さえずり再び
【4月26日特記】 ここのところ毎朝どこかの野鳥が我がマンションの上で驚くような美声を聴かせてくれている。
去年の9月にも同じような記事を書いたが、あの時の鳥とは違う。あの時はいろいろ調べて、多分ミソサザイじゃないかな、という結論に達した。ただ、本当にミソサザイだったのかと言われると自信はない。
それに比べてこの鳥については極めてはっきりと見極められた。ジョウビタキである。
妻も僕もあの美しいさえずりの主が誰なのかずっと気になっていた。妻はそれをボイスレコーダーに録音した。妻が仕事に使っているやつだが、これがアウトドアでも抜群の性能を発揮して、とても明瞭に録音できている。僕も iPhone に録音したのだが、非常に聞き取りにくかった。
で、今日はバルコニーに出て、その声の主をウチのマンションのテッペンの避雷針の上に発見し、双眼鏡でじっくり観察することができたのである。
野鳥についてこのブログに何度か書いているとは言え、別に僕はバード・ウォッチングが趣味なわけでも野鳥に造詣が深いわけでもない。ただ、野鳥図鑑を時折見たりしていたので、今日の鳥はひと目見てヒタキの類だと思った。あのお腹のきれいなオレンジ色は何だったか?
ルリビタキ? ジョウビタキ? キビタキ?
でも、ここまで絞れていれば、確かめるのは簡単である。おまけに啼き声まで録音してある。突き合わせてみると、これは明らかにジョウビタキである。
高いところに留まる習性もピタリと一致する。
iPhone に入れている「野鳥鳴声図鑑」によると、このさえずりは「ヒーチュリチ チッチュチィー」と擬せられるらしい。
一瞬キビタキかなとも思ったのだが、キビタキは「ピイチュリ ピッポプリ ピッポプリ」だがら違う(笑) しかし、こいつも我が家の近所にいるのは間違いないが。
で、あまりに美しいメロディーなのでこの録音をブログに上げたいと思ったのだが、残念ながら音声ファイルを上げる仕様になっていない。自分で工夫して上げるには僕の知識では少し足りず、調べる必要があるので面倒になってやめた。
しかし、本当に良い声である。9月の記事でもそう書いたが、一度検索して聴いてみてほしい。
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