ユニクロの人生
【11月25日更新】 今日は夫婦でユニクロで大量7点の買い物をした。悲しいかな温いのである。
今までに買ったどれだけ上等のパンツよりもユニクロの暖パンのほうが暖かいのである。ヒートテックの手袋は親指と人差指に通電糸が使ってあって iPhone の画面が操作できるのである。他にもいろいろ工夫がある。あまりに安いので、買おうかどうしようか迷うことにならないのである。
思えば昔のユニクロは、1回着用したものでも交換に応じるというのが売り物だった。「替えてえな」と駄々をこねるおばちゃんのCMをやっていた。ダサい衣料店の典型だった。
それがいつのまにこんなにイメージを入れ替えて、こんなに客が殺到する店になったのだろう。
新しい形のデザインにトライしたりせず定番ものだけに絞り、その代わりにカラー・バリエーションだけは豊富に取り揃えたのが第1の勝因。東レと提携したヒートテックなど、新しい機能的な化学繊維をいち早く使ったのが第2の勝因。そして、この安さが第3の勝因だろう。
そう、単に安いだけなら昔のままのダサい衣料店であり続けた可能性もある。
店内アナウンスで63周年と聞いて驚いた。僕よりずっと年上ではないか。
人間になぞらえるならば、中年まではパッとしない人生だったのが、急に花開いた感じである。僕もそういうのにあやかりたい気分である。
Comments
63周年ですか?ウィキペディアでは前身の会社も1970年代発祥になっています。「一度着ても交換できる」なるCMは、関東では見た記憶がありません。
Posted by: | Tuesday, November 27, 2012 23:06
ほんとですね。ユニクロのホームページでも1974年設立になってます。でも、店内アナウンスでそう言ってましたし、その日はホームページにもそういう記述がありました。
ちなみに「ユニクロ 63周年」でググってみるといろいろ出てきます。どういう計算なんでしょう?
1回着ても交換するというCMについては、たとえばここ
http://ameblo.jp/tomotaken/entry-10535606809.html
に記述があります。
Posted by: yama_eigh | Tuesday, November 27, 2012 23:35