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Wednesday, April 04, 2012

慣れと挙動

【4月4日特記】 長年 PC を触っていると、あまり意識せずにやっていることがある。

例えば、しょっちゅう訪れるページであれば、そのリンクをクリックするとそのまま別のページに遷移するのか、それとも新しいタブまたはウィンドウで開くのか、あるいはポップアップが出てくるのか、そういう挙動が頭に入っているのである。

だから、何も考えていないのに、ここは左クリック、ここは右クリックして「新しいタブで開く」などと使い分けができてしまっている。

もちろん、そういうのがあまりに進んでしまうと、実は失敗したりすることもないではない。

例えばウチの会社の勤怠管理システムができたとき。

今までは紙の上で管理していたものが、イントラネット上でできるようになったのだが、このシステムは情報システム部ではなく、労政部がメインとなって作ってしまったために、「承認しますか?」というポップアップについているボタンが逆になっていたのである。

PC に慣れている人なら恐らく皆さん同意していただけると思うのだが、アプリケーションで出てくるポップアップ画面で、ボタンが2つ並んでいると、ほとんどの場合左がイエスで右がノーである。だから、僕は何も考えずに部下の勤務表を次々と承認して行ったつもりが、実はひとりも承認できていなかったのである。

なぜなら「承認しますか?」と訊かれて、僕は常に左のボタンを押していたから。

ところが、このシステムでは右がイエスで左がノーだったのある。気づかなかった僕が悪いといえば確かにそうなのだが、これには正直腹が立った。もう体が覚えてやっていることなのだから、突然逆の挙動をするアプリを作られては困るのである。

そう、まさに体が覚えている感じ。喩えて言うなら楽器の演奏みたいなもの。指が覚えている。一連の指の動きで覚えているので、途中で引っかかると4小節くらい戻らないと弾けなかったりする。僕はまさに4小節どころか、曲の頭まで一気に引き戻されたような気分になった。

しかし、こういうのって、面白い。と言うか、そんな風になる人間って、面白い。慣れの問題である。

そう言えば、文中に「遷移」とか「挙動」という用語を使っているが、これにも最初は違和感を覚えたものだ。これこそ慣れの問題。

実は先日、情報システム部が作った資料に「挙動」と書いてあるのを見て、「挙動? 挙動ってどういうこと? え、挙動って言うのか」とぶつぶつ言っている先輩社員がいた。

そう、挙動って言うのである。慣れたら決して不審ではない(笑)

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