冬至れり
【12月25日特記】 冬至を過ぎるとウキウキしてくる。夏至を過ぎると悲しくなる。
夏は好きな季節だが、そういうことは関係がない。暑いのと寒いのと、どちらが過ごしやすいか、といった問題でもない。
ここからは日がどんどん長くなるのが嬉しいのである。
ここが山の頂き、ここが谷の底とはっきり分かっているのなら、山頂よりも谷底のほうがよほど好きである。これ以上は日が短くならないという事実に心が励まされるのである。
そういう風にして、山頂よりも谷底に安堵するのが僕らしいメンタリティであり、僕のパーソナリティであるのかもしれない。
そういうわけで毎年冬至を過ぎると少し心が明るくなる。
そして、それに加えて、とりわけクリスマスは、僕が小さかった頃から今に至るまで、一年中で一番好きな日だ。
May You Have a Very Merry Xmas and a Happy New Year !
Comments
ずいぶん昔から、冬至、クリスマス、新年はすべて同じ出自だと思ってきました。旧暦で育っていたらそんな発想はできないのでしょうね。
Posted by: hikomal | Thursday, December 26, 2013 23:03
> hikomal さん
「同じ出自」って、どういう意味でしょう?
Posted by: yama_eigh | Thursday, December 26, 2013 23:10
大昔、夏至を発見した太古の人類も、その日が嬉しくて、いつの間にか文字通りの太陽暦が始まったと思います。新約聖書、キリスト教の成立は1500年ほど前ですが、降誕節の日づけが今のあたり(国によって差異がある)になったのはもう少し最近になってから。福音書には日づけの指定はないので、どこかに決めたかった初期の信者が考えたもの。多くの国(宗派)で、冬至当日を選択したと思います。中学のころ、なぜクリスマスと元日が1週間違いなのかを考えた少年の結論です。
Posted by: hikomal | Friday, December 27, 2013 04:48