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Friday, September 07, 2012

随想:メール

【9月7日特記】 もう多分5年くらい前のことなのだが、会社のある人がこんなことを言っていたのを思い出した。

仕事のメールを送って、その日や翌日であれば、ま、出張に行ってたとか、めちゃくちゃ忙しかったとか、いろんなことがあるかもしれないが、翌々日になっても返信メールを寄越さないような奴は信用ができない。

僕は当時これを聞いて、「なるほど!」とも「何を馬鹿な!」とも思わずに、「ふーん、この人はそんな基準で人を測っていたのか」と思っただけだったけど、5年経った今思い出してみると、やっぱりどこかに違和感がある。正しいようで引っかかるところがあるのである。

そう言えば、会社に電子メールが導入された直後は、「そんなものもらっても読まないからな。連絡票にして持って来い」とか「僕のメールアドレスは誰にも教えない」とか、訳の分からんことを言っている人がいたものである。さすがに今ではそんなことを言う人はいない。

要するに、世の中、人それぞれみんな違った感覚を持っているのである。そして、その感覚は時とともに変わって行くのである。

例えば僕自身に照らすと、僕はメールを出した相手から3日間返信がなくても、とりたてて「信用ができないやつだ」などと怒ったりはせず、単純に「どうしたんだろう?」と思う。

ただ、僕自身がよく分からんのは、土日祝日に会社関係のメールを読まない人。これ、なんでだろ?と思う。

そう、僕の場合は何日経ったかではなく、金曜の夜に出したメールを月曜日になって初めて読むという行為に引っかかるのである。

僕はもう歯を磨くのと同じくらいの感覚で毎日メールをチェックする。仕事のメールも遊びのメールも関係ない。たとえ自分では仕事用と遊び用のアドレスを峻別しているつもりでも、送られてくるメールは混在しているものである。だから、なんであれ届いたメールは別け隔てなくチェックする。

会社のドメインも、家のアドレスも、ウェブメールも、会社にいようが出張してようが家にいようが、ひととおりチェックする。そして、それをやらない人のことが不思議で不思議で仕方がないのだが、それこそ人によって感覚が違うということでしかなく、それこそ仕方のないことなのである。

要するに一つの尺度で物事を判断したり、人を断罪しないことが大切なのである。

要するに、「ああ、僕だったらこうするんだけど、世の中いろんな人がいるもんだ」という風にやんわりと受け止められるかどうかがポイントなのである。

メールにカリカリしても仕方がないのである。

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