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Sunday, September 30, 2012

映画『劇場版 TIGER & BUNNY -The Beginning-』

【9月30日特記】 映画『劇場版 TIGER & BUNNY -The Beginning-』を観てきた。あれほど評判になった深夜アニメ(通称タイバニ)だが、実はテレビでは一度も見たことがなかった。

この作品で一番話題を呼んだのが、登場するヒーローがそれぞれスポンサーのバナーを身に着けていること、そして、そのスポンサーが BANDAI や SoftBank や pepsi や牛角など、全て実在の企業であることであった。

ここでの設定は、それぞれのヒーローがスポンサーのロゴの入ったスーツを着用して凶悪犯罪者と戦い、活躍度に応じてポイントが付与されるというものである。さらに、その一部始終をテレビ局が実況中継しており、サブからヒーローたちにインカムで指示を出すなどして、あの手この手で視聴率を稼いでいるという面白いものである。

テレビアニメを再編集した部分が多いので、テレビでファンになった人はあまり見に来ないのではないかと思ったが、台風の中よく入っていた。その多くは(会話を小耳に挟んだ限りでは)テレビからのファンであるようだ。

終わってからパンフを読むと、これは実はべったり再編集の作品ではなかった。第3話以降の素材は使われていないのである。

テレビ版の第1話と2話から素材を抜いて、3話へと繋がる新たなストーリーを書き足したとのことで、この映画で最大の敵として現れるロビン・バクスターは映画オリジナルのキャラなのである。ならば客も入るはずであると納得。

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Saturday, September 29, 2012

マザー・グースふたたび

【9月29日特記】 このブログには時々こんな風に Amazon へのバナーが貼ってある。所謂アフィリエイトである(Amazon では「アソシエイト」と呼んでいるが)。

自分のサイトにアフィリエイトのバナーを導入するにあたっては、「読んで下さった皆さまを出汁にして金儲けをしようなんざぁ邪道ではないか?」と実は随分悩んだ。そして、多分ホームページのどこかに書いたと思うのだが、

  1. 記事を読んだ読者がすぐにその商品の詳細情報に辿り着ける
  2. 著作権や肖像権を全く気にすることなく、商品やアーティスト、著者などの写真を掲載できる

という、ユーザと管理者双方の利便性に鑑みて、漸く導入を決意した次第である。ま、そんな大げさなことを言ってやり始めた割には、アフィリエイトで僕にもたらされる収入は、少ない月はゼロ、多い月でも大体が何百円という単位なのが情けない気はするが(笑)

しかし、そんな少額であっても、Amazon からは毎月律儀に報告が来る。僕の場合は累計額が1500円を超えると自動的に Amazonギフト券が発行される設定にしているので、別に毎月チェックする必要もないのだが、やっぱりメールが来たら一応アフィリエイトのページに行って最近の動向を見るのである。

ここでは詳しく書かないけれど、このデータはこのデータで結構面白い。ちなみに、ウクレレ教則本の売上がかなりの割合を占めているのは My Amazon Store の、このページのせいだろう。

で、昨日それを見ていて驚いたのである。

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Friday, September 28, 2012

ウィルスバスター・バスター

【9月28日特記】 僕はもうずっと使っているウィルス対策アプリなのだが、ウィルスバスターのことをボロカスに貶す人は割合少なくない。

しかし、今となっては前に使っていたウィルス対策アプリが何であったか思い出せないくらい、ずっと長い間このアプリを使ってきた僕に言わせれば、ウィルスバスターは確かに一時期ひどいこともあったが、その後の改良を経て一気に使いやすくなり、クラウド化して以降は本当に軽くて、また精度も申し分のないソフトになったと思っている。

人は一度使ってみて悪印象を持つと、それがこびりついてしまって却々認識を改められないものである。で、その悪印象に基づいて悪し様に言っている人たちは、僕のようにずっとウィルスバスターを使い続けている人かと言えば実はそうではなくて、今ではもう長らくウィルスバスターに触れたこともない人である可能性が高いのである。

人は自分が使っていないものを正当に評価することはできない。

だから、かつての経験に基づいて「あんなもの」と切り捨てている人がいてもあまり気にすることはないのである。

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Wednesday, September 26, 2012

随想:出張考

【9月26日特記】 久しぶりに東京に日帰り出張してきた。

考えてみれば、我社の場合、大阪~東京間の出張が日帰りになる傾向がどんどん進んでいるような気がする。

もちろん交通の便が良くなったということもあるだろう。僕らが入社した頃は新幹線のひかり号で約3時間半の旅程だった。飛行機は高かったので、特別な理由がない限り、会社が利用を認めなかった。

それが今ではのぞみ号(「ひかり号」と書いたので、それに合わせて「のぞみ号」と書いてみたが、この呼称は近年あまり耳にしない。「号」をつける習慣は廃れてきたようだ)で約2時間半に縮まり、安い料金で飛行機にも乗れるようになった。

また、なんとなく世の中のムードが変わってきたということもあるだろう。昔は、「せっかく出張するんだから、どうせなら一泊して、現地の取引先や支社の同僚などと美味しいもんでも食べて来い」というような大らかな風潮があった。それがなんとなく締め付けムードになっているのではないだろうか。

経費節減という面もあるのだろうが、むしろ、取引先や同僚と飲食して語り合うことの意義を理解しなくなったという面もあるのではないだろうか。もちろん、そういうことの意義はいまだにあると僕は思うのだが…。

そして、経費節減ということで言うと、言うまでもなく泊まりは分が悪い。宿泊費と(プラス1日分の)日当が出るからである。

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Monday, September 24, 2012

キーホルダー浸透印

【9月24日追記】 ところで、お名紋さんでキーホルダー浸透印を作ってもらった。詳しくは9月6日の記事参照。

Onamon

お名紋さんは基本的にはデザイン事務所で、商品の種類は少ないが、もしもここに気に入ったものがあるのであれば、ネット上や街のハンコ屋さんに発注するよりもはるかに簡単である。

そのことに気づくまでに、ネット上でハンコ屋さんを探しまくって、特注ハンコの手順や条件を読み漁ったおかげで、僕のブラウザには今ハンコ屋のバナーが溢れかえっている。よくできたものである(笑)

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Sunday, September 23, 2012

Play Log File on my Walkman #76

【9月23日特記】 時々ここで披露している、僕の Network Walkman でのプレイログ。今回も10曲。

  1. ガンダーラ(Godiego)
  2. 青い麦(伊丹幸雄)
  3. 愛の旅路を(内山田洋とクール・ファイブ)
  4. スローバラード(RCサクセション)
  5. 硝子坂(高田みづえ)
  6. 少年の木造ランプ(マザー・グース)
  7. How Do I Survive?(Superfly)
  8. シャイニン・オン 君が哀しい(LOOK)
  9. いとしのエリー(サザンオールスターズ)
  10. Missing(久保田利伸)

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Saturday, September 22, 2012

Sleep Cycle 5

【9月22日特記】 iPhone アプリの Sleep Cycle のことはここにも何度か書いた(2010年7月13日10月13日2011年5月1日7月18日、2012年は数が多いので省略)が、この度 iOS6 リリースに合わせて、と言うかそれを見越してバージョンアップがなされた。

実はアップデートしたのは知っていたのだが、全く新しいインターフェイスになっていることを知らなくて、昨夜寝る前にセットしようとして初めて気づいたのである。

で、「おっ、随分変わったじゃないか!」と思うのも束の間、なんだか知らんけど、最初にインストールした時と同じように初期設定画面が出ているではないか。枕の横に置いて、ちゃんと反応するかまずテストをしろという指示が出ている。

えっ?と思いながらテストはしたものの、悪い予感。テストが終わってから確かめてみたら、案の定過去データが全部消えているではないか!

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Thursday, September 20, 2012

9/20サイト更新情報

【9月20日特記】 サイトを更新しましたのでお知らせします(このブログのことではなく、併設している私のHPの更新案内です)。

このところずっと細々としたペースで、今回もまたレギュラーで更新していることばのエッセイ1編のみです。今回は以前書いた「はいはい」というタイトルの文章の続編です。

というわけで、今回の更新は下記の通り:

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Tuesday, September 18, 2012

好かれたい?

【9月18日特記】 僕は自分では普段から割合人間の多様性ということに思いを致して生きているつもりなのだが、それでも時々今まで自分の思い込みに阻まれて気づかなかった多様性に気づいて愕然とすることがある。

これは多分一度どこかに書いたと思うのだが、ある女性から人生相談みたいな話を受けたときのこと。彼女の人間関係の悩みを聞いても、僕が個別具体的に「その人に対してはこのようにすれば良い」みたいなことが言えるはずがない。

でも、僕にはたったひとつだけ言えることがあって、それを彼女に伝えたなら、「そうね。そうよね!」と言ってくれるかどうかはともかくとして、最悪「そんなこと言ったって」と少し不満そうにしたとしても、そこから先は彼女にも全く反論のしようがなく、絶対に納得してくれるものだと信じていた。

それは、

「でも、みんな(全員)に好かれようったって、無理な話だし。だから、周りの何人かが理解してくれているならそれでいいじゃない」

という台詞だった。これは僕にとっては絶対の真理で、これに納得しない人がいようとは夢にも思わなかった。ところが、彼女は驚いて、そして悲しそうにこう言ったのである。

「えー!? 私はみんなに好かれたいの。一人ひとり、全員に好かれたいの」

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Monday, September 17, 2012

映画『夢売るふたり』

【9月17日特記】 映画『夢売るふたり』を観てきた。

多分多くの人がそうだろうと思うのだが、僕も『蛇イチゴ』に度肝を抜かれた口だ。そして『ゆれる』の、映像としての表現力に言葉を失った。ところが、次の『ディア・ドクター』は、まあ面白かったしよくできてはいたのだが、テーマがテーマだけに少し薬臭くなって、ちょっとイヤーな予感がした。

西川美和はここから先僕とは離れていくのではないかという予感である。それは必ずしも監督の志向性が変わるということではなく、僕の見方・感じ方が変わってしまうということによっても起きるのだが、ひとりの監督を追っかけていると時々あることである。

たとえば一時期かなり好きだった荻上直子を、もうちっとも観たくなくなってしまったみたいに。

そんなわけでちょっと恐る恐る観に行ったのだが、それは杞憂であった。『ゆれる』や『ディア・ドクター』のような、ちょっと触っただけで血が出そうな、切れ味溢れる映画ではなかったが、やっぱりこの表現力はすごいと思った。

筋は大変単純で、火事で店(焼き鳥屋)を失った市澤夫妻(阿部サダヲと松たか子)が、また店を出すための資金を稼ぐために結婚詐欺を始める話である。

夫婦でやると言っても、結婚詐欺をするのはもっぱら夫の貫也のほうで、妻の里子のほうは表舞台には出て来ない。だが、主導権を握っているのは妻のほうだ。そして、それは考えた末に「よし、やろう」となったわけではない。一見不甲斐ないように見えて、実は自分の夫にそういう才能があることに里子が気づくのである。

恐ろしい設定である。しかし、都内で店を物色しながら勤務先を変えて、ターゲットを探しては女を騙すことの繰り返しで、稼いでは逃亡を繰り返すのではなく、ずっと東京にいるのである。そうなると早晩捕まるのは目に見えている。

要はそこへ向かってどんなドラマを書くかが今回の西川美和の勝負なのである。

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Sunday, September 16, 2012

映画『天地明察』

【9月16日特記】 映画『天地明察』を観てきた。

滝田洋二郎監督と言えば一般的には『おくりびと』ということになるのだろうが、僕は最初に観た『コミック雑誌なんかいらない!』(1985年)の印象があまりに強烈で、と言っても例によってどんな映画だったのかほとんど憶えていないのだが、それでも反骨精神と批判精神の塊みたいなイメージだけは残っている。

その後もそれなりに結構アングラ的な(死語ですが)、ヤバい系の作品が多かったように思うのだが、それが『おくりびと』で、と言うか、アカデミー賞でころっと印象が変わってしまった感がある。そして、とうとう『釣りキチ三平』とか撮っちゃうのか、というのが僕のここのところの印象である。

だから、そんなに期待せずに観に行ったのだが、これは意外に良かった。いや、とても良かった。これは主人公・安井算哲(岡田准一)の夢と、算哲とえん(宮﨑あおい)夫婦の愛の物語である。冲方丁の原作は読んでいないのだが、原作でもこんなトーンだったのだろうか?

脚本は滝田洋二郎と加藤正人の共同である。加藤正人って誰だったっけ?と思って調べてみたら、『雪に願うこと』の脚本家である。この脚本がものすごく良かった。いかにもプロが手がけた感じの、整理のついた、淀みなくしっかりストーリーを運んで行く脚本。気を逸らせない展開。

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Saturday, September 15, 2012

映画『鍵泥棒のメソッド』

【9月15日特記】 映画『鍵泥棒のメソッド』を観てきた。

内田けんじ監督と言えば、何と言っても『運命じゃない人』だろう。あの映画で一発にファンになってしまった人も多いのではないか。そして、そんな人たちは次作『アフタースクール』も観たはずだ。それで、『アフタースクール』も観た人は、もう今回の『鍵泥棒のメソッド』を見ずにはいられないはずだ。

内田けんじ監督作品の特徴は、その見事に計算しつくされた脚本にある。内田けんじという人は脚本で賞を獲って来た人だ。とりわけ緻密な設定とストーリー展開で観客を唸らせて来た人だ。彼の脚本はいつもパズルでありトリックなのである。

我々は知っている。観客はずっとどこか騙されているのである。それが終盤に明らかにされる。あるいは、進行に沿って少しずつ明らかにされる。

だから、今回もどこか騙されているに決まっている、どこなんだろう、という興味で見始める。が、テンポが良くて変化があって、笑える台詞も散りばめられているので、すぐにそんなことは忘れて見入ってしまう。しかし、結局今回も終盤で種明かしされる。

やっぱり騙されてたんだ。なるほど、今回はそんな風に騙してきたか、と楽しくなる。

でも、これだけではきっと済まない、まだまだ二重三重に仕掛けてあるはずだ、と思って観ていたのだが、今回は前2作と違って意外にあっさりとしていた。これが今作最大の驚き。逆にあっさりとするという形で観客の予想を裏切ってきたか、と、これまた楽しくなる。

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Friday, September 14, 2012

『東京プリズン』赤坂真理(書評)

【9月14日特記】 かなり話題になっている小説だ。そして、僕にとっては初めて読む赤坂真理。しばらく読み進むうちにスティーヴ・エリクソンを思い出した。あの、現実と幻想が混濁する感じ。騒然とした感じ。あるいは、(そこまで圧巻かつ猥雑ではないにしても)ドン・デリーロの『アンダーワールド』。すべてが繋がっているのだという感覚! ああ、日本にもこんな小説を書いている作家がいたのか!と驚いた。

16歳のマリはアメリカに留学している。そして、国際電話を通じて30年後の自分と会話をする。物語の語り手は16歳のマリであったり、30年後のマリであったりする。そして、読んでいると時々どちらが語っているのかさえ分からなくなる。

そのマリが学校の課題で、天皇の戦争責任というテーマで研究発表をさせられる。スペンサー先生によって研究発表の予定がいつのまにかディベートにすり替えられ、肯定側、つまり、日本の天皇には戦争責任があるのだという見解に立って弁舌させられる。

しかし、これは例えば東京裁判という歴史的事実に新解釈を施したというような小説ではない。そういうことを期待して読むと期待外れに終わるだろう。

では何を描いているのか?

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Wednesday, September 12, 2012

毒を吐かないで

【9月12日特記】 最近 twitter の profile 欄などに「時々毒を吐きます」などと書いている人がいるが、これは何なのだろう。僕なんぞは端的に「吐かないでよ」と返したくなる。

思うに「毒舌」というのは相当に特殊な才能なのであって、誰にでも真似できる芸当ではない。

毒を吐くものは基本的に嫌われてしかるべきである。毒舌を愛されている人なんて世界中でほんのひと握りしかいないのではないかと思う。

そして、愛される毒舌者は別段自分では毒舌だなんて思っていない人たちなのであって、「よし、毒を吐いてやるぞ」などと意識していると、結局のところ周りの人間に不快感を味わわせているだけなのではないか、というのが僕の感じ方である。

単にボロカスに貶すことは毒舌でも痛快でもなんでもないのである。あるいは、「なんでもない」が言い過ぎだとしたら、それは「不完全な痛快」に終わっているのではないだろうか?

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Monday, September 10, 2012

満足と動機と

【9月10日特記】 さて、明後日にはいよいよ iPhone5 発表かと言われているのだが、今回はなんだかつまらない。いや、Apple の側に問題があるのではなく、今回は買い換えないと決めているから。

1年では買い換えない。2年縛りだということもあるけど、そうでなくてもやっぱり1年では買い換えないと思う。単純にもったいないという気もするし、1年ごとに設定のやり直しをするのもたまらないという思いもある。

僕の場合、PC にしても新しい OS が出て、その結果自分の PC の OS が2世代前のものになったら買い換えるというパタンで大体来ている。

iPhone も最初買ったのが 3GS、4が出た時には買い換えず、4S で乗り換えた。今度は乗り換えない番である。

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Sunday, September 09, 2012

今週は映画の記事ありません

【9月9日特記】 僕は土日に映画を観ることが多いので、必然的にこのブログでは土日に映画評を上げることが多くなっている。

僕は「ブログを更新しなければ」という義務感に駆られて記事を書くのが嫌なので、何も書くことがない時は無理に書こうとしない、週1日くらいは休みにする、という方針でずっとやってきた。

しかし、映画の記事についてだけは、やっぱりある頻度で書かないと、という気に時々なる。

それは何故かと言うと、僕のブログは(というか誰のブログでもそうなのだろうけれど)リアル知人の読者よりも、見知らぬ不特定多数の読者のほうが圧倒的に多い(でなければ、これだけの閲覧数になるはずがない)。

そのうちリピーターの方がどれだけおられるのか分からないが、もしも僕のブログを続けて読もうと思ってもらえるものがあるとしたら、それは映画評くらいのものだろうと思うからである。

僕もそうなのだが、自分と感覚が似た人を見つけると、その人の映画評をよく読むようになる。そういう人を見つけておくと、映画を観るか観ないかを決める時の手助けになるからである。僕のブログもそうなのではないかな、と勝手に思っているわけである。

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Saturday, September 08, 2012

目先の、小さな幸せ

【9月8日特記】 最近思うのだが、人間を駆り立て、耐えさせ、着実に一歩ずつ進ませているのは人生の大目標などではないのである。

それはきっと、

  • よし、これが終わったらあの娘に会える
  • 早く片付けてビール飲みに行こう
  • 健康診断終わったらケーキ・バイキングに行くっ!
  • 宿題終わったらゲームやってもいいって言われた
  • これが完成したら、自分へのご褒美で洋服買うんだ
  • これさえ乗り切ったら久しぶりにゆっくり寝られるぞ

みたいな、目先の、小さな幸せなのではないかと思う。それは他人が何と言おうと、その人にとって価値があれば何でも良い。それこそ、ギャンブルとかフーゾクとかでも良いのである。

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Friday, September 07, 2012

随想:メール

【9月7日特記】 もう多分5年くらい前のことなのだが、会社のある人がこんなことを言っていたのを思い出した。

仕事のメールを送って、その日や翌日であれば、ま、出張に行ってたとか、めちゃくちゃ忙しかったとか、いろんなことがあるかもしれないが、翌々日になっても返信メールを寄越さないような奴は信用ができない。

僕は当時これを聞いて、「なるほど!」とも「何を馬鹿な!」とも思わずに、「ふーん、この人はそんな基準で人を測っていたのか」と思っただけだったけど、5年経った今思い出してみると、やっぱりどこかに違和感がある。正しいようで引っかかるところがあるのである。

そう言えば、会社に電子メールが導入された直後は、「そんなものもらっても読まないからな。連絡票にして持って来い」とか「僕のメールアドレスは誰にも教えない」とか、訳の分からんことを言っている人がいたものである。さすがに今ではそんなことを言う人はいない。

要するに、世の中、人それぞれみんな違った感覚を持っているのである。そして、その感覚は時とともに変わって行くのである。

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Thursday, September 06, 2012

お名紋

【9月6日更新】 お名紋で yama_eigh の紋章を作ってもらった。

Yamaei1

僕の場合は6/12に発注してから9/4の完成納品まで3ヶ月弱かかった。納品されたのは(あくまで僕のケースだが) .jpg がモノクロ+カラー2タイプの3種、透過性の .png がモノクロ+カラー2タイプ+白抜きの4種、それに小さいタイプの .png が加わって合計8つのファイルである。

最初に申し込んでから連絡が来るまでに暫くの時間を要する(1ヶ月くらいだったかなあ)。で、最初のメールが来て、漸く作業開始となる。まず、こちら側の希望やイメージを伝える。そして、彼女がデザインを起こして送ってくる。

そう、まさに「お名紋」が送ってくるのではなく、「彼女」が送ってくる感じなのである。企業対顧客と言うよりも、個人と個人のやり取りというイメージが強い。

最初のデザインが届くと、それを見て僕が感想や希望を返す。それを受けて彼女がまたデザインを考える。──それの繰り返しである。

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Wednesday, September 05, 2012

9/5サイト更新情報

【9月5日特記】 サイトを更新しましたのでお知らせします(このブログのことではなく、併設して細々と続けている私のHPの更新案内です)。

当面はこの状況が続くと思うのですが、今回もレギュラーで更新していることばのエッセイ1編のみです。

というわけで、今回の更新は下記の通り:

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Monday, September 03, 2012

手塩にかける

【9月3日特記】 8/29の記事に「どうしてみんなはパソコンのメインテナンスをちゃんとやらないのだろう?」と書いたら、「自動でやってくれるのが基本だから」というリアクションがあった。

なるほど、そうなのか、と思う。

自動ということがいろんな分野でデフォルトになりつつあるのだ。それを全面否定する気はないが、そのことによって「手塩にかける」という感覚がなくなってきているのだと気づいた。それは結構哀しいことかもしれない。

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Sunday, September 02, 2012

キャリーバッグを買った

【9月2日特記】 旅行用のキャリーバッグを買ったのである。先週(木)~(金)の出張はそれを引っ張って行ってきた。

21リットル、2.8kg の小型軽量版の4輪である。有名なブランドのものではない。

実はそういうものはずっと大げさだと思っていた。たかが1泊の出張に行くのにそんな大層な装備が必要だろうか、と。

しかし、僕の場合出張には必ずPCを持って行く。もちろん小型ノートの割合軽いやつだが、それでもそれが入った荷物を提げて、あるいは背負ってウロウロしていると、かなりこたえて来るのである。帰阪したころにはすでにヘトヘトになっていることが多い。

それで、やっぱりキャスター付きのものを買おうかなと思案し始めたわけだが、実はそういうものはずっと若向けのものだと思っていた。特に根拠はない。ただ、そんな気がした。

しかし、考えてみれば、そういうものはヘトヘトになっている僕らの世代にこそふさわしいのではないか?──そう考えなおして買いに行った。

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Saturday, September 01, 2012

映画『I'M FLASH!』

【9月1日特記】 映画『I'M FLASH!』を観てきた。豊田利晃監督が鮎川誠の同名の曲に触発されて作った映画。前作、前々作に引き続いて91分と短い。いや、それでも少しずつ長くなっているかな?──そこに僕は豊田監督の復活、あるいは蘇生を感じるのだが…。

パンフレットに監督直筆の書き込みまでコピーした台本がついているのは面白いサービスである。

オープニングでいきなりゆらゆらした映像。どうやら海中のよう。どうして海なのか暫く分からないが、後で繋がってくる。その後のシーンは疾走する赤い車。運転席に藤原竜也、助手席に水原希子。走る車の前面からのショット。

「DVDを返してくる」と母親に告げてバイクで家を出る柄本佑。

この2台の車両が爆音を上げて疾走するシーンが交叉する。バックで流れている音楽のせいもあるが、怒涛の疾走感がある。なんだか不安を煽られる。観ているものには、もうすでにそこに予感がある。それは単にこの2台が衝突するのだろうという予感ではない。「死」の予感である。

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