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Monday, May 28, 2012

理系/文系

【5月28日特記】 昨夜NHKスペシャル『未解決事件 オウム真理教・17年目の真実』を観てたら、オウム真理教がサリンを製造しているのではないかという疑惑を抱いた警察が、それを究明/追及するために理系の人間を集めてチームを作ったという話が出てきた。

それを観て僕は、ははあ、ここにもこんな例が、と思った。そう、そういうのが、文系が理系に対して持っている、ありがちで誤ったイメージでなのある。

理系ったっていろいろなのである。建築や電子工学を専攻した人にとっては化学なんてちんぷんかんぷん、なんてことがあっても何の不思議もないのに、それが解らないのである。

「理系だから(ちょっと勉強すれば)サリンのことが解るだろう」と言うのは、「文系だから六法全書読めばその法律について簡単な解説くらいできるよな?」などと言うようなものである。

もちろん、どこまでも本気で「理系なら解る」と思って理系を集めたのではないだろう。そもそも理系の警察官自体が少なかったのだろう。で、文系の何人かが「自分たちではさっぱり解らない」と絶望に打ちひしがれた結果、その数少ない理系に頼るしかなかったのだろうということも想像できる。

でも、頼られたほうは理不尽に思ったかもしれないなあ、と僕は彼らを思いやるのである。ちょうど僕が六法全書を渡されて解説しろと言われた場合を想像するみたいに。

仮に実験をして統計をとったとする。その場合、化学を専門としない理系と文系を集めて勉強させて試験をしたら、理系のほうが平均点が高かった、なんてことはあるだろう。そういう意味では、ものすごく乱暴に言うなら、理系のほうが素養があるとは言えるかもしれない。

ただ、それは「理系であればできる」というようなことでは決してないし、必ずしも「文系には絶対無理」というようなことでもないだろう。世の中には理系のクリエイタは大勢いるし、大学は文系だが自分で勉強してプログラマになったというような人も珍しくない。

なのに文系は往々にして、「理系ならできるだろう」「理系でなければ解らない」という両極端の思い込みに陥る。これは一体何なんだろう?

ウチの会社でもそうだ。

僕が以前インターネット関連の部署にいた時、人事部はウチの部員であるネットワークの専門家を異動させて、その後任にネットワークのネの字も知らない理系を持ってこようとした。理系ならば取り替え可能だと思っていたのである。

それを僕が何度も何度も怒ったり諭したりして、漸く理系というのは一色ではないのだという当たり前のことを認識したのである。「もし現状社内で後継者が見つからないのであれば、ネットワークの専門家を中途採用するしかないのだ」という僕の説を理解したのである。

──「理系ならできる」という誤認識である。

ちなみに僕自身は文系だが、もう理系とか文系とかいう分け方にあまり意味を見出せなくなっている。それは血液型に応じて職種をあてがっているようなものではないのだろうか?

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Comments

それでも、民放・NHKを問わず、B型のアナウンサーがとても多いのです。

Posted by: hikomal | Tuesday, May 29, 2012 at 10:07

> hikomal さん

「血液型教」の熱心な信者さんからきっとそういう反論が来ると思ってましたよ(爆

Posted by: yama_eigh | Tuesday, May 29, 2012 at 11:11

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