プラス Google+
【9月10日特記】 9/6 のことである。ご招待いただいたので、Google+ に登録だけしてみた。しかし、当分 ROM になると思う。
2001年の2月にホームページを始めた後、ブログを開始したのが2005年の5月だった。あのときも、HP とブログを自分なりに差別化できるという確信が持てたからこそ始めたのであって、そうでなければ新しい場に入り込んで行きはしなかったと思う。
今では HP とブログと twitter と facebook をやっている。HP とブログはハンドルで(しかも、両者のハンドルは微妙に違う)、facebook は本名で、twitter は会社のキャラでやっている。その使い分けが運用方針を概ね語っていると思う。
僕は mixi には全く興味が沸かず、1回も登録したことがないまま、と言うより、登録しようかなという思いが脳裏を掠めることさえなく今日に至っているのがまだ幸いなほうだが、いずれにしても現状にプラス Google+ となると、一体どう差別化すれば良いのかが全く見えない。
どんな仕組みになっているのか自分の目で確かめてみたかったし、知人から招待を受けたこのタイミングを逃すと試す機会が遠のくだろうという、それだけの理由でとりあえず登録をしてみた。
登録してみて、世間で言われている他メディアとの違いや似ている点などについても、ある程度感じが解った。詳しくは書かないが、よく言われているように、facebook と twitter の中間に位置する性格のものだと思う。
しかし、facebook のほうは会社の同僚で構成されている秘密グループがあって、仕事上をそれを大変重宝しているし、すでに盛り上がっている非公開グループにも参加しているので、こちらはおいそれと捨てられない。
かと言って、twitter という革命的なメディアから撤退するなんてことはあり得ない。
そうなると Google+ をどうすれば良いのか、自分でもよく解らない。
世の中には twitter と facebook に同じものを流している輩がいるが、これほど特性の違う(字数制限の有無だけ見ても明らかだ)メディアに同じものを流そうとする気が知れない。
facebook の「友達」と Google+ のサークル(あるいはサークルの中の「友だち」)がかなり重複するようでは面白くもないと思う。
となると、やり方はただひとつ。全く別の人格になりきって、非常に限定的な話題に特化したものにして行くとか、例えばそんなことだろう。下ネタ専門の新しいキャラとして始めるとか、特定の趣味の交流の場という定義と縛りを表に出すとか──。
とりあえず、そこまでの時間もアイデアもない。だから、とりあえず ROM かなあと思う。
Google+ は Google のほかのサービスのアカウントと紐付けできる点が便利であるが、一方で結びつきすぎていて使いにくい面もある。例えば Google+ の登録名を変更すると Gmail のそれも変更されるようだ。ま、でも、その辺がヒントになって、何か別の使い方が思い浮かぶ日もあるかもしれない。
いずれにしても、今はまだ見えない。だから ROM で良いだろう。
今のところ、1000円だけ入れて開設した新しい銀行口座みたいなものである。今メインにしている銀行が倒産でもしたらこちらに逃げて来ようかな、みたいな。
そう考えると、Google というのは他が潰れてもそうそう潰れそうもないブランドである。まあ、1000円置いておくのは惜しくもない。そんなに慌てる必要もないと思っている。
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