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Friday, August 15, 2014

『LUCY』マスコミ試写会

【8月15日特記】 映画『LUCY』のマスコミ試写会に行ってきた。リュック・ベッソン監督脚本作品。

これはめちゃくちゃに面白かった!

何を措いてもまず書いておきたいのが、この素晴らしい映像美である。これは映像でしかできないことを、至高の映像技術とセンスで余すところなく描いた映像作品であり、まず、そういうところに格別の敬意を表したい。

野生動物などの実写部分、CG を駆使した特撮部門、いずれも見事な色彩、造形、構図と、そして動きである。映画全編を通してその感動はほとんど途切れることがなかった。

予告編をご覧になった方はすでにご存知だと思うが、非常に単純な設定である。

場所は台北。韓国マフィアが謎の物質(青緑色で顆粒状のもの)を密輸出して儲けようとしている。

そこに巻き込まれてしまった米国人女性ルーシー(スカーレット・ヨハンソン)もその運び屋に仕立てられてしまうが、ある手違いから彼女がその物質を体内に摂取してしまう。

その物質の効果によって、彼女の脳が活性化する。普段人間は自分の脳の 10% しか使っていないとされているが、彼女は謎の物質の大量摂取によって 20%、30% とどんどん覚醒して行く。

そのことによって知覚や学習の能力が向上するのは良いとして、どうして他人や物質を、触れることもなく自由に操れるようになるのか?──そこら辺りはSF的には説得力に欠けるところなのかもしれないが、僕の場合で言えば、この鮮やかな映像の流れの中ではちっとも気にならなかった。

それだけ進化してしまうと、大体誰と戦ってもルーシーが勝ってしまうのは目に見ているのだが、その勝ち方に活劇的な面白さがある。

あまり複雑な展開を持ち込まず、ルーシーと、ルーシーの謎を解く役目を引き受ける大学教授(モーガン・フリーマン)、韓国マフィアのボス(チェ・ミンシク)、そしてパリの警部(アムール・ワケド)という少数のキャラに絞って、テンポよく、1時間半という短い枠に収めた脚本は見事なものだ。

そして、行き着くところは「時間」という展開も、人によっては「なんだそれ?」なのかもしれないが、僕は却々余韻があって良かったと思う。

何よりも画に力のある映画だった。もう一回観ても良い面白さだった。いや、多分何回見ても面白い映画だと思う。

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