまでこの原作を知らなかった。テレビ・アニメも観ていなかった。

ところが、グロテスクな超大型巨人の顔を象った宣伝用のレプリカ(というか巨大な顔像)を目の当たりにして、「なんじゃこりゃ!」と思ったのである。

そのタイトルからして、僕はてっきり巨人がヒーローなのだと思っていたのだ。ヒーローの巨人が悪を蹴散らして進撃するのだと。ところが、とんでもない、それは気色の悪い人喰い巨人だった。

こういう逆説めいたタイトルは面白い。で、ネット上でコミックスの第1巻だけ読んだのだが、後は映画で見ようと思って読まずに今日まで来たわけである。

人間たちは巨人の進撃を食い止めるために、高さ50mの城壁を作って、その中で100年間平和に暮らしていた。ところがある日、その壁をぶっ壊して、素っ裸の人喰い巨人たちがぞろぞろ入ってきて、建物は叩き潰す、人は喰いちぎる…。

ジャスト・ワン・アイデアの作品だが、そのアイデアが面白い。そして、エレンという一途な少年と、クールで心身ともにともかく強いミカサという少女、身体能力は少し劣る内省的な少年アルミンというメインの人物設定がうまい。

特にミカサという魅力溢れるキャラの力でドラマをぐいぐい引っ張って行く。総集編なので、このミカサがどういう訳で命がけでエレンを守ろうとするのかという、少年期のエピソードが省かれているのは少し残念ではある。

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Wednesday, November 26, 2014

キャッシュ・ディスペンサーは間違わない

【11月26日特記】 最近気になって仕方がないこと、と言うか、不意に気になり始めて、いつまでも脳裏を去らないこと:

ATM/CD はどうしてお札を勘定し間違えないのか?

今まで銀行のキャッシュ・コーナーからお金を下ろそうとして枚数が違っていたことなんて1回もない。逆に振込や預金のためにキャッシュを入れても、機械が間違った試しがない。

自分だけではなくて、周りの人からも ATM や CD が枚数を間違えたという話は聞いたことがない。

なんで機械は間違えないのか? お札の汚れや傷みの具合って様々だから、きっちり枚数を勘定するのは、ハード的にもソフト的にもそんなに簡単なことではないと思う。

人間のやることであれ機械のやることであれ、ミスは必ず起こるはず。多分機械の精度は相当上がっているのだろうけれど…。

疑問点は、

  1. どういう仕組で数えているのだろう? どうすればそんなに間違いが少なくなる(いや、間違いが起こらない)のだろう?
  2. 2重・3重のチェック機能が働いているのだろうか?
  3. 数え間違うことを想定した設定になっているのか、いないのか?

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Tuesday, November 25, 2014

憧れの芸能人の結婚

【11月25日特記】 高倉健が亡くなったニュースの翌日に西島秀俊の結婚発表があり、twitter で「昨日は男たちが高倉健を失ったことを嘆き、今日は女たちが西島秀俊を失ったことを哀しんでいる」みたいなことを書いている人がいて、うまいこと言うもんだと関心した。

すると、その翌日には今度は向井理婚約のニュースが入ってきた。今度は twitter で「向井理が結婚するので、きょうは会社休みます」と、現在大ヒット放送中のドラマのタイトルを入れ込んで呟いている女子がいて、これまたうまいこと言うと関心した。

しかし、こういうのって女子特有なんだろうか?とちょっと考えた。

好きなタレントが結婚するのが残念とか悔しいとかいう気持ち自体は頭で理解することはできる。哀しんでいる女子に対して「じゃあ何か? お前本気で西島秀俊と結婚できると思ってたのか?」と嗤うことは簡単だが、まあ、そういうファン心理はあるんだろうな、とも思う。

しかし、僕自身はどうかと言えば、そういうのは全然ない。

それは僕が年を食っているからだと言うかも知れないが、若いころから今に至るまで全くない。

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Monday, November 24, 2014

映画『0.5ミリ』

【11月24日特記】 映画『0.5ミリ』を観てきた。

安藤桃子(当時はモモ子)の『カケラ』は、この10年間で僕が見たいろんな映画監督のデビュー作の中でも飛び抜けて素晴らしい、持って生まれた才能の豊かさと、海外で学んだ基礎の確かさを感じさせる作品だった。

だから早く次の作品も見たくてうずうずしていた。しかし、映画の続報はなく、その代わりに彼女の小説が出版された。それが『0.5ミリ』だった。

僕はその初版本を買って読み、悪くないと思った。

しかし、読んだとは言え、例によって今となっては、どんな本だったのかほとんど思い出せない(笑) 介護ヘルパーの主人公が失職して家も金もなくなり、いろんな老人の家に押しかけヘルパーとなって渡り歩く、ってことくらいか。

そして、そうこうするうちに、今度は安藤桃子がこれを自分で映画化するというニュースが入ってきた。それがこの作品である。いつの間にか『カケラ』から4年半の歳月が流れていた。

ところで、そんな地味な筋の映画で、なんでこんなに大入りになるんだろう?(僕のような『カケラ』以来の監督のファンという客なんかほとんどいないだろうに)

テアトル梅田という小さな小屋だったのだが、最後の回まで売り切れで、立ち見が出ている。かなり高齢の女性が「立ち見で良いから」とチケットを求めたが、係員は「3時間を超える長い作品なので立ち見はお勧めできません」と他日に誘導していた。

僕にとっては園子温の『愛のむきだし』以来となる、非常識な長さの映画である。ちなみに『愛のむきだし』は4時間あったが(笑)

こういう試みは確信がないと踏み切れない類のものだろう。でも、そう、時間をかけないと描けないものだってあるのである。

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Sunday, November 23, 2014

映画『紙の月』

【11月23日特記】 映画『紙の月』を観てきた。

吉田大八監督は劇場用映画デビュー作の『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』でぶっ飛んで、以来『クヒオ大佐』こそ見逃したものの、『パーマネント野ばら』『桐島、部活やめるってよ』と観てきて、一度も裏切られたことがない、と言うより、毎回ぶっ飛んでしまう。

今回も見事にぶっ飛んでしまった。

角田光代のベストセラーだが、映画の中でキーとなっている登場人物(銀行の同僚)である隅よりこ(小林聡美)も相川恵子(大島優子)も映画オリジナルだと言うから、結構原作を書き変えているようだ。

主婦の再就職で銀行勤めをしている梅澤梨花(宮沢りえ)が、最初はほんの出来心から顧客の金に手をつけ、やがて泥沼のように横領を繰り返すようになり、その金で贅沢三昧を重ねて行くさまを描いた話である。

きっかけは梨花と大学生・光太(池松壮亮)との“恋”だが、原作では梨花の夫・正文(田辺誠一)の悪意が描かれているらしいのに対して、映画の正文は鈍感だけれど悪意のない人物に描かれており、従って梨花が“止むに止まれずに堕ちて行った”という感じは出て来ない。

光太は得意先の資産家・平林(石橋蓮司)の孫で、光太のほうが先に梨花に惹かれたのははっきりと描かれているが、最初に一線を超えて踏み出したのは恐らく梨花のほうだということが示唆されている。

三面記事風に言えば、“何不自由ない人妻が年下の男に溺れて”ということになるのだが、そういう“女の性”とか“業(ごう)”などというようなおどろおどろしい印象もない。

何よりも梨花は「おしまい」と言って光太との関係を終わりにしてしまうわけだし、パンフに唯川恵が書いている通り「恋愛すらもどこかに飛び出していくためのひとつの手段で、光太の存在も梨花にとっては無意識の踏み台だった」と言える。

そして、その梨花を、無意識に焚きつける相川恵子と、追い詰めていく隅より子の人物設定が本当に見事に機能している。

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Saturday, November 22, 2014

映画『トワイライト ささらさや』

【11月22日特記】 映画『トワイライト ささらさや』を観てきた。

この映画はパスするつもりだったのだが、随分と褒めた文章を読んで観に行く気になった。

最愛の妻と生まれたばかりの息子を残して事故死した売れない落語家が、成仏できないままこの世に残る話。原作の小説があり、結構売れたようだ。

死んだ落語家、本名ユウタロウを大泉洋が、その妻サヤを新垣結衣が演じている。

そのうちにユウタロウは、自分が生きている人間に乗り移れることを発見し、いろんな人に乗り移って、一人ぼっちで戸惑っているサヤを助けにやってくる。

ただし、ユウタロウが乗り移れるのは幽霊になった自分の姿が見える人だけで、しかも同じ人間に2回乗り移ることはできない。

ストーリーを転がして行く上ではよくできた設定である。ユウタロウの職業を落語家にしたのは映画オリジナルらしいが、それは映画化する上ではよく考えた設定である。

如何にも落語家っぽい口調と、「バカだねえ」という口癖によって、他人の肉体を借りていても中身はユウタロウだと喋り方で判るというところに説得力が出て来る。

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Thursday, November 20, 2014

11/20サイト更新情報

【11月20日特記】 サイトを更新しましたのでお知らせします(このブログではなく、併設している私のHPの更新案内です)。

今回は久しぶりに複数の更新があります。レギュラーのことばのエッセイの更新のほかに、いつもの音楽エッセイ「転調」リストへの追加があり、そして、久しぶりに音楽エッセイの新作を書きました。

ことばのエッセイは、本棚の隅から出てきた20年前のスクラップに触発されて書いたもの。音楽エッセイは、このブログに書いたものと重複しますが、笠井紀美子の復刻盤に絡めて、僕のジャズ体験について書いています。

ということで、今回の更新は以下のとおり:

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Wednesday, November 19, 2014

バスは出る

【11月19日特記】 今日は大変ラッキーだった。

出張で幕張メッセに行ったのである。まずは朝の飛行機で羽田に飛び、そこからいつも通りバスの切符売り場に直行したのだが、幕張行きは満席続きで1時間後の便しか空いていないと言う。

電車で行くことも考えた。そのほうが早いかもしれない。しかし、どうやって行く?

モノレールで浜松町に出て、そこから山手線で東京に出て京葉線に乗り換えか? しかし、東京駅の京葉線地下ホームまでは死ぬほど遠い。

それとも、浜松町から有楽町に出て、有楽町線で新木場に出るか? しかし、それだと3回も乗り換えなければならない。

いずれにしても、海浜幕張駅から幕張メッセまで、大きな荷物を持って長い距離を歩くことになるのもデメリットである。

──と、そこまで綿密に検討したわけではないが、何であれ電車で行くのは面倒だ、と3秒ぐらいで結論を出して、バスの切符を買った。

バスは30分ごとに出ている。発車時刻が一番近い便はまさに今出ようかというタイミング、その次の便は30分後で、その2便が満席なので1時間待つことになるという寸法だ。

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Tuesday, November 18, 2014

上司を考える

【11月18日特記】 例えば孫正義という人を思い浮かべれば良い。

こういうことを書くと意外に思われるかもしれないが、僕は孫正義という人を尊敬している。

いや、まあ、あまり他人を尊敬したりしないたちなので、我ながらそういう言葉を使うと照れくさいので言い直すと、割合、いや、かなり優秀で相当立派な方だと思っている。

だけど、そういう立派な経営者のもとで働きたいかと言えば、まっぴらごめんである。ああいうカリスマが率いるトップダウン型の企業で働いたって面白くも何ともないだろうと思う。

まあ、孫さんのすぐ下に付くのであれば勉強になるだろうとは思うが、しかし、それとて仕事がとても面白いかと言うと、決してそんなことはないだろう。

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Sunday, November 16, 2014

復刻: 『マイ・ラヴ』笠井紀美子

【11月16日特記】 ホームページのほうの記事と重複しますが、長年探し求めていて却々手に入らなかった音源が手に入った時はいつもここに書いているので、ここにも書いてみたいと思います。

笠井紀美子の『マイ・ラヴ』が CD で復刻しました。先月のことです。

これはかつて 僕が持っていた数少ないジャズの LP で、死ぬほど聴いたレコードなのですが、いつまでも CD化されないので、「レコードは全部処分して CD に買い換える」という僕の計画からこぼれ落ちた存在でした。

復刻を知ってなんと嬉しかったことでしょう。

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Saturday, November 15, 2014

おばさんオジン試論

【11月15日特記】 「そんなおばさん臭い服は着たくない」とか言ってるけど自分だって立派なおばさんではないか、とか、「そんなオジン臭いことはやめようや」とか言ってるけど自分だってそろろそオジンの仲間入りではないのか、とか…

そんなことありますよね。はい、自分も含めて(笑)

もちろん若い人はそんなこと全然ないんでしょうが、なんで僕らは時々自分の年を棚に上げてそんなことを言ってしまうのかと考えてて、ああ、そうなのか!と、ちょっと思い当たったことがあるのです。

そう言う時の「おばさん」とか「オジン」とかいうのは、一般的に「○○歳くらいの人」という意味合いではなく、もっと具体的に、自分が若かった頃に忌み嫌っていた、その当時の中年や老人の明確なイメージに基づいて言っているのだと思うのです、きっと。

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Friday, November 14, 2014

3錠の不思議

【11月14日特記】 最近、年のせいか、健康絡みのネタが多いのですが、今日は薬の話。毎回毎回、特に何も調べずに思ったことをテキトーに書いているだけなのですが(笑)

昨日まで風邪引いて市販の風邪薬を呑んでいたのですが、あれって、なんで1回2錠とか3錠なんでしょうね?

2錠ならともかく、3錠となるとちょっと喉を通りにくい。あれ、1錠にできないんでしょうかね?

カプセルなら「1回1カプセル」というのもたまにありますが、錠剤だとあまりないのは、多分カプセルならできて錠剤ならできないということなんでしょうね。なんでできないんでしょうね?

簡単に想像がつくのは、単純に3錠を1錠にしてしまうと、デカくなりすぎてそれこそ喉を通らなくなるからなんでしょうね。ま、アメリカではお構いなくクソ馬鹿デカいビタミン剤を呑ませてくれますけどね(笑)

あと考えられるのは、1錠にしてしまうとなかなか溶けない、なんてこともあるのかしら? 1錠を3錠に分割すると、間違いなく総表面積は増大するので、いっぺんに速く溶けるはずですもんね。

でも、速く溶けてほしいなら顆粒にすれば良いじゃないか──と、こんなこと考え始めると眠れなくなるんですよね。

あるいは顆粒とか粉末だといっぺんに溶けすぎるなんてこともあるんでしょうか? でも、それならなんで平然と顆粒や粉末が売られているのかが解らないのですが…。

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Wednesday, November 12, 2014

Play Log File on my Walkman #100

【11月12日特記】 ちょうど1ヶ月ぶりのプレイログ。今回は記念すべき100回目なので、このシリーズの成り立ちについて書いておきます。

僕は iPhone を買う前から音楽は SONY の Network Walkman に入れており、今に至るまで、そこにどんどん自分の好きな曲を落としこんで行っています。

この機械に入れているのは全部日本の曲です。

古くは戦後間もないころから今年の曲まで、流行ったか流行ってないか、いや、そもそもシングルカットされているかいないかに関わらず、単に僕が好きな曲、日本ポップス史に書き残して良いのではないかと思う曲を選んで、今では2000曲を超えています。

で、もともとはステッパーという健康器具を踏みながら僕が聴いた曲の記録をここに載せていたのですが、今では特にそれに限定もせず、かつ、聴いた曲を全部ここに載せるということもせず、適当に10曲ずつ選んで披露しています。

大体月1回くらいのペースになっています。んで、今回はこんな感じです。

  1. テレフォン・ノイローゼ(甲斐バンド)
  2. 横須賀ストーリー(山口百恵)
  3. 燃える渚(小川みき)
  4. ふられ気分でRock'n'Roll(TOM★CAT)
  5. Dear(中島美嘉)
  6. 陽はまた昇る(伊東ゆかり)
  7. Pom Pom 蒸気(細野晴臣)
  8. 9月の海はクラゲの海(MOONRIDERS)
  9. REVERSI(UVERworld)
  10. 赤い風船(the Indigo)

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Monday, November 10, 2014

『アイドル国富論』境真良(書評)

【11月10日特記】 境真良さんの本を読むのは『テレビ進化論』『Kindleショック』に次いで3冊目である。この3つのタイトルを並べてみただけでも、いかに守備範囲の広い人なのか分かるだろう。

ご存じない方のためにもう少し著者のプロフィールを紹介すると、境さんは東大卒で、経済産業省の現役官僚である。そして、大学の先生でもある。で、もうちょっと驚かすなら、ついこの間までニコ動でおなじみの(株)ドワンゴに出向していたのである。

この本のタイトルを見て軽いアイドル論だと思ってはいけない。これは学術論文であると言っても良いくらいの本である。本屋で平積みになっているライト・エッセイの類と一緒にしてはいけない。論理的整合性、論旨の通り具合がそこら辺の“読み物”とは違うのである。

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Sunday, November 09, 2014

映画『小野寺の弟 小野寺の姉』

【11月9日特記】 映画『小野寺の弟 小野寺の姉』を観てきた。

どうも抵抗があったのだが、割合良い評判も聞くし、監督の名前に記憶がなかったので調べてみたら『TIGER & BUNNY』の2本の映画の脚本やストーリー・ディレクターを務めているということが判ったので、それを信頼して観に行くことにした。

何に抵抗があったかと言えば、それは片桐はいりを恋愛映画の主演に据えるセンスである。

俳優の美男美女率は一般社会のそれよりも遥かに高い。それは当たり前のことで、誰もが写実的なものより綺麗なものを観たいのである。

とは言え、芝居によってはブスの役柄が必要なケースもある。そういう場合は、正統的な美人女優は避けて、ちょっと天然のかわいい系かファニー・フェイス系の女優に、眼鏡を掛けさせたり鬘をつけたり突拍子もないメイクをしたりして凌ぐのが一般的である。

中には『モンスター』のように、高岡早紀に特殊メイクを施して、痛々しいほどの醜女に仕立てあげたケースもないではないが、一般的には、映画やテレビ・ドラマに出て来るブスは、ブスというほどブスではないか、ストーリーの進行にあまり影響しない脇役であるかのどちらかである。

それを考えると、どうして片桐はいりで恋愛を撮るのだろう?と訝しく思う。

もちろん、恋は顔でするものではない。あるいは、顔でするものとは限らない。しかし、いずれにしても、片桐はいりのあの顔と恋愛するためには、何かくっきりとしたきっかけが必要である。

それほどの顔なのである。それほどの飛び道具なのである。

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Saturday, November 08, 2014

映画『クローバー』

【11月8日特記】 映画『クローバー』を観てきた。出かける直前に酷評を読んだのだが、いや、僕には意外に面白かった。

ホテルに勤めるドSの上司・柘植暁(大倉忠義)と前向きなOL・鈴木沙耶(武井咲)の恋物語である。

他のところにも書いたが、僕はこのドSとかドMとか言う表現は好きでない、と言うか、しっくり来ないのである。マルキ・ド・サドやマゾッホに対して失礼だと思う。

現にこの柘植も人を苛むことで歓びを感じる人間ではなく、弱みを見せたくないという思いと、怖がりである裏返しから、単にそういう言動に出てしまうだけのことである。

表現はぶっきらぼうでも誠意があれば思いは通じると勘違いしてるから、こういう表現型になってしまう。これは僕自身も思い当たるフシがある。

一方、沙耶のほうは、真面目で前向きで頑張り屋に見えるが、実はいざというところで先手を打って積極的な行動に出ることができないタイプで、それが証拠に仕事の上では間際になってのミスが多い。

そんな風に実はある意味消極的だった沙耶が、突然「僕とつきあえ」と言うような“ドS”の上司に接することによって、自分から求めないと幸せの四つ葉のクローバーは手に入らないのだと学んで行く成長物語──と僕は読み解いた。

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Friday, November 07, 2014

動員の終焉?

【11月7日特記】 11/5 の全国民放大会のシンポジウムでのやりとりについて書き残しておきたい。さらっと流れて行ったので、あまり引っかかりを覚えなかった人がほとんどなんだろうけれど、僕は非常に強いショックを受けた。

それはコーディネーターを務めた津田大介さんと、パネリストのひとりであった博報堂ブランドデザイン若者研究所の原田曜平さんのとのやりとりだった。

原田さんは最近流行りの「マイルドヤンキー」というカテゴリを提唱した人物として有名であるが、肩書のとおりずっと若者の研究をしてきた人だ。

その時のテーマが何で、どんな流れの中での議論であったか、ちゃんと憶えていないのだが、シンポジウムの終盤で津田さんが「twitter を通じてそれが拡散して」という、いつもの津田さんの持論、と言うよりむしろ twitter の定説となっている論を展開し始めた。

するとそこで原田さんが割って入って、「津田さん、それは昔の話で今はそんなことありませんよ。若い子たちは鍵を掛けている子が増えてますし、不特定多数に広がって行くことはありません」と言ったのである。

津田氏の著書には『動員の革命』というタイトルのものがあり、これは言うまでもなく、「アラブの春」に代表されるような、twitter などのソーシャル・メディアを通じて人が集まり、それが現実社会を動かしたという事例を指している。

ところが、原田さんは津田さんに対して、日本の若者に限れば、「これはからは動員の革命など起こり得ない。彼らは自分の周りの、直接の友だちとしか接触しない」と全面否定したのである。

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Thursday, November 06, 2014

11/5サイト更新情報

【11月5日特記】 サイトを更新しましたのでお知らせします(このブログではなく、併設している私のHPの更新案内です)。

最近またペースが落ちてきて、今回もレギュラーのことばのエッセイ1編のみです。今回は7年前に書いたテーマで、少しだけ角度を変えて書いてみました。

というわけで、今回の更新は下記の通り:

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Tuesday, November 04, 2014

ホームページ改装日誌(了)

【11月4日特記】 このブログとは別にやっているサイト Wise Word Web の改修がとりあえず終わった。

5月20日の記事でとりあえず最初の新装オープンをして、そのあと「多分少なくとも年末ぐらいまでは、この作業を続けていると思う」 と書いていた、そこまでの作業が終わったということである。

・・・

どこが変わったかは分からないでしょう。はい、分からないと思います(笑)

昔と今のページソースのレベルで見比べた時に初めて、前より統一感が出た、みたいな話なのであって、表(おもて)のホームページだけ見てくれている方にはほとんど違いは見えないと思います。

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Monday, November 03, 2014

ハッカソン雑感

【11月3日特記】 会社の主催でハッカソンを実施した。自分も現場にそこそこ近いところでそれに関わってきて、感じたことを書いてみる。

1)ハッカソンはアイデアではなく物作りを競うイベントである。

どんな素晴らしいアイデアがあっても、そのアイデアをアプリなりガジェットなりウェブサービスなりの形で、動くものとして提示できなければ値打ちがない。

そう、これは一見プレゼン・ショーのように思われるかもしれないが、そうではない。これは物作りの復権を高らかに宣言するイベントである。

2)とは言え、採点は難しい。

予選のアイデアソンでも、本選のハッカソンでも、選考は難航した。各審査員の判断が割れる、ということもあるが、一人ひとりの審査員の頭のなかで割れる、と言っても良いくらい、非常に悩んでしまうのである。

それは出来上がってくるものがあまりに多岐にわたっているからである。選考する審査員の側が試されている感さえある。

結局のところ、「短期間でよくぞここまで作り上げた」という敬意が優勝を決めるのではないかなと思った。

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Sunday, November 02, 2014

映画『近キョリ恋愛』

【11月1日特記】 映画『近キョリ恋愛』を観てきた。

熊澤尚人監督は青春恋愛モノばかりを撮っている監督である。

その手の映画ばかり撮っている監督は往々にして見くびられてしまうのだが、僕が観た『DIVE!!』も『おと・な・り』も『君に届け』も非常に良かった。もっともっと評価されて良い監督だと思う。

そして、今回もコンビを組んでいるまなべゆきこの脚本が却々捨てたもんじゃない。

「ダブル・ツンデレ」の恋愛映画という宣伝文句だが、もう少し正確に言うと、男のほうは高校の英語教師で、確かにカッコイイんだけれど、ちょっとカッコつけ過ぎのぶっきらぼうな喋り方をする櫻井ハルカ(山下智久)。女のほうはその生徒の枢木ゆに(小松菜奈)である。

ゆにのほうは英語以外は常に学年トップ、特に数学は数学オリンピックで優勝するくらいの天才である。だが、論理の筋がはっきりしている数学は得意だが、きっちり線が引けない曖昧な学科である英語は苦手、と言うか、納得が行かない。

表情に乏しく、何があっても顔に出ない。だから、周囲からは何があっても「大丈夫だよね」と突き放されてしまう。男のほうはありがちなイケメン先生だが、そういう機械みたいな女の子という設定がかなりおもしろい。

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