« 番組を巡るある日の会話 | Main | 供養 »

Wednesday, July 27, 2011

読まれた記事、書いた場所

【7月27日更新】  どっかに書いたと思うが、ホームページを開設して10年になる。その間にこのブログも始めた。この2つはハンドルでやっているが、他に一応ルール通り本名でやっている facebook があり、会社のアカウントでやっている twitter がある。

中にはこういう複数の場所に全く同じコンテンツを流し込んでいる人もいるが、僕はかなり意識的に区別している。

ハンドルでやっているホームページとブログは、本名の facebook とは最低限かつ片方向のリンクでしか繋がっていない。facebook はリアル知人との交流の場と位置づけており、それ以外のメディアとはかなり性格の違うものだと思っている。

facebook だけではない。それぞれのメディアにはそれぞれの特性があるのである。

じっくり書き上げた文章のライブラリであるホームページ、日々書き散らし読み飛ばされるブログ、フォローや RT など独特の機能によって人間関係を根底から変えてしまう革命的なメディアである twitter、仲間内の便利な連絡ツールである facebook──。

しかし、それくらい違いを意識して書いているのに、いざ書いてしまうと、後から思い出そうとしてもどこに書いたのだか思い出せないのだから、我ながらおかしい。

で、不意にこんなこと書いてましたよね、と言われて、えっ、どこに書いたっけ(あるいは、そんなこと書いたっけ)と思うことがある。いや、そんな風に言ってくれる人はまだましで、中には「僕は読みましたよ」ということを言わずに、いきなり僕がどこかに書いたことに言及してくる人がいる。

僕は、えっと、どっかにそんなこと書いたような気がする、えっと、どこに書いたんだっけ、と考える。それは即ち、えっと、こいつは僕があちこちに書いている文章のうちどれを読んでいるのだろうと考えることである。そうか、こいつはこれを読んでいるのか、それは意識しておいたほうが良いかも、と思うことである。

ホームページなんてものは一体読んでくれている人がいるんだろうか、みんなにちゃんと届いているんだろうかと心配になったりすることも多い代物なのだが、別段読んでほしいということもない人にもちゃんと届いているものなのだと実感させられる。

プライバシーが剥き出しになると言われることに少し繋がっているように感じる。不特定多数に対するコミュニケーションである限り、特定の人間に限定して話しかけることはできないのである。

そしてもちろん、言うまでもないが、そこが一番面白いところなのである。

|

« 番組を巡るある日の会話 | Main | 供養 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/110115/52324807

Listed below are links to weblogs that reference 読まれた記事、書いた場所:

« 番組を巡るある日の会話 | Main | 供養 »