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Saturday, July 30, 2011

Play Log File on my Walkman #61

【7月30日特記】  リニューアル2回目も10曲:

  1. Give me a Shake (MAX)
  2. USO (阿井莉沙)
  3. Tip Taps Tip (HALCALI)
  4. これが青春だ(布施明)
  5. 青春のパラダイス(ちあきなおみ)
  6. 負けるもんか(BARBEE BOYS)
  7. 南部春待ち疲れバンド(斉藤哲夫)
  8. う、ふ、ふ、ふ、(EPO)
  9. 人形の家(弘田三枝子)
  10. ダンシング・ロンリー・ナイト(ザ・ジャガーズ)

MAX はあまり興味を覚えたこともないグループなのだが、こうやって1)を聴くと、うん、悪くない感じがする。まあ、あくまであの時代の曲という感じは強いけどね。安室奈美恵がいなかったらもっともっと売れたかもしれないという気がする一方で、やっぱりどうやっても安室を超えられなかったグループという気もする。

2)はたぶんこのコーナーで一度取り上げているはず。映画『嫌われ松子の一生』の中の1曲。このうねるメロディラインを聴け! 本当に度肝を抜かれる。近田春夫の歌謡ロックの中でもこれほどの傑作はないと思う。

3)は確かアニメ『エウレカセブン』のエンディング・テーマだったと思う。僕はこのグループのなんか半ばやる気がないみたいなラップは割と好きだ。聴いてると不思議にノってくる。

4)は本当に若くて溌剌としてたころの布施明が歌ったTVドラマのテーマソング。最初のシリーズが、日本最初の青春ドラマと言っても差し支えのない『青春とはなんだ』で、それに次いだのがこれだった。いやあ、力が漲ってるねえ。なんか録音の感じも古くて良い(笑)

5)も多分このコーナーに過去出てきたと思うが、ちあきなおみの名作カバー・アルバム『星影の小径』から。こんな古い歌でも頑張ってアレンジしたらなんとかここまでは来る、と言うか、頑張ってアレンジしてもここまでしか来なかったけど、歌が上手いから許して、みたいな感じが良い。

6)は言うまでもなくバービーの代表曲。何度聴いてもこの詞は凄いと思う。で、コンタと杏子という男女ひとりずつのボーカリストがいたからこそ、これを作品化できたわけだ。イマサの如何にも彼らしい、アルペジオをふんだんに盛り込んだギターリフも一度聴いたら耳から離れない。

で、これもこないだ書いたが、斉藤哲夫という人は過小評価されているフォークシンガーのひとりだと思う。ポール・マッカートニーばりのメロディ・メーカーである。この7)はアルバム『グッドタイムミュージック』から。

8)は確か化粧品のコマーシャルソングだったと思う。よく流行ったが、もうサビしか憶えていない。改めて聴いてみて、はあ、こんな曲だったかという感じ。

9)は1969年の大ヒット。ロカビリーをカバーする、ちょっとバタ臭い可愛い娘という感じから、確かな歌唱力に支えられた本格派へと脱皮した記念碑的なヒット曲である。作詞:なかにし礼、作曲:川口真。川口真という人は良い曲を書いても何故かあまり目立たない作曲家なのだが、ときどきこんなとんでもない名曲を残している。

10)はジャガーズのレパートリーの中ではそんなに大きなヒットにはならなかったが、1967年に出たセカンド・シングル。数ある GS の中でもここまでひたむきさとインチキ臭さを同居させたグループはないと思う。今思えばそれが味である。

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