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Sunday, July 31, 2011

映画『忍たま乱太郎』

【7月31日特記】  映画『忍たま乱太郎』を観てきた。

僕以外の観客はほとんど子供連れ、もしくは孫連れ。僕はと言うと、原作の漫画もテレビのアニメも全く見たことがない。なにしろ「忍たま」というのが「忍者の卵」という意味であるということも今日初めて知ったくらいだから。三池崇史監督でなければまず観なかったであろう作品である。

でも、知らなくても楽しめるし、大人が観ても面白い。恐らくテレビアニメを見ていて前もって登場人物のキャラが解っていたらもっと楽しめたのかもしれないけれど、別に初見でも何の問題もない。

戦国時代の「忍術学園」の1年生・猪名寺乱太郎を主人公としたコメディである。「学園」という学校名や乱太郎がかけている眼鏡などが既に時代考証的にアウトだが、これらはもちろん全て意図的なデフォルメである。

話はともかくギャグの連続。下手に教訓を残そうなんて考えていない。映画館内には子供の笑い声も大人の笑い声も聞こえてくる。しかし、もちろん単なるギャグの羅列ではなく、物語としての起承転結はしっかりある。そして、アクションと特撮はかなり本格的である。

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Saturday, July 30, 2011

Play Log File on my Walkman #61

【7月30日特記】  リニューアル2回目も10曲:

  1. Give me a Shake (MAX)
  2. USO (阿井莉沙)
  3. Tip Taps Tip (HALCALI)
  4. これが青春だ(布施明)
  5. 青春のパラダイス(ちあきなおみ)
  6. 負けるもんか(BARBEE BOYS)
  7. 南部春待ち疲れバンド(斉藤哲夫)
  8. う、ふ、ふ、ふ、(EPO)
  9. 人形の家(弘田三枝子)
  10. ダンシング・ロンリー・ナイト(ザ・ジャガーズ)

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Friday, July 29, 2011

供養

【7月29日特記】  高校の同窓生が山で遭難して死んだ。

同窓生と言ってもよく知らない奴だ。同じクラスになったことはないし、在学中の記憶は一切ない。

卒業後30年近くたってから同窓会活動が一気に活発になったので、ひょっとしたら同じ同窓会に出席してたことがあったかもしれないが、いずれにしても喋ったことはない、あるいは、喋った記憶がない。

そんな奴だからかもしれないが、僕が彼の訃報に接して思ったのは、不謹慎と言われるかもしれないが、「へえ、山で遭難して死ぬなどという死に方が本当にあるんだ」ということだった。

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Wednesday, July 27, 2011

読まれた記事、書いた場所

【7月27日更新】  どっかに書いたと思うが、ホームページを開設して10年になる。その間にこのブログも始めた。この2つはハンドルでやっているが、他に一応ルール通り本名でやっている facebook があり、会社のアカウントでやっている twitter がある。

中にはこういう複数の場所に全く同じコンテンツを流し込んでいる人もいるが、僕はかなり意識的に区別している。

ハンドルでやっているホームページとブログは、本名の facebook とは最低限かつ片方向のリンクでしか繋がっていない。facebook はリアル知人との交流の場と位置づけており、それ以外のメディアとはかなり性格の違うものだと思っている。

facebook だけではない。それぞれのメディアにはそれぞれの特性があるのである。

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Monday, July 25, 2011

番組を巡るある日の会話

【7月25日特記】  視聴者ができるだけインターネットを見ずにテレビを観るように仕向ける──そんなことを本気で考えている人がウチの会社にまだいて、しかもかなりの要職に就いているということを、今日会社で話していて改めて知った。愕然とした。

彼は自分自身のことを考えてみないのだろうか? 彼は恐らくかなりのテレビ・ウォッチャーだろうとは思うが、しかし、 彼だってインターネットも見ているはずだ。彼にとっては、量の多少はあれ、その両方が情報源になっているはずである。そしてその2つは、一方を塞いだら他方が膨らむという関係ではないはずだ。

「私はインターネットなんて見たことがない」と言う人なら解らないでもない。「視聴率アップの願掛けて、もう2年間インターネットは見ていない」などと言うとんでもない御仁だったなら、むしろ好意を持って彼の話を聞けたかもしれない。しかし、彼はそういう人ではないのである。

もしテレビであまり見てもらえないようになってきたのであれば、他のところでもっと見てもらおうというのがごく自然な発想ではないだろうか、と僕は思うのである。どうして、そういう発想にならずに、他のところをフタしてしまえ、となるのかが不思議で仕方がない。

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Sunday, July 24, 2011

雑誌購読の個人史

【7月24日特記】  僕が今定期購読している雑誌は『日経パソコン』だけである。もう何年読んでいるのだろう? 10年は超えているような気がする。

考えてみれば僕は他人様がお読みになる雑誌を比較的読まずにここまで来た。

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Saturday, July 23, 2011

『月に囚われた男』

【7月23日特記】  WOWOW から録画しておいた『月に囚われた男』を観た。2009年のイギリス映画。日本では2010年度キネ旬88位と、まあそこそこの評価だが、公開時には結構評判になって、僕も観ようと思いながら見逃して悔しい思いをしていた作品である。

で、ひとことで言って非常によく練ったストーリー、よくできた脚本である。

ロードショーの終わった作品とは言えネタバレを書くのは気が引けるので書かないが、月の採掘基地でたったひとりの人間として働くサム・ベルの生活と秘密を描く映画である。

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Friday, July 22, 2011

1本の梅の木でしか囀らなくなった SAEZURI

【7月22日特記】  twitter のクライアントのことなので当然 twitter で呟いてみたのだが、全く誰からもリプも RT もないので、もしご存じの方があったら教えていただきたい。

長年親しんだ twitter クライアントの SAEZURI をとうとうアンインストールすることにした。いや、全てではない。会社のデスクの PC と出張用の PC と我が家の PC の3つにインストールしていたのだが、そのうち会社のデスクの PC に入っているものだけ残して、あとは消さざるを得なくなったのである。

というのも、先日のアップデート以来、ひとつのアカウントを複数台の PC で運用することがどうもできなくなったみたいだから。

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Wednesday, July 20, 2011

7/20サイト更新情報

【7月20日特記】 サイトを更新しましたのでお知らせします(このブログではなく、併設している私のHPの更新案内です)。

今回は bk1 への投稿書評が2編、そしてレギュラー・コーナーである言葉のエッセイが1編あります。

書評のうちの1つは久しぶりに「今週のオススメ書評」に選んでもらいました。季語の本です。もう1つの書評は初めて読んだ小路幸也の小説です。

それからエッセイはある日の、謎のおばさんと僕の物語です。

という訳で、今回の更新は以下の通り:

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Monday, July 18, 2011

Sleep Cycle 4

【7月18日特記】 iPhone のアプリ Sleep Cycle に関する4回目の記事(前回の記事はここ)。なんと昨夜で 369 nights だったのである。できれば記念すべき 365 nights に達した日に書きたかったのだが、考えてみれば、出張したホテルでベッドからコンセントが遠くて iPhone を接続できずに断念することも多いので、要するにもうとっくに使い始めて丸1年を過ぎたということだ。

Sleepgraph1718jul11

で、今回も例によって昨夜の僕の睡眠グラフを披露するとこんな感じである。

世の中にはずっと地を這うようなグラフの人もいるとは聞いているが、ま、僕としてはそこそこよく寝ている感じの波形である。ただ毎日こんな具合かといえば却々そうは行かないのである。

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Sunday, July 17, 2011

ルータ交換騒動記

【7月17日特記】  新しいルータを買った。前に IEEE802.11n 対応ルータに買い換えようか迷っていると書いた。それはここらで 11n 対応機をと思いながら、現実には我が家に 11n 対応機が1台もなかったからである。

なのに何故急に買うことにしたかと言えば、言うまでもなく 11n 対応の新しいPCを買ったからである。では、何故新しいPCを買ったかと言えば、それは IEEE802.11n での 無線LAN接続機能がほしかったからではなく、WiMAX 対応機がほしかったからである。

では、何故 WiMAX 対応機を買ったかと言えば、会社で宛てがわれている出張用の小型PCが、実は出張に持って行くには適さないほど重くて、古いPCなので反応も非常に遅くて、おまけに接続用の Pocket WiFi は常に誰かが使っていて僕まで回って来ないという事情に業を煮やしたからである。

で、PCを注文して届くまでの間に、ついでだから 11n の環境も整えておこうと思って新しいルータに買い換えたのである。

しかし、こういう機器交換をすると何かと不具合が起こるもので、僕は何だかいやーな予感がして、現実には週半ばにルータを買ったのに、時間がある週末まで付け替えるのを控えていたのである。そしたら、やっぱり予感は的中して、土曜の夜がまるまる潰れてしまった。

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Saturday, July 16, 2011

映画『大鹿村騒動記』

【7月16日特記】  映画『大鹿村騒動記』を観てきた。阪本順治監督が長年世話になった原田芳雄を主演に据えて撮った映画。原田からの提案で長野県の大鹿村に300年以上続く大鹿歌舞伎を題材に、村人たちの悲喜こもごもを描いた物語である。

300年続くと言っても、別に重要無形文化財とか人間国宝とか、本来そういう権威主義的なものとは何の関係もないものである。村人が運営し、出演し、観賞する──ま、平たく言えば村祭りである。しかし、逆に言えば、村祭りと称するにはあまりにもレベルの高いものらしく、そもそもは原田が別のドラマのロケでこれを見て痛く感激したのが発端だとか。

映画では、その村人たちに扮した原田芳雄や石橋蓮司、でんでん、小倉一郎らによる大鹿歌舞伎が、劇中劇としてかなりの時間を割いて披露されている。僕は歌舞伎のことなんかさっぱりわからないが、この演目自体が他にはない独自色溢れるものらしく、観ていてもなんだか悠揚迫らざると言うか、逆に鬼気迫ると言うか、よくは解らないけど妙に惹かれるものがあった。

脚本は荒井晴彦と阪本監督の共同。カメラは笠松則通。こんな日本の片田舎を舞台に、しかも歌舞伎という純日本的な題材を扱った映画なのに、展開や風景にものすごくヨーロッパっぽい印象がある。これは一体なんでだろ?と映画を観ている間ずっと考えてしまった。不思議な映像だった。

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Thursday, July 14, 2011

歯と髪

【7月14日特記】  今、歯医者に通っている。虫歯ではない。上の、前歯と奥歯の中間くらいにある何本かの歯の、根元がすり減ってきているのである。

昔は歯ブラシでのこすり過ぎが原因と言われたらしいが、今では噛み合わせに問題があるのが原因とする説のほうが有力だとのこと。いずれにしても、放置せずに埋めたほうが良いでしょうと歯医者が言うので、その治療をしてもらった。

1回目が上の右、2回目が上の左。以上で完了したのだが、ついでに歯のクリーニングもしますかと問われたので、やってもらうことにして、昨日がクリーニング1回目(下の歯)、そして来週2回目(上の歯)で全行程終了となる。

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Wednesday, July 13, 2011

『東京バンドワゴン』小路幸也(書評)

【7月13日特記】 そもそもは青山真治監督の映画『東京公園』を観たのがきっかけだった。好きな監督だし、この作品も見事な出来であった。

そして、僕はその原作者である小路幸也という小説家を全く知らなかったのだが、そのパンフに、「そもそも小説『東京公園』は担当編集者の『小路さんの<何も起こらない物語>が読みたい』というリクエストから始まりました」と書いてあったのに強く惹かれたのである。

いや、別に何も起こらない話が好きなのではない(嫌いではないが)。ただ、何も起こらないのに面白いということは、書いている作家が突出した文章力、表現力の持ち主であるという証明である。映画がこれだけ面白いのだから、小説もきっと面白いのだろう。

ということは小路幸也という作家は飛び抜けて文章の巧い作家であるはずだ。ならば、これを読まない手はない──ということで本屋に走ったのだが、あいにく『東京公園』は置いておらず、目に入ったのが『東京バンドワゴン』であった。

ああ、この本なら聞いたことがある。結構話題になった本だ──ということでこれを買い求めて読んだのだが、残念ながら、これは僕が思ったような本ではなかった。

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Tuesday, July 12, 2011

ソーシャル・メディアの始まり

【7月12日特記】  ココログに Tweet ボタンが付いてもうどれくらいになるのか知らないが、今まであまり意識したことはなかった。それはひとえに僕のブログではそのボタンをクリックしてくれる人がほとんどいなかったからに他ならない。

ところが、最近は時々そのボタンが押されていることがあり、少し驚いてしまう。1人2人ならいざ知らず、何人も押してくれていたりするとなおさら驚いてしまう。

もちろん今までだって読者数を確認する手立てはいくつかあった。例えばアクセス・カウンタなんてものはホームページの創世記からあったし、例えばこのココログならアクセス解析という機能でいろんなことが判るようになっている。

ただ、それはテレビの視聴率と同じで、このサイトを訪れてくれた「数」を表しているだけのことで、読み耽ってくれたのか斜めに読み飛ばされたのか、あるいはろくに読まずに他のページに遷移してしまったのかは不明である。満足してくれたのか不満が残ったのか、好意を持たれたのか何とも思われなかったのか、あるいは不運にして嫌われてしまったのかも全く知る由もなかった。

僕はまあ、この問題については、「なんかの間違いでこのページにたどり着いてしまったけれど、ろくに見もせずに他のページに飛んで行った人も多かったのではないかな」などと割合軽く考えてきた。いや、軽く考えるように努めてきたと言ったほうが良いかもしれない。

ところが、それを tweet してくれたとなると、これはもう、単に読んでくれただけというレベルでないのは明らかである。好意を持たれたのか悪意を持たれたのかまでは分からないが、ともかく何かを感じてくれたということだけは確かである。

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Monday, July 11, 2011

暑さとトシ

【7月11日特記】  こないだ妻に言われたのである。

あなたもそろそろ年を取ってきたのだから気をつけたほうが良い

と。ひょっとすると「あなたも」ではなくて、「私たちも」だったかもしれないが、その辺は特に拘ってもいないので記憶も定かでない。

で、何に気をつけろと言うのかと言えば、

年を取ってくると、暑いのに気づかなくなる

のだそうだ。

が、これはちょっとおかしい。

そもそも暑いとか寒いとか言うのは極めて個人差の大きい主観的なものであって、だから「暑い」=「暑いと思う/感じる/気づく」なのである。逆に言うと、「暑いと思わない/感じない/気づかない」=「暑くない」のである。だから、「暑いのに気づかない」という日本語はおかしいのである。

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Sunday, July 10, 2011

The Harry Potter Series in a hurry

【7月10日特記】  僕はちょっと流行ってきたものに対しては意外に敏感に反応するのだが、めちゃくちゃ流行っているものに対しては概ね興味を失ってしまうことが多い。

そういう訳で、世間の大流行や世界的にメジャーなシリーズなどに乗り遅れてしまうことが多い。ジブリの映画を未だにほとんど観たことないのもその一例だし、『スターウォーズ』や『ロード・オブ・ザ・リング』なんかにも随分後から追いついた。

『スターウォーズ』は最初の3部作が終わって随分経ってから、WOWOW の「3作連続一挙放送」で6~7時間かけて観て、その後映画館でのロードショーに乗っかって行った。『ロード・オブ・ザ・リング』は確か3作全ての上映が終了してから DVD を借りてボツボツ観て行った。

で、『ハリー・ポッター』でそれをやってみようかという気になったのである。といっても、こちらのほうは最後の作品である『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』が間もなく封切りというタイミングなので、いくら急いでも追いつきそうもないが…。

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Saturday, July 09, 2011

映画『SUPER 8/スーパーエイト』

【7月9日特記】  映画『SUPER 8/スーパーエイト』を観てきた。スティーブン・スピルバーグのプロデュース作品。監督はJ.J.エイブラムス。

筋を書くとネタバレになるし、ま、多くの人が取り上げるであろうハリウッド作品なので、僕がストーリーについて詳しく書くのはやめておく。

ただ、映画が始まってすぐの列車事故のシーンの壮絶さから、ついつい“そっち方面”を期待してしまった観客には評価は低いのだろうなあと思う。しかし、僕にはとても良い映画だった。

それは構図である。はあ、映画の画というやつはこうやって作るのか、これが構図というものなのか、というシーンが目白押しだ。本当に“綺麗な画”が続く。こういう映画こそがイメージとして記憶に留まるのである。

どこがどうとは言いにくい。

人物を撮る場合でも、上から見下ろして撮るのと下から見上げて撮るのでは受ける印象が異なる。背後に映っているものが何なのか(例えば上からなら地面だろうし、下からなら空だろうが、正面からの場合でも、すぐ後ろに迫った壁なのか遠くの景色なのかで全然違う)、カメラがゆっくり動いているのと、ピクリとも動かないのでも与える印象が違う。

そういう辺りが見事に適切で、何か言葉ではなく画で訴えてくるものがある──それが構図の凄さだと思う。

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Thursday, July 07, 2011

Play Log File on my Walkman #60

【7月7日特記】  前回まで「今日のBGM」というタイトルで書いてきたが、第60回を機に Play Log File on my Walkman とすることにした。

今までは健康運動器具ステッパーを踏みながら聴いた記録だったが、最近では外出の際に聴いたりすることも多くなったので、そういう制限を取っ払ってタイトルも一新することにした。

なお、僕の SONY 製 Network Walkman には、第二次世界大戦終了直後から今年までの日本ポップス史に残る名曲と僕が思うものが千数百曲入っている。シングルカットされたものもそうでないものも、また、ヒットしたものもそうでないものも含まれる。僕はそれを常にシャッフルモードで聴いている。

ここではその履歴が8~10曲ぐらい溜まったところで記事にしようと思う。もちろん聴いたら必ず記事にするということはしない。あくまで気が向いた時だけである。

ということで、コーナーリニューアル初回として、今回は以下の10曲:

  1. ほらね、春がきた(うしろ髪ひかれ隊)
  2. 愛の挽歌(つなき&みどり)
  3. 別れてよかった(小川知子)
  4. さらば愛しき大地(豊田勇造)
  5. ABC(少年隊)
  6. ちょっとツラインダ(The Beatniks)
  7. 抱いてくれたらいいのに(工藤静香)
  8. デーゲーム(坂上二郎とユニコーン)
  9. 熱視線(安全地帯)
  10. オッサンマーチ(UNICORN)

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Tuesday, July 05, 2011

『絶滅寸前季語辞典』夏井いつき(書評)

【7月5日特記】 本屋で衝動買いした本。

いや、僕に俳句の心得なんてない。ただ、嫌いではないのも事実。自己流で時々は一句ひねってみたりすることもないではない。しかし、俳句にのめりこむようなことは一度もなかったし、夏井いつきという人が何者なのかも知らなかった。そして、この本が10年前に出た本の文庫化であることも全く知らなかった。

ただ、生来の「言葉好き」に対して、何か訴えかけてくる、いや、微笑みかけてくるものがあった。本屋の書棚から「ねえ、買って」と秋波を送られているような気がした。

で、「絶滅寸前季語」というタイトルに嘘偽りはなく、まあ、ほんとにこれでもかというくらい知らない言葉が出てくる。二十四節気とか七十二候とかに入っているのであれば、「何となく知っている」「意味は分からんが聞いたことある」なんてこともあるが、ところがどっこい、俳句の季語というものはそのような狭い領域に収まっているような矮小なものではないということがすぐに分かる。

「亀鳴く」とか「嫁が君」なんてのは序の口で(しかし、この「かめなく」や「よめがきみ」が一発変換されてしまうところに季語としての風格を感じる)、「童貞聖マリア無原罪の御孕りの祝日」などという、おいおい季語がそんなに長くてどうする?おまけになんでそれが日本の短詩の季語なのか解らん?みたいなものも結構ある。

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7/5サイト更新情報

【7月5日特記】 サイトを更新しましたのでお知らせします(このブログではなく、併設している私のHPの更新案内です)。

残念ながら今回はいつものことばのエッセイ1編だけです。読書がはかばかしくなく、書評は少し滞っております。

その代わりと言っては何ですが、今回のエッセイは少し長めです。もう何度も何度も書いてきた外来語の日本語表記について、少しまとめてみました。

という訳で、今回の更新は以下の通り:

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Monday, July 04, 2011

続・デジタル・サイネージの本質

【7月4日追記】 一昨日書いたデジタル・サイネージの記事について、ADEC の社長さんからメールをいただきました。

そして、そのメールの中でご紹介いただいたのが、ADEC の新オフィスの外向きの窓に設置されたデジタル・サイネージです。

下の動画をご覧いただければ一目瞭然ですが、そう、こういうのがデジタル・サイネージの表現力なんです!

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Sunday, July 03, 2011

映画『あぜ道のダンディ』

【7月3日特記】  映画『あぜ道のダンディ』を観てきた。商業映画デビュー作となった前作『川の底からこんちには』で一躍名を馳せた、と言うよりも、その後主演の満島ひかりと電撃結婚して、満島ひかりファンを奈落の底に突き落とした石井裕也監督である。

僕は前作に続いて2本目だが、今回も見ながら思ったことは、ああ、この監督は会話劇の人なんだなあ、ということである。『川の底から~』もそうだったが、画よりも設定よりも、台詞で引っ張る、と言うより、台詞でゴロゴロ転がして行く監督である。

今作も石井監督自身の筆による脚本なのだが、20代の監督にはさぞかしチャレンジ感があったのではないかと思われる中年男たちをテーマとした話である。自分とはかけ離れた世代、それもだいぶ上の世代をテーマとしたことで、前作と違って主人公に対する過酷さがなりを潜め、とても優しい映画になったと思う。

場所は前橋。出てくるのは2人のオヤジ。中学時代からの親友(一緒にいてカツアゲされた経験とその屈辱から、ともに強くなることを誓った間柄だ)の宮田(光石研)と真田(田口トモロヲ)。女性に持てるちょい悪オヤジなどではなく、単に若さを失ってしまった悲哀に満ちた、カッコ悪いオヤジである。

宮田は妻(西田尚美)を若くして亡くし、男手ひとつで子供たちを育てた。息子の俊也(森岡龍)は浪人して、娘の桃子(吉永淳)はストレートで、この春ともに東京の大学に合格した。だが、子供たちは宮田とろくに口を利いてもくれない。

宮田は宮田で勤務先の運送屋は安月給だし、見栄で買った一戸建てのローンも相当残っていて、つまりはいっぺんに2人の子を私立に入れるほどの金がなく、おまけに最近胃に異常を感じるようになり、自分は亡き妻と同じガンに罹ったと信じている。

真田のほうは、会社を辞めて7年間介護してきた父親が死に、漸く心の重荷も取れ、遺産も入って裕福になったが、2度の流産で妻との間には子どもがなく、その妻も真田が父親を介護している間に逃げてしまった。

カッコばかりつけて身勝手で、肝心なところで弱気になったりする宮田に対して、お人好しで腰が軽く、宮田を兄貴分と慕っている真田の発想や行動パタンが対照的で、だからこそその台詞のやりとりが面白い。

何度も同じ言葉を繰り返させたり、「大志を持って飛び立て、メス豚」みたいな、どっから持ってきたのかその発想は?と言いたくなるような斬新な台詞があったり、ともかくそのやり取りが面白い。役者たちも上手く間をとったり、タイミングを外したりしてこの脚本の面白さを十全に表現していると思った。

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Saturday, July 02, 2011

デジタル・サイネージの本質

【7月2日特記】 会社でいろいろ話をしていると、どうもデジタル・サイネージの本質が解っていない人が多いように思う。

デジタル・サイネージは絵が動く看板ではない(それなら電光掲示板と変わらない)。あるいはテレビ用のモニターと同じようなものでもない(それなら単に一時に一本の動画が流れてくるだけだ)。

デジタル・サイネージが看板ともモニターとも違うところは、その用途に合わせた形状の多彩さにある。大きなものから小さなものまで、画面のアスペクト比に決まりはないし、分厚いものから薄いものまで、どこかに貼りつけたり巻きつけたりできるものもあるし、タッチパネルになっているものもある。

そして、中には透明なアクリル板に表示するタイプもある。つまり、それだと、普段は透明のガラス窓として使っているところに、急にいろんな情報を表示することができるのである。

そういう融通無碍な対応可能性は、従来の看板やモニターには決してなかった機能である。特にタッチパネルによる双方向性というのは単純な看板やモニターの働きからコペルニクス的に脱するものである。

そして、それ以外にも顔認識技術によるターゲティング広告、AR 技術の応用など、どんどんと新しい可能性、新しい表現が出てきている。

また、デジタル・サイネージのもうひとつの武器は、その画面を自由に分割したり統合したりして使い分けられるということである。

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