ドナルドとブラス
【10月18日特記】 ドナルド・フェイゲンの6年半ぶりのニュー・アルバム『サンケン・コンドズ』が 10/16 付のオリコン洋楽アルバム・デイリー・チャート1位に輝いたとのことである。
発売されたことさえ知らなかったので、慌ててチェック。Amazon で視聴してみた。1曲まるごと聴けるサイトもある。
で、聴いてみて、とっても良いのだけれど、あまりに昔と変わってなくて、却って買う気がなくなってしまった。
ところで、その1~2時間前に、今日はこんな(←)アルバムをポチッとしてしまった。
昔と変わっていないのであれば、そのものズバリ昔のもののほうを選んでしまうというのは、やっぱり年のせいなのだろうか?
しかし、ブラス・ロックというものを統合的/俯瞰的に捉えた評論もコンピレーションも、僕は今まであまり目にしたことがなかったから、なんか惹かれたのである。
変わらないものは素晴らしい。だから、昔発表された作品は、それが名作であるほど輝いてくる。だが、その名作を生み出した作者には、少しずつでも良いから変わってほしいと思うのは欲張りなのだろうか?
いや、こんなことを書いているときっとドナルド・フェイゲンのファンに怒られるな。「何が変わっていないだ? こんなにも進化しているのが君の耳には聴き取れないのか?」と。
ひょっとしたら聴き取れないのも年のせいかもしれない(笑)
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