虚構新聞の更新停止の虚構の発表?
【5月16日特記】 虚構新聞の更新停止が発表された。著者はタイトルに「大きくなりすぎました」と入れている。その表現に無念さがこめられている。
僕は結構好きだった。そして時々はマジで騙された。幸いにしてそれを twitter でリツイートしてしまったことは一度もないが、そういう経験をした人たちが怒っていると聞いたことはある。
日本人は昔っからすぐに「不謹慎だ」と言う。僕は「不謹慎」という言葉も、そして、この言葉を多用する日本人も、どうも好きになれない。
確かに虚構新聞は本物の報道と紛らわしい。しかし、紛らわしいところが面白いのであり、紛らわしいところがまさにキモなのである。
などと書きながら twitter でも呟いていたら、「この記事自体が虚構らしいですよ」とのメンションが返ってきた。え? あたた、とうとう引っ掛かってしまったかw
ということは、この記事書いてる人は虚構新聞の主催者でもなんでもないのか? やられたwww まあ、でも偽物となるとちょっと怒る人もいるだろうなあ、種明かしないしねw
西洋人は多分、こういうのを笑い飛ばすと思う。もちろん全西洋人が笑い飛ばして、全日本人が「不謹慎だ」と機嫌を損ねるわけでもないだろうが、でも、虚構新聞がここのところのような形で問題になるのはある種日本人に特徴的な部分だと思うし、僕が好きになれない日本人気質でもある。
僕の場合は騙されても割合爽快である。そして、負け惜しみでもなんでもなく、たまに騙されることで自分のリテラシーが磨かれたりもする。今回はまさにそのケースだ。反省しきり。
もっともっと笑い飛ばしたい。もっともっと騙してほしい。──ただし、できることなら本物の虚構新聞さんにw
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