新聞販売店が来た
【6月22日特記】 4/1付の記事に書いたように、4月から紙の新聞を取るのをやめた。
で、その記事に書いたように、全般に快適で、やめたことによるデメリットはほとんどない。
強いて言えば、デジタル版だけを読んでいると、新聞休刊日が分からないということくらいである(笑)
さて、新聞販売店が来た。「前に懸賞に応募した際の記念品を渡したい」と言う。懸賞に応募した記憶もはっきりしないが、持ってきた女性が「渡さないと怒られる」とインターフォンの向こうで言うので開けてやる。
しかし、本当は景品のクリアファイルを渡したいのではない。再購読を勧めたいのである。
「あの、以前は取っていただいてましたよね。今はどこか別の新聞をお取りになっているんでしょうか?」とおずおずと訊いてくる。
「取ってません。紙の新聞やめました」と答えて、とっとと追い返す。
ドアを締めながら見えた彼女はものすごく曖昧な表情をしていた。
新聞社を変えたり、新聞を読むのをやめちゃったりする人にはたくさん出会っていて、それなりに言う台詞も用意していたりするのだろうが、紙の新聞をやめてデジタルで読む人種というものを、彼女はうまくイメージできないのではないか。
何も言わずに帰って行った。彼女はこのあとどうするのだろうか?
« 熱の行方 | Main | 吉田拓郎 AGAIN »
Comments