狼煙は消えていた orz
【10月27日特記】 もう日付が変わって昨日のことになってしまったが、いよいよ iPhone4S の受け取り日だというので、会社の仕事を必死で片付けていそいそとヨドバシカメラのマルチメディア梅田店へと出かけたのである。
そして、店員に予約表を見せたところ、
「あー、もう今日は終わっちゃいました」
とのこと。
何それ? 初めは意味が解らなかったのだが、どうやら今日の分の在庫が尽きて、受け取りカウンターを閉めたようなのだ。
「遅い時間になると当然お渡しできなくなることもあるとご理解」云々。
それはマズイぞ。何がって、店の対応が。
だって、どこにもそんなこと書いてないんだもの。
僕の予約番号は「R」で、ホームページの表を見ると26日の12:00~13:00のところに印がついている。
そして、そこには「表記の時間帯にて優先して受け付けいたします。時間外のお客様は、お渡しまでにお時間を頂く場合がありますので予めご了承下さい」と「3日間以内に受け取りにご来店されない場合、ご予約を取り消しさせていただきます」という説明が添えられているが、「3日以内なのに遅い時間だと渡せない」とはどこにも書いていないのである。
そして、それは予約時にもらった説明書にも予約票にも書かれていない。
仮に Web かペーパーのどこかに書いてあったとしても、こんな風に見逃されてしまうようだと、それは書き方が悪いのである。
予約に来た時にもらった説明書きの重要部分にはわざわざ店員が赤いマーカーを引いてくれたのだが、当然そのくらいの対応をすべきである。Web であれば、悪意を持って故意に見逃そうとしてもどうしても目に入ってしまうくらいの表示をしないといけない重要ポイントなのである。
そういう事情を事前に説明せず、お渡し日になって突然ご理解いただきたいと言われても、理解も納得もできないのである。
さらに悪いことに僕は明日から出張で、26日が3日間のうちで唯一行ける日だったのである。
「どうすれば良いんですか? 予約はパーになるんですか?」と若い女性店員にしつこく食い下がったら、「青いタスキをした人が責任者なので、あの人に相談して下さい」と言う。
それで青いタスキの女性を追いかけたが、ずっと他の客に占有されていて、終わったかと思うと店内の奥に引っ込んだりして却々捕まらない。
漸く他のタスキ・マンを捕まえて話をしたら、初めは木で鼻をくくったように、「今日はもう終わりです。当然遅い時間は混み合いますので」とか「1本お電話をいただけていたなら」などとくだくだ言う。
これはマズイぞ。何がって、店の対応が。
だって、「こういうケースは電話をしろ」なんてどこにも書いてないんだもの。こういう対応が怒っている客をワンランク押し上げて激怒させるのである。まず、何はともあれ「申し訳ございません」と言い添えるべきなのに、それもできていない。
で、僕が「今日を逃すともう取りに来られない。1から予約し直せということか」と食い下がったら、これはこういう風に揉めかけたらと決めている対応なのだろうが、「30日の日曜日までお取り置きします」とあっさり折れる。
それはそれで良いのだが、これはこれでやはりマズイ。何がって、店の対応が。
だって、そんな口約束はうまく行けば怒っている客を追っ払うことはできるかもしれないが、怒っていた客を宥めて安心させることにはならないから。
30日に取りに行った時に、何も知らないノー天気店員に「あ、Rはもう随分前に終わってますよ」なんて言われる姿が目に見えるではないか。
だから僕は「口約束では安心できないので、まずあなたの名刺を下さい」と言い、それから「名刺の裏に肉筆でその旨書いてください」と言って書かせた。
すんなり書く。すんなり書くのであれば、最初からそういう対応をすべきであろう。
ということで、僕は彼らが僕を追い返そうとしたロジックには何等納得していない。納得していないが代替案を提示されたので、とりあえず引き下がってきたまでのことである。
まあ、出張前夜に下手して設定に手間取るよりは良いか、と気持ちを切り替えたまでのことである。
僕は今までヨドバシカメラのマルチメディア梅田店の店員に対してかなりの信頼感を持ってきたのだが、しかし今回のこれは非常にマズイぞ、と思った。
それほど混乱してるということなんだろうか。
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