すべり症心配症
【10月31日特記】 昨日に続いて病気の話。
会社の2年上の女性が腰椎すべり症になった。今はもう元気に出社しているのだが、手術すると聞いて「何の病気ですか?」と訊いたらこの病名を言われた。
僕は「なんですか、それは!?」と素っ頓狂な声を上げてしまった。だって、「上がり症」なら聞いたことがあるが「すべり症」なんて聞いたこともなかったから。
思えばそんな風に、子供の頃は聞いたことなかった病名が今は結構フツーに語られている。これは何なんだろう?
これが所謂心の病気であるなら、長らく偏見の彼方に追いやられて、病気という認定もされなかったものが、研究が進むと同時に社会が成熟して漸く病気だと認められた、なんてこともさもありなん、と思うのだが、身体の病気でなんでこんな新しいものが出て来るのか、よく理解できない。
現代特有の生活習慣病なのだろうか? それとも昔からあったのだけれど、昔は「年ですな」とか「そんなもん風呂で温もったら治る」とか言われて放置されていたのだろうか?
なんであれ、そういう新しい病名を聞いてしまうと、今までは腰が痛くても、「あ、ひねったかな」とか「年取るといろいろあるわ」で済んでいたものが、すわ腰椎すべり症ではないか?手術しなければならないのではないか?と心配になる。
取り腰、いや、取り越し苦労であれば良いのだが。
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