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Saturday, December 01, 2012

マルチスクリーンのヒント

【12月1日特記】  昨夜は会社で佐藤尚之(さとなお)さんの公演を聴いた。やっぱり面白い。

ああいう風に大量のパワポのスライドを使ったパフォーマンスではともすれば無味乾燥になるものだが、なにしろ押さえてあるポイントが適切で、ご本人はあまり得意には思っておられないようだけれど、喋りのほうとも見事に調和して、講義である前にエンタテインメントとして成立している。

とても大事なことだと思う。

で、僕はさとなおさんのかなりの信奉者なので、知っている話もたくさんあったのだが、その中で特に深く胸に刺さったのは、テレビがソーシャル・メディアを使うに当たっては、ついつい個視聴の充実化という方向に行ってしまいがちなのだが、そうではなくて視聴をソーシャル化することを念頭に置かなければならないということである。

これは正直言って意識できていなかった。認識していなかった。

僕らはついつい、自分自身がネット・ユーザである立場から、「テレビを見ながらこんなことができたら便利」という発想で新しいサービスを考えてしまう。

もちろん便利になることは良いことなのだが、それだけでは面白くないのである。いや、面白いといえば面白いのだが、面白さが増殖しないのである。

インターネットを使った取り組みって、何が面白いかと言うと、それはまさにソーシャル的な盛り上がりなのである。テレビとネットが繋がって成功した例をいくつか考えてみると、意識していなかったのかもしれないが、結果的に視聴のリアルタイム体験をソーシャル化できていた、というケースがたくさんある。

僕自身のインターネットの世界でのいろんな活動が楽しくて楽しくて仕方がないのは、それは無意識のうちにもある程度うまい具合にソーシャル化が実現できていたから、いや、ちょっと違うな、僕自身がソーシャルの波に飲み込まれてしまっていたからなのではないか?

そこら辺にヒントがありそうな気がする。

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