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Sunday, September 14, 2014

歯医者

【9月14日特記】 患者の側から見れば、何科の医者にも当たり外れがあるものだが、特に分かりやすいのは歯医者である。

小学校の時には随分外れの歯医者にかかっていた。悪いことにウチの近所の歯医者だったので、家族のうちの3人がそこで治療をしてもらい、あまり時間を経ずに別の医者を探すことになった。

特に母などは、治したはずの虫歯が痛むので別の医者に診てもらうと、「何の治療もせずに蓋だけしてあります」と言われたとのこと。ひょっとして医師免許もないもぐりの歯医者なんじゃないの?と家族で語り合った。

その歯医者は後に飛行機事故で亡くなったが、ウチの家族は誰一人「お気の毒」などとは言わなかった。みんなで口をそろえて「バチが当たった」と言っていた記憶がある。

入社したてのときに通っていた大阪市内の歯医者も名医だった。その時奥歯に結構難しい手術をしたのだが、その歯はいまだにびくともしていない。

そして、東京勤務時代に通った会社の近所の歯医者も名医だった。

磨き残しが赤くなる液体をつけてチェックした後、正しい歯ブラシの持ち方と磨き方、歯間ブラシの使い方などを懇切丁寧に教えてくれた。

僕はその時歯医者が言った言葉に大いに感服し、ずっと忘れないでいる。

彼は言った。

どんなに高い歯磨きや高性能の歯ブラシを使っても、物理的にこすることなく汚れが落ちることはない。

つまり、歯の汚れたところにきっちり歯ブラシの毛先が当たらないことには、汚れは決して取れないのである。

だから僕らは正しい歯ブラシの使い方で、歯の全面に歯ブラシの毛先が当たるように心がけなければならない。

寝る前に歯を磨いていると、いつもいつもこの言葉が脳裏に甦ってくる。

それ以来僕の歯は随分白くなったように思う。

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