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Tuesday, May 29, 2012

公差 7 の数列

【5月29日特記】 突然気がついたのであるが、僕らは公差 7 の数列に強いと思う。

これが公差 8 になるとそういう訳には行かない。例えば初項 2 を与えられても、2 に 8 を足して 10、10 に 8 を足して 18 と、順番に足し算をして行かないと第2項、第3項…と続いて行く数列を思い浮かべることができない。

ところが、公差  7 となると話は違う。初項 2 が与えられた瞬間に、2, 9, 16, 23, 30 と口をついて出てくる。

しかし、それもせいぜい第5項までである。何故なら初項が何であれ、第6項は必ず 31 を超えてくるから。

もうお分かりだろう。

「僕ら」というのは例えば僕のように放送局に勤務する人間である。番組は基本的に曜日ごとに編成されている。だから、2日の次の放送日は9日、その次の放送日は16日という周期が脳に焼き付けられている。

6日がスタート日ならば第2回は13日、その次は20日、そして27日と立ちどころに出てくる。1, 8, 15, 22, 29 然り、5, 12, 19, 26 然り。ただ、1ヶ月は長くても31日で、それを超えてくるとカレンダーを見るか足し算引き算をするかしないと解らない。

放送局以外にもこんな風に曜日単位で仕事をしている人はたくさんいるだろう。そして、そういう人たちも「僕ら」と同じように公差 7 の数列に強いはずである。

数学なんて実生活には何の役にも立たないように言われることが多い。ただ、このようなケースでは数学が歴然と実生活に焼き付いている。僕は何だかそれが嬉しくて仕方がないのである。

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Comments

そうか、「公差」か。はるかなる昔、聞いたような気がする。

Posted by: hikomal | Thursday, May 31, 2012 06:13

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