すっきりしない
【8月2日特記】 読んで憶えてくれている人はいないだろうけれど、今年の5/23付の記事にこんなことを書いた:
先日カードの不正使用被害に遭って(この件についてはいつか追って書く。一応カードは廃棄処分にした)、共通のパスワードを減らす作業をしている。
で、「追って書く」と言いながら書いていないのは、いつまで経っても決着しない、というか、音沙汰無しになってしまったので、全部落ち着いたら書こうと思っていたのに書くきっかけが得られないからである。
僕はクレジットカードの請求明細は毎月チェックしている。そして、5/19に1枚のカードの明細をネット上で見ていたら、身に覚えのない iTunes での買い物34件、97,600円が請求されていることに気づいた。
カードのデータを盗まれた原因について思い当たるフシはない(可能性があるとしたらネットでショッピングしたあの店ぐらいしか考えられない、という程度の、何の証拠もなく、全くの的外れかもしれない見当しかつかない)。
それよりも最初はカードのデータが盗まれたのか、iTunes のアカウントが乗っ取られたのか、それさえ判断がつかなかった。いろいろ調べていくうちにどうやら前者であろうという結論に達したのだ。
カード会社に連絡したところ、カードを止めるのは当然として、Apple に連絡してこれは自分の買い物ではないことを証明してもらえ、と言う。
で、Apple に連絡すると、確かにあなたの ID でダウンロードされたものではないが、あなたが使用したのではないという証明はできない、と言う。そして、カード会社に正式に調査を依頼するように、と言う。
それで、またクレジットカードの会社に書類を出して正式に調査依頼をした。61日目以内なら調査を受け付けるが、それを過ぎると受け付けてもらえないということもその時初めて知った。
で、どうやらカード会社と Apple が何らかの形で繋がった気配がした。
その結果、暫くしてから今度は僕と妻の Apple ID が突然ロックされて使えなくなった。Apple が調査の過程で念のために使えなくしたのである。
確かに元は2人とも不正のあった同じカードで引き落としていたのだが、しかし、すぐに再発行されたカードの新しい番号に入れ替えていたので、まさかこんなことになるとは思ってもみなかった。
そこから2人の Apple ID を再有効化するのにどんだけ手間隙がかかりどんだけ面倒くさかったか! 結局再発行したカードでは何をどうやっても再有効化できず、別の会社の別のカードの番号を登録することになった。
まあ、なんであれ、再び iTunes で買い物できるようになったわけだから、100歩譲ってそれで良しとしようではないか。
そして、そうこうするうちに、ある日遂に、ネット上の僕のカードの利用明細からその不正使用34件、10万円弱が消えていた。
ま、それは良いのだけれど、「不正使用だと証明できたので消しますよ(あるいは、消しましたよ)」という連絡はない。いや、それどころか、調査を受け付けたという連絡が最後で、それ以来何の連絡もない。
発覚したのが5月。いつの間にか梅雨も終わり、蝉時雨である。こんなもんなんだろうか? なんだかすっきりしないのである。
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Comments
ヒトゴトのように読んでましたが、今日、クレジットカードのセキュリティ担当者から電話がかかってきました。iTunesで本日買い物をされましたか?と。どうも不正ルートと思われる請求が上がってきたらしいのです。たしかに見に覚えのない請求です。その旨伝えると、即時カードの利用停止とiTunesのIDの利用停止手続きをします、と言われました。
カードの再発行は自動的にしてくれるそうですが、AppleIDについては自分で手続きをしてください、とのこと。やれやれ。
最近、多いんでしょうね、こういうの。
Posted by: リリカ | Tuesday, August 20, 2013 22:33
> リリカさん
ご愁傷さまです。Apple ID の再発行手続き、担当者は親切なんだけれど、めっちゃ面倒くさいです。途中でキレないで心落ち着けてやってください。ご健闘を祈ります。
Posted by: yama_eigh | Tuesday, August 20, 2013 23:49