不思議な飲料
【5月6日特記】 下戸が酒について書いたりすると嗤われるだろうと思って普段はあまり書かないのだけれど、ノンアルコール飲料のことなら良いだろうと思って、書いてみる。
僕はノンアルコール・ビールという奴がよく分からない。あれは誰が飲むのだろう? あるいは、誰に飲ませようとして作っているのだろう?
僕はあの飲み物は頼まない。あれを飲むくらいなら、後から眠くなっても頭が痛くなっても、普通のビールを飲むほうが良い(ま、ビールをちびちび飲んでいる分には、吐くところまで行くことは滅多にないのでw)。
あれは酒が飲みたくて仕方がないのだけれど諸般の事情で飲むわけに行かない人が飲むのだろうか? アルコールは入っていなくても、せめてビールの味がするものを?
しかし、あれはビールの味がしないではないか? 正直言って、あれは不味い。もちろん全部のメーカーのものを飲み比べてみたわけではないが…。
ビールは、もちろん生まれて初めて飲んだときは「なんじゃ、こりゃ!」と思ったが、今では味自体を不味いとは思わない。しかし、ノンアルコール・ビールは、あれはどう考えても不味くないか?
慣れの問題だと言われれば、それまでの話だが…。
それにしても、本当のビール愛好家があんなもので満足するのだろうか? 僕はそこが不思議で仕方がない。
そして、それよりも、酒を飲みたい人というのはてっきり酔いたくて飲むものだと思っていたのだが、酔わなくても味や“のどごし”がビールに多少似ていれば、ただそれだけで満足するのだろうか? そこも解せない。
では、あれは下戸用の飲料か? ひと目で下戸と分かるよなものを飲むのが恥ずかしいから飲むのか? そうも思えない。
今は飲めない人間へのプレッシャーが昔ほど強くない。
それに、僕が酒席デビューした時代には烏龍茶というものがなく、刺し身にオレンジ・ジュースなどというみじめな組合せに耐えるか酒で我慢するかという究極の選択を強いられたものだが、今は烏龍茶という、既に市民権を得た飲料がある。
僕は下戸と嗤われてもなじられても烏龍茶を選びたい。
なのに、酒席では上戸も下戸も結構アレを注文する。僕は不思議で仕方がない。
みんな味が分からないのだろうか? 味が分からないくらい酔っ払ったってことなんだろうか? 上戸も下戸も?
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Comments
二刀流の私にとってはノンアルコール飲料は水道水以下。
でも蜂蜜を溶かして飲んだら結構いける。
お試しあれ!
Posted by: バーモント蜜山 | Friday, May 09, 2014 17:11
> バーモント蜜山さん
へえ、ほんとですか。そりゃ、びっくり。今度やってみます。しかし、それにしても今回のハンドルネームとコメント内容は見事にマッチしてますねw
Posted by: yama_eigh | Friday, May 09, 2014 23:45