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Wednesday, August 15, 2012

どうでも良いけど、ARATAに関する新たなる発見

【8月15日特記】 俳優の ARATA が井浦新に芸名を変えた。昨日観た『かぞくのくに』が僕にとって(あるいは彼にとってもそうだったのかもしれないが)初めての井浦新だった。

僕は今までに13本の ARATA (と1本の井浦新)を映画館で観た。最初の1本は2002年の『ピンポン』だった。その次が少し間を置いて2005年の主演作(宮﨑あおいとの共演)『青い車』だった。(宮崎あおい)

僕は最初「荒田」さんなのかな、と思った。そして、いや、やっぱり「荒太」さんなのだろうな、と思い直した。

僕はそんな風に名前だか苗字だか分からないものがポツンとある、きっちりと姓+名の組合せになっていない名前に対しては少し違和感を覚える。昔からそうだ。

見栄晴にしてもイチローにしても友近にしてもベッキーにしても、あるいは海外ではドノバンとかツイッギーとか、なんであれなんか落ち着かない(マドンナとかプリンスとかいう風にやや一般名称的な、あるいは如何にもニックネームっぽい感じなってくると少し緩和されるのであるが…)。

そういう訳だから、改名してくれて、僕としてはちょっとすっきりした気分である。

ただ、全く無名の時代であればいざ知らず、これくらい売れて来てから名前を変えるとなると明らかにデメリットもある。にも拘わらず変えたということは、何かきっかけなり事情なり思うところなりがあって変えたのだろうな、とは思う。

そのきっかけなり事情なり思うところなりが何だったのかを突き止めたいとは思わないが…。

で、井浦新は本名らしいのだが、これを見て、ほう、そうだったのか、と思ったことがある。

それは ARATA =新であったということ。

上にも書いた通り、僕には ARATA という響きから新という字は思い浮かばなかった。そして、ああ、なるほど新だったのか、と思いながら、新を自然にあらたと読んでいる自分に驚くのである。

新はどうしてもシンと読んでしまうものだ。多分、彼も少年時代からずっとシンと読まれ、あるいはシンと呼ばれたのだろう。なるほど、それが嫌で、いや、嫌だったかどうかは定かではないが、俺は SHIN ではなくて ARATA だ!という意味合いを込めて ARATA だったのか、と思う。

そう考えると、ARATA を経て井浦新に戻したのは大正解で、以前から知っている人は自然にイウラアラタと読んでいるはずである。

それがどうしたと言われれば別にどうもしないのであるが、あまりになるほどと思ったのでちょっと書いてみた。

ちなみに、今までで一番強烈だった ARATA は、やはり2009年の『空気人形』だろう。

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