ネット議決権行使
【6月6日特記】 僕も僅かばかりであるが株を持っている。
昔は普通預金でも年利3%くらいで回っていたのに、いつの頃からか完全に低金利が定着して、それこそ1回ATMで降ろしただけで、手数料で金利が吹っ飛んでしまうような事態になった。そんな状況に業を煮やし、ある日突然貯金を下ろして株を買い始めたのである。
今ではその株価も下がってしまって売るに売れない状態である。僕が株を始めた頃の日経平均は14,000円くらいであったから、推して知るべしである。
で、売らずに持っていると毎年株主総会の案内と議決権行使書が送られてくる。
単位株しか持っていない僕が賛否どちらに投じようと何の影響もないことは重々承知しながら、やっぱり株主の端くれとして、自分の意見は表明しておきたいと思って、かつてはまじめに議決権行使書に記入して郵送していたものである。
ところが、今ではその方針も少し変わった。単に面倒くさくなったということもあるが、それだけでもない。
近年僕は、ネットで議決権を行使できない会社については議決権を行使していない。送られてきた議決権行使書はゴミ箱直行となる。それに対して、URL、ログインID、仮パスワードが記入されている議決権行使書については、昔と同じように真面目に投票している。
それも一応株主の端くれとしての意見の表明のつもりである。ま、いずれにせよ、僕の100株なり1000株なりでは何の足しにもならないことは解ってはいるのだが…。
つまり、ちゃんとネット環境を整備してくれた会社には、面倒くさくても感謝の意味を込めて投票するということである。
こういう時代になったのだから、少なくともそれくらいはやってほしい。株主というものは我がままなものである。そして、株主は意外に先進的(いや、新しいもの好きかw)であったりすることも知ってほしいと思っている。
Comments