USBフラッシュメモリの死
【11月25日更新】 今日突然 16GB の USBフラッシュメモリの中身が消えてなくなった。いや、全部ではない。正確に言うと、44MB の Excelファイル1個だけを残して、山ほど入っていた他のファイルが全部飛んでしまった。
物は壊れる、人は死ぬ、三つ数えて、眼をつぶれ──である。
こういう日は必ず来る。最近接続が悪くて、USBドライブに差し込んでもすぐに認識してもらえなくて、ヤバイな、そろそろデータ移し替えたほうが良いかも、と思っていた矢先にいきなり来た。
もとよりファイル・バックアップ用のメモリだし、バックアップは常に二重三重にしているので、これが1個まるごと消えたって別に痛くもない。
しかし、機械が壊れるというのは、摂理ではあるが、どことなく哀しい。
そして、何が哀しいって、メモリの容量が増えていること。
昔は GB 単位のフラッシュメモリなんかなかった。漸く売り出された時には何万円もした。それがいつの間にか気がついたら、16GB などという大容量を気軽に使っている。
これが仮に 1.44MB のフロッピー・ディスクだとしたら 11,111枚分。
仮にそのフロッピーに全てのファイルを分割して(分割できたとしての話だが)保存していたとしたら、1枚ぶっ壊れたとしても残りの 11,110枚はセーフで、ほとんどのデータが救えたはずだ。
それが、フラッシュメモリ1個ぶっ壊れて 16GB がパー(まあ、そんなに入ってはいなかったけど)。
爪が剥がれて巨人が死ぬ──そんな感じである。
(ここまで読み終わって今「フロッピーディスクって何?」って言ってるあなた。ごめんなさい、あなたには意味の分からない文章でしたね。はい、気にしないでくださいw)
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