いま一度果てしないトイレ談義
【4月24日特記】 もう長らく新幹線には乗っていないので定かではないのだが、新幹線の洋式トイレの壁には、まだあの「洋式トイレの使い方」という説明書きがあるのだろうか?(全く同じことをホームページにも書いているが、あれはもう2年半も前である)。
そう、「男子小用」と「大便ならびに女子小用」の2種類の図解入りの説明書きが。
僕はあれがある間は日本人の中に洋式トイレを使ったことのない人がある程度いる証拠なのではないかと思っている。
ところで、近年ではこの説明書きに反して、「男子小用」のときにも座る男子が出てきたとの記事を読んだことがある(このことも2年半前のHPの記事に書いている)。
座ったほうが立ってするのに比べて圧倒的に「跳ね」が飛ばない、というような現実的な理由を述べる男子もいれば、「座るとなんとなく落ち着くから」などと不思議なことを言う男子もいるらしい。
僕にはその感じがよく理解できない。別に「座って用を足すなんて男子の尊厳に関わる」みたいな面倒くさいことを言うつもりはない。ただ、1日に何回もしない大便のときなら良いけれど、おしっこに行く度にいちいちパンツずらしてしゃがむのも面倒ではないか。
と、そこまで考えて、でも、女子は皆毎回そうしているのだと気づいた。そう気がつくと、なんだか女子が偉いような気がしてきた。
しかし、よく考えると、それは男子がものぐさだとか女子が忍耐強いとかいう類のことではなく、習慣って恐ろしいなあ、というような話である。
となると、あらためて、長年の習慣を捨てて便器に座り始めた男子って凄いなあと思うのであった。
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