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Thursday, July 18, 2013

フォーンさんを悼む

【7月18日特記】 いつも愛読させてもらっていて、相互によくトラックバックさせてもらっている映画ブログ「ラムの大通り」で、ブログ主のえいさんと2人で映画を語っていた猫のフォーンさんが亡くなったらしい。

フォーンさんが素朴な疑問を投げかけて、それにえいさんが分かりやすくて説得力のある答えを返して行く形で、毎回2人の会話は進行した。

もちろん、猫が映画について語るわけはないから、あくまでそういう形を採ってえいさんが全部を書いておられたということなんだろうけど、このブログはどこを読んでも人間と愛猫の会話に見えた。

えいさんの映画に対する卓越した洞察と、フォーンさんの、いかにも猫らしい疑問、そして、それをまた噛み砕いて行くえいさんの読解力と説明力──この絶妙のコンビに支えられたとても魅力的な映画ブログだ。

その語り手の一方が亡くなった。

前にも書いたように、僕は人が亡くなった時にあまり常套句的な言葉を投げかけたくはない。ただ、同じく猫と暮らしたことがある人間として、その悲しみは如何ばかりかと推察するのみである。

今後どういう形になるのかもしれないけれど、この素敵なブログはずっと続けてほしい。

そして、なんであれ僕らはフォーンさんの語り口をいつまでも忘れないだろうと思う。

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Comments

yams_eigh さん

こんばんは。
フォーンのためにこのような記事を立ち上げていただいて
もう、感謝の言葉もありません。

フォーンが亡くなってまだ4日。
出かけるとき、
フォーンがいつもいた出窓にちらと目をやったりするなど、
なかなか立ち直ることができません。
(妻など、泣き晴らして「瞼が長門裕之さん」状態です)
それでもフォーンがいつまでも自分たちのそばにいるような…。、
おそらくそれは
フォーンとブログ「ラムの大通り」でお喋りを続けてきたからだと思います。
実は、フォーンの前には、みゃん茶という猫と暮しており、
そのときは一ヵ月のペットロス状態でした。
抜け殻のようになってしまった自分に妻は、
新しい猫との出会いを勧め、
その結果、家にやってきたのがフォーンです。
それでも、なかなかフォーンには懐くことができず、
心の中は、みゃん茶への思い出でいっぱい。
でも次第に「フォーンの中にみゃん茶は入っているんだ」と思うようになりました。
そして今度は、みゃん茶とフォーンが次の猫の中に入る。
そのため、新しい猫に今、天国の彼らが面接しているんだと…。
変にスピリチュアルな話を書いているようにも見えますが、
猫と暮されたことのあるyams_eigh さんならば
きっとわかっていただけることと思います。

と、ぐだぐだと書きましたが、
それは、フォーンが入った次の猫による
「ラムの大通り」の継続を表明するためでした。

すでに、ツイッターの中では
フォーンは復活を遂げました。(キリストか?w)
近い将来、ブログのほうにも姿を現すと思いますので、
今後ともよろしくお願いします。  (えい)

早くお話が聞きたいのニャ。まずは『パシフィック・リム』だニャ。  (フォーン)


Posted by: えい&フォーン | Tuesday, July 23, 2013 at 00:09

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(もらわれてくる前のフォーン。こんなに小さかった…) (テーブルの上に手を伸ばすのが好き) ----ニャ、ニャんだよ、この変な匂い? 「これはカリフォルニアセージ。 ネイティブ・アメリカンが神聖な儀式のときに使うんだ」 ----へぇ〜っ。どうしてそんなもの焚い...... [Read More]

Tracked on Monday, July 22, 2013 at 23:45

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