既知の読者、未知の読者
【6月4日更新】 最近会社で何人かの先輩や同僚から僕のブログを読んだ(あるいは「読んでいる」)と言われることが増えてきた。今日も会議で隣の席に座った人に言われた。
ネット上に書き始めたごく初めのころに何人かの知人に宣伝したのを別にすれば、自分から URL を教えたことはほとんどないし、そもそもホームページやブログを書いているということさえこちらからは言わないので、少しびっくりである。
なんで知ってるんだろ、というびっくりもあるし、へえ、この人が僕のブログを、という意外もある。
別に僕のブログが有名になってきたわけではない。まあ、昔に比べればアクセス数は増えているかもしれないが、この1~2年で何倍にもなったということはないはずだ。
では、なぜ僕のページにたどり着くかと言えば、それは検索するからである。
僕自身が、自分と同じテーマで書いている人がいないかと思ってググってみたら、何のこたぁない、自分のページが一番上に出てきたという経験を何度かしている。
僕は業界の人しか(もっと言うと、業界の、その担当の人しか)知らないようなこともいくつか書いているので、ニッチな検索をするとヒットするのである。
Google が出てきたころは別として、ここ10年くらいに限れば、必ずしも検索の精度が上がったということでもないだろう。それは多分、人がよく検索するようになってきたということだろうと思う。
で、僕のページにヒットしたら、本名が書いていなくても、僕の知人がそれを読めば僕だと分かるのである。
そういうわけで知人の読者は何人かいるということを、時々知らされるのである。
もっとも、基本的に未知の不特定多数に向けて書きたいという僕の思いは全く変わらないのであるが(笑)
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