夏の本
【8月8日特記】 このごろ読書が進んでいない。読んではいるのだが進み行きが遅い。別段難しい本を読んでいる訳でもないのに却々捗らない。
我ながら少し不思議な感じがしていたのだが、突然理由がわかった──夏だからだ。
夏なので寝苦しい(我が家では寝るときには窓は締め切っているし、エアコンは最後の手段なので)。寝苦しいので寝不足になる。
ところで僕は退勤の電車の中でしか本を読んでいない。往路の車内では新聞を読んでいる。家の中ではめったに読まない。就寝前に読んでいたこともあるが、それは車内で読んでいるのとは別の本だ。いずれにしても今はベッドではほとんど読まない。そうなると帰りの車内がほとんど唯一の読書の場である。
で、そういう限られた読書の時間である電車の中で、首尾よく座れた日には寝不足が祟って寝てしまうのである。
寝てしまうので読書が進まない。そういう訳である。本を開いたまま寝てしまって、気がついたら降りる駅なんてことがよくある。それでページが進まないのである。
ということは、多分毎年夏は読書のスピードが遅くなっていたはず。いやはや今ごろになって気がつくとは・・・。
もしかしたら地球温暖化によって最近になって出てきた傾向なのかもしれないが。
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