紙の新聞をやめた
【4月1日特記】 昨日で紙の新聞をやめた。
今までは紙とデジタルのセットを1紙、それ以外にデジタル版を1紙読んでいた。
そのセットのほうをデジタルのみに切り替えたのである(と言うか、実際には切り替えさせてもらえず、解約した上で再契約するという手順を踏むしかなかったのであるが…)。
セットで契約するとデジタル版自体の購読料はとても安く済む。だが、もちろんセットの合計料金よりデジタル単独のほうが安い。
今までは iPhone と Kindle Fire HD で読んでいたのだが、本格的にデジタル・ライフに移行するに備えてもう少し画面の大きい iPad Air も購入した。
僕自身はいつ紙をやめても良かったのだが、妻が嫌がるだろうと思っていた。
世間の主婦はごく特定の紙面以外ほとんど新聞を読まない人が少なくないと聞くが、妻は(もっとも妻は主婦の役割は果たしているものの、世間的に見て主婦のカテゴリには入らないのだろうが)、くまなく新聞を読む人だ。
だから、紙の新聞でないと嫌なのかと思っていたのだが、「私は iPhone で読めれば何の問題もないよ」と言う。
新聞を取らないとチラシが読めないから困ると言う人もいるようだが、この点でも妻はステレオタイプの主婦とは正反対で、仕事に関連する特定のもの以外新聞のチラシには目もくれない。
ならばということで、やめることにした。
マンション住まいをしていると、毎朝下まで新聞を取りに行くこと、そして、月に1回特定ゴミの日に溜まった新聞紙を(そして、月に2回はチラシ類を)持って降りること──この2つが結構面倒臭いものである。
その面倒臭さから解放されると思うと心が晴れる。
Kindle があるのに iPad を買ったのは、画面の大きさもあるが、Kindle をずっと使ってみてやはり iPhone/iPad より操作性が悪いということ、そして、iPad は基本的に iPhone と操作方法が同じなので、妻も戸惑わないという理由である。
新しい時代の新しい選択、などと格好をつけるつもりはないが、暮らしは快適な方向に行くものだなあと、自分では思っている。
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