ハードディスク・レコーダの死、あるいは復活
【7月24日特記】 ハードディスク・レコーダが返ってきた。ぶっ壊れて修理に出していたのである。
7/13(土)の夜、寝る前になんかブーンていう音がするなあと思ったら発信源はメイン・スイッチを切ってあるハードディスク・レコーダ。
俄に嫌な気がして電源入れてみると、長い間待たされた挙句、表示部に SYSTEM ERROR の文字。モニターには「再起動してそれでもだめならここに電話してください」との指示。何度か再起動したが効果なし。で、その日は電源プラグを抜いて寝る。
電子機器ではよくあることだが、それが功を奏して翌朝つけてみたら見事に復旧。しかし、喜びもつかの間、一度電源を落としてまたつけると SYSTEM ERROR という無常の文字が再び。
仕方なく所定の番号に電話して、7/15(月・祝)に修理引き取り。予告通り1週間から10日で戻ってきた。
戻ってきたのは良いのだが、当初から心配していたように、録画したものや設定などは全部消えた。いや、消えたのではなくハードディスクごとの交換になったのである。
これはまあ充分覚悟はしていた。しかし、実際に電話をもらってハードディスクごと交換しますと言われた時にはやっぱり何とも言えない脱力感があった。
で、26,880円(送料込み)。配達時に代金引換。
昔は街の電気屋さんがいろんなものを修理してくれたものだが、電化製品はいつの間にか電子機器になり、もうほとんど「修理」できる物はなくなり、「修理」できる人もいなくなった。
修理センターみたいなところから人が来て、持って帰るかその場でやるかはケースバイケースであるが、やることは大体ごっそりと何かを入れ替えるだけである。以前冷蔵庫が壊れた時も、基盤ごと入れ替えて、「はい直りました」と言われて唖然とした記憶がある。
でもまあ、直れば良い。
考えてみれば、PC のハードディスクも大体5~6年目ごろから怪しくなる。僕は大体6年(及びOS2世代)を基準に買い換えている。それを考えれば買って5年になるこのハードディスク・レコーダもそろそろ壊れる時期だ(もっとも PC に比べれば使用頻度は10分の1以下だと思うのだが…)。
ただ、いずれにしても今回ハードディスクはまた新品になったわけだから、これから5~6年は機嫌よく働いてくれるはずである。うん、そういう風に考えよう。
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