キーワード
【10月17日更新】 今の若い子たちのキーワードって何なんだろうと思う。多分そういうのは少なくなっているんだろうなと思う。
しかし、それはキーワードがなくなっているのではなく、キーワードが個別化しているのだろうと思う。
僕らの時代のキーワードは「自由」ではなかったかと僕は思う。
僕らの前の世代がおっ始めた学生運動もフォーク・ソングもロックも新劇も、そしてビートニクやサイケデリックまでも、みんな自由がキーワードだったように思う。自由が時代と世界を覆い尽くしていたように思う。
僕らはそれを学び、それを真似、自分なりに考えてそれを実践しようとした。いや、それを守ろうとした、と言うべきかもしれない。
極論すれば、僕が今働いているのも自由のため、自由を得るためなのかもしれない。考えてみれば、中学時代からずっと自由を追い求めている。
だから今でも、会社の中で自由を制約する動きが出てくると激しく反発する。そして、そういう僕には同志がいる。そこがポイントだ。今となっては決して多数派ではないかもしれないが、ともに自由のために戦う同志が何人かいる。あるいは、同志がいるという意識がある。
今はそういうのってないんだろうな、とふと思った。いや、ふと思っただけで、深い考察に基づいたものではない。もう少し観察して、もう少し考えてみたい。
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