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Tuesday, August 09, 2011

Windows の性格

【8月9日特記】  遅まきながら先日買った WiMAX パソコンの細かいカスタマイズに手をつけ始めている。なにしろ僕にとって生まれて初めての Windows7 (会社はなんとまだ XP )なので、どこで設定するのかが見つけられずに放置してあったところもある。

ところで、気持ち悪いのは、マウス操作に関して、「マウスオーバーしたら選択、クリックしたら実行」という設定がデフォルトになっているところである。

単なる慣れの問題ではないと思う。境目がはっきりしないのである。つまり、何秒マウスオーバーしたら選択したことになるのか? マウスが邪魔だったのでそれを横にどけたところたまたまそこにあったアイコンを選択してしまい、うっかり手があたってそれを起動してしまった、なんてことが実際に起こるのである。

それに比べてクリックしたかしてないかは明確である。シングルクリックとダブルクリックの区別も割合はっきりしている。こちらのほうがよほど扱いやすいと僕は思うのだが…。

まあ、確かに PC が世に出てきた頃にはダブルクリックが巧くできずに四苦八苦してるおっさんがいたものだが、こちらは慣れの問題である。少なくとも自分の意志に反して選択したり起動したりしてしまうことはないのである。

それを思うと、何故 Microsoft がこの方式を推奨しているのかがよく解らない。

それから、もうひとつ不思議なのは、MIcrosoft が Windows 開始以来(確かそうだったと思うのだが)、拡張子を表示しないのをデフォルトにしていることだ。これは何でなんだろう?

Microsoft は拡張子というファイルの仕組みを採用してしまったことについて何か後ろ暗い思いでもあるのだろうか? こんな形式にしてしまったので、初心者からすればとっつきの悪いものになってしまったのだ、と?

「だから、こんなもんは知らないでよろしい」と Windows が言っているように思える。「そんな難しいことは考えずに気楽に楽しみなさい」と。

しかし、どう考えても、拡張子を知らないで PC を操作するメリットよりも、それを解った上で使いこなすメリットのほうがはるかに大きいように思う。拡張子があるからこそ、どのアプリケーションで開くのかが人間の目で見て判るのであり、いろんなフォーマットに変換した後でもちゃんと区別がつくのである。

まあ、いずれにしても自分で設定しなおせば良いことなのでどうっちゅうこともないと言えばないのだが、しかし、デフォルトというのは自分で設定しなおしたりすることのない(設定しなおせるなんて夢にも思っていない)初心者のためのものなのだから、それを考えると本当にこれで良いのかなあと、いつもいつも思うのである。

お節介だったり知らん顔だったり、そういう意味では Microsoft は少し人格が分裂しているようにも思える。

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