ビタミンが来た
【12月27日特記】 僕は自ら「ビタミンおたく」を以て任じている。93年か94年に『ビタミン・バイブル』という本を読んで以来のことである。
その本をを始めとするいろんな情報源から仕入れたことによると、B群やCなど水溶性のビタミンは取り過ぎた分は全部おしっこになって出てしまうと言う。人間の体はそんなにいっぺんに大量の水溶性ビタミンを吸収できないらしいのである。
では、どうすれば良いかと言えば、体内で何時間かかけてゆっくり溶けて行く水溶性ビタミンを摂取すれば良いのである。ところが不思議なことに、英語で time release とか sustained release などと言われるゆっくり溶けるサプリメントは、日本のどこを探してもないのである。
もちろん、どのくらいゆっくり溶けたらどのくらいちゃんと吸収されるのか、その辺の兼ね合いまでは僕も理解していない。しかし、それでも一気に摂取しても単に真っ黄色のおしっこが出るだけのことであり、ゆっくり溶けたほうが良いに決まってるという程度のことは分かる。
ま、そんなことの他にも、この手の本を読まなければ知らなかったことがいっぱいあって、その結果ビタミンのサプリメントについては随分凝るようになった。
で、先ほども書いたように、日本には time release のビタミンCやB-50がないので、海外に行った時に買うようになった。値段はアメリカのほうが日本より遥かに安い。
いや、それよりも日本ではビタミンCとかB群といった単独のサプリの種類が少なく、「あれもこれも入ってますよ」みたいな複合ビタミンばかりに出くわすのだが、勉強してから含有量を見ると、「そんな微量じゃ屁のつっぱりにもならないだろう」と思うものが多い。
ま、逆にアメリカ製のビタミンはむやみに含有量が多く、いくらなんでもそんなに大量に取ると、たとえゆっくり溶けても吸収できるまい、と思うものも多く、両極端の一長一短なのではあるが…。
で、自分が海外に行く機会はそうそうないので、海外、特にアメリカ合衆国に行く人を見つけたら、買って来てもらうように頼むようになった。何しろいろいろ勉強したものだから、選ぶ条件がいろいろあって、それを毎回口頭で説明するのも面倒なので、オーダーを PDF にしたものを持ち歩いている始末である。
そうこうしていると、会社の先輩がネット販売で手軽に買えることを教えてくれた。ちょうど time release のビタミンCやB-50を切らしていたので、僕も申し込んでみたのである。
先ほども書いたように、日本で買うよりも選択の余地は100倍以上広く、値段も比較にならないほど安い。しかし、何よりも驚いたのは送料の安さなのである。
一番安いのを選ぶと、なんとわずか4ドル。配送会社と料金のオプションもたくさんあり、一番高い10ドルのタイプを選ぶと、現在どこにあるかをネット上で確かめられるなどメリットもあるのだが、それでは旨みがないので、今回は最も安い4ドルのタイプで発注してみた。
さすがにこのタイプだと発注してから却々届かない(笑)。ホームページには10~14日と書いてあるが、発注してから苦節17日、今日になって漸く届いた。ま、一応ちゃんと届いたのでこのサイトを紹介しても良いかなと思い、リンクを紹介しておく。
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