Play Log File on my Walkman #89
【9月4日特記】 不定期で掲載している僕の Network Walkman でのランダム再生のプレイログ。今回も10曲、というか、何曲か溜まった中から10曲選んで。
- SUMMER CANDLES(杏里)
- 桜吹雪(豊田勇造)
- 少年の木造ランプ(マザー・グース)
- マージービートで抱きしめたい(THE GOOD-BYE)
- Positive (21st century ver.)(森川美穂)
- コネクト(ClariS)
- 気分をかえて(香坂みゆき)
- ほんとだよ(遠藤賢司)
- 国境の町(巻上公一)
- Headlight(MONKEY MAJIK)
1)杏里と言えば『CAT'S EYE』『悲しみがとまらない』が定番である。前者は小田裕一郎、後者は林哲司という、それぞれ大御所の作曲家の手によるものだが、ANRI本人の作曲(作曲家の時はローマ字表記になる)によるこの曲こそが、彼女の代表曲ではないかな、と常々僕は思っている。
2)豊田勇造の数ある曲の中でも、相当印象の強い、異色の作品だと思う。桜の精が女に化身して現れる、と書いてしまうと何でもないように思えるが、いや、この詞は到底書けない。ギター1本での伴奏がこれまた素晴らしい名曲。
3)金沢の女の子3人組、バックはラストショー、アルバム・ジャケットはユーミン筆、という幻の名バンドだが、中でもこの曲は名曲。他の作品のような若干奇を衒ったところもなく、しっかりしたアメリカン・ロックのバラードである。コーラスも美しい。
4)たのきんトリオのヨッちゃんこと野村義男がリード・ギター弾いてたバンド──などと言っても、若い人にはちんぷんかんぷんだろう。けれど、野村義男は(変な言い方だが)ジャニーズのアイドルなのに超一流のギタリストで作曲家なのである。
タイトル通りのマージービートのきれいな曲である。
5)大ヒットのない歌手だけれど、僕は森川美穂という人が大好きなのである。特にこのよく伸びてしっかりと太い声質。で、この歌もオリコン最高59位。91年のシングル。
ああ、この時代には、みんなこういう音作ってたなあという、シャカシャカした、フュージョンっぽい、ブラスの入ったアレンジ。中盤の転調が心地良い。
6)古い曲ばかりの中で、これは比較的新しい。2011年のアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』のオープニング。アニメともども大ヒットになった。歌っているのはまだ高校生というアイドル・デュオだが、ハーモニーはしっかりしている。
転調してサビに入るというありがちな構成だが、印象に残る曲である。
7)香坂みゆきというと歌手のイメージがないという人もいるだろうが、僕は歌手として非凡な存在だったと高く評価している。声質と言い声量と言い、一級品だと思う。
この曲は山崎ハコのカバーで1981年の発売。明らかにオリジナルを超えていると思うが、どうだろう?
8)エンケンの初期の名作。1969年発売である。あの時代のムードだと言えば確かにそうだが、その中でも異彩を放っている。こういう何の衒いもない曲ってすごいと思う。
9)ヒカシューのベーシスト/ボーカリスト巻上公一が1982年に発表したカバー・アルバム『民族の祭典』に収められた1曲だが、なんとオリジナルは1935年、東海林太郎の大ヒット曲である。
同じアルバム所収の『イヨマンテの夜』もそうなのだが、もう怒涛のボーカルとしか言いようがない。
10)これは2011年の作品。CMやら番組やらとタイアップ多数。その割にはそんなに流行らなかったけど、このカナダ人兄弟を含むバンドらしい特徴をしっかり押し出した良い作品だと思う。
メロディもコーラスもすごくキャッチーだと思う。
今日はこんなとこ。本日の一番古い曲と新しい曲の差は76年(笑)
Comments