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Monday, March 25, 2013

幸せな労働者

【3月25日特記】 若いころ一緒に仕事をした仲間が最近彼の会社で偉くなった。僕は単純に良かったなあと思っていたのだが、先日彼が彼の会社の若い社員たちから「独裁者」と呼ばれているという話を聞いた。

うむ、僕にはあまり想像がつかない。確かに仕事をする上では押しの強いところのある奴だ。僕に対してもよく

「だけどさあ、それはこうでなきゃ、絶対おかしいよ!」

みたいな言い方をしていた。

でも、僕が、

「いや、でも、これこれこういう点も考慮してもらわないと…」

などと反論すると、割合素直に、

「まあ、それは確かにそうかもしんないね」

と応じる奴でもある。そして、

「じゃあさ、とりあえずこうしない?」

などと建設的な提案もできる奴だ。そこから僕らの仕事は進んだ。そこから僕らの会社同士は良い関係を取り結ぶことができた。

何が原因だか分からないが、彼の部下たちは今、彼との関係において、こういう好循環に入れないでいるのだ、多分。

上司である彼が、「絶対こうでなきゃおかしい!」と言い張った時に、「いや、そんなことないですよ」と軽やかに言い返すことができないのである、きっと。

とりあえず、細かい事情も分からない僕が、安易にどっちが悪いなどと言うのは控えようと思う。

ただ、自分もだんだん年を取ってきて、それなりに地位も上がってきて、自分が間違えたことを言い出した時に反論してくれる部下がいると信じられなければ、思い切ってものを言うこともできないなあと、これはつくづく思う。

考えてみれば、言いたいことを気兼ねなく言い合って、そしてちゃんと妥協点を見つけられていた僕らは幸せな仕事仲間であった。

できれば、幸せな上司と幸せな部下でもありたいのだが、はて、そのためには一体どうしたらいいのだろう?

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Comments

こんにちは。

>自分もだんだん年を取ってきて、それなりに地位も上がってきて、自分が間違えたことを言い出した時に反論してくれる部下がいると信じられなければ、思い切ってものを言うこともできないなあと、

私も最近、それを実感します。
自分は上司に物怖じせずに好きなことを言ってきて
それをどーんと受け止めてくれる上司だったので
本当幸せな関係だったのだと思います。

上司もどんどん定年退職して
今は自分が上になって指導・管理する立場ですが
その同じやり方ができるかというと、相手が違えば
そうはいかないわけで…。

言いかたとか、態度とか、そういうものに気を配ってはいるのですが
それは逆に彼らを信頼していないということなのでは?という気になることもしばしばで、模索中の日々です。

追記:あ、そういえば、前にお尋ねがありましたが、私はyama_eighさんの知り合いではないですよ~。ここでしか存じ上げません^^。

Posted by: リリカ | Sunday, April 07, 2013 16:41

> リリカさん

そうでしたか。僕の感じているところをあまりに見事に読み取ってもらえているので、ひょっとしてリアルで知っている人なのではないかと考えたのでしたw

そういう訳でリリカさんの書き込みを読むたびに、いつもいつもほっとしてしまいます。はい、今回も。

Posted by: yama_eigh | Sunday, April 07, 2013 20:58

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