死後のブログ
【2月27日特記】 前にもどこかに書いたと思うのだが、歳のせいか、自分が死んだ後このブログはどうなるのだろうと時々思うようになってきた。
で、前に書いた時にはそんなにはっきりしたイメージはなかったのだが、最近なんとなく自分がどうしてほしいかが分かってきた。
僕は有料のプランでブログを運営しているが、死んだらすぐに全部削除するのではなく、暫く残しておきたいのである。ただし、未来永劫残しておく必要はない。あくまでどこかの時点まで暫く残しておきたいのである。
料金は死んだ後も銀行預金やクレジット・カードから自動で引き落とされるから、放っておけばブログもホームページも削除されることなく続いて行くのだろうが、しかし、残された者が削除するのか残すのかを悩むようなことになるのも申し訳ない。
生きている間に、(例えばこのブログであれば nifty 社に対して)宣言できないものかな、などと思う。
遺族からの連絡等によって nifty が僕の死を知るところとなってから、例えば10年間残してほしいなどと今のうちから申請しておくのである。
死んだ後も未来永劫使用料金を払い続けるのは無理というものだが、月々の料金はそれほど大したことがないから、10年一括ぐらいであればなんとか生前に先払いすることができる。そういう制度ってないかな、と思うのである。
そして、みんながそれを使い始めて、いろんなブログに「このブログ主は○年☓月△日に死亡しており、以後5年間残す契約をしているので、あと186日で削除されます」などという表示が付くようになるともっと良いと思う。
そうなると次の展開が可能になるのである。何かと言うと、それがもっと残してほしいと思うようなサイトであるなら、例えばクラウド・ファンディングみたいな形で、読者がカンパして続けられるようなシステムができれば最高だと思うのである。
いや、僕のサイトがそういうシステムによって未来永劫残ることを期待して言っているのではない。そんなに値打ちのあるものを書いているとは思っていない。
ただ、読者の立場からすると、作者が死んで暫くの間、それを残すか残さないか判断する期間があったら良いなあと思うのである。僕はきっと誰かのためにカンパするだろうと思うのである。
僕のサイトも、死んで暫くの間は何人か読んでくれる人、検索でヒットする人はいるだろう。そして、いつしか誰も読まなくなるだろう。もちろん誰も読まなくなったら僕のサイトを残しておく必要はどこにもない。
ただ、いろんな意味で、いろんなことへの配慮から、暫くの猶予はあって良いのではないかな、と思うのである。その「暫く」を少し長めに見積もって、料金を先払いできたらなあと思うのである。
どうですかね、nifty さん、ならびに他のプロバイダの皆さん、ちょっと考えてみてはもらえませんか?
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