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Wednesday, April 24, 2013

Play Log File on my Walkman #84

【4月24日特記】 ランダム再生で聴いている僕のプレイログ。気まぐれに紹介してる。今年5回目かな? 今回も10曲。

  1. 花 -Memento-Mori-(Mr. Children)
  2. HELLO ~Paradise Kiss~ (YUI)
  3. STELLA'S COUGH(大江千里)
  4. 嘘でもいいから(奥村チヨ)
  5. おとみさん ~TOMMY~(ミスゴブリン)
  6. 友達よ泣くんじゃない(森田健作)
  7. ストロベリー(TOKYO MOOD PUNKS)
  8. 燃えるブンブン(マギー・ミネンコ)
  9. パンと蜜をめしあがれ(クラムボン)
  10. 今夜はから騒ぎ(東京事変)

1)が流行ったのはもう17年も前である。時の経つのは本当に早い。桜井和寿の作品としてはかなり起伏のないほうだが、なんだか切実で、あの絞り出すような声を聞いてくると生きる力が湧いてくる気がするのは共通である。

2)デビューしたばかりの YUI を見た時、「こんな娘の作った歌が良いわけがない」と思った。つまり、天は二物を与えず、こんな可愛い子に高い作曲能力があるはずがないと信じて疑わなかったのだが、見事に裏切られた。

この曲は一昨年の映画のタイアップ曲だが、彼女らしい可愛らしくポップな曲。もっと激しくとんがった曲も書くのだが、こういうのも棄て難い。

3)はいつごろだったか? いずれにしても80年代だ。亡くなった宮川泰さんが『コーセー化粧品歌謡ベストテン』でよく言っていたように、僕も大江千里は天才作曲家だと思う。

この曲も、取り立てて特徴がないようでいて、やっぱり大江千里らしいキレを感じさせる。昔のファンとしてはジャズ・ピアニストになんかならずに、いつまでもポップのいぶし銀の名曲を書き続けてほしかったと思う。

4)は前にも書いたが、奥村チヨのレパートリーの中では、決して大ヒットではなかったが、断トツに好きな歌。彼女に似合うのはこういう長調の曲。こういうコケティッシュな路線。決して短調の『終着駅』みたいな哀愁路線ではない。

5)はすごいよね。これは特筆すべきリメイクの傑作だと思う。今聴いたら笑けてくるぐらい古ぼけてしまった春日八郎のヒット曲を見事にオキナワン・フレーバーの江戸ロックに書き換えている。こういうアレンジは聴いていて嬉しくなる。

6)森田健作は今何でしたっけ? 千葉県知事? 聴けば分かると思うけど、このビブラートが結構気持ち悪いんだよね。でも、当時はものすごい人気者だった。そして、歌はともかくこの曲は良かった。1972年。今聴くとちょっと『さらば恋人』に似ている。

7)は全然知らないグループの全然知らない曲なのだが、『モテキ的音楽のススメ ~中柴いつか・小宮山夏樹盤~』に入っていた。このシリーズは本当に良い選曲をしている。コンパクトなポップ・ロックなのだが、途中突然めちゃくちゃ字余りになるところが青春っぽくって面白い。

8)は苦労して手に入れた音源。これ知ってる人はタイトル聞いただけで思わず口ずさんでしまうでしょ? ♪750のエンジン、雨のサタデー・ナイトですよ。この素直な詞!

「ブンブン」がダサくて意味不明なんだけど、そこがマギー・ミネンコのダサくて可愛いところとマッチして良い。曲はとてもオーソドックスなポップス。

9)クラムボンのデビューは衝撃的だった。僕が最初に聴いたのがこの曲だった。突如として入ってくる3連符のフィルインにぶっ飛んだ。そして、そのあと暫くすると3連符のサビ! そうか、ここに地下で繋がってたのか!という感じ。

僕はこれほど表情豊かなリズムを刻んでるバンドを知らなかった。

10)赤坂プリンスホテルが取り壊されてほとんど高さがなくなってしまっている昨今、この曲はなんだか感慨無量なのである。特に僕はあそこで結婚披露宴を挙げたのである。

いやあ、しかし、東京事変の多彩さにはいつも舌を巻いてしまう。そして椎名林檎は作詞家としても作曲家としてもとんでもない天才である。♪赤プリがもぬけならば名ばかりの紀尾井町

今回はこれで終わり。

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