歩く人、聴く人、集める人
【5月10日特記】 昨年の2月25日に新しい Network Walkman に買い換えて、それまでに入っていた748曲を集めなおしているのだが、今日時点で新たに収集したものを含めて1600曲を超えてきて、この作業もかなり終盤に差し掛かってきた感がある。
あとは、まだ収録には至っていないものの入手の目処のついている曲と、以前は Walkman に入れていたものの別にどっちでもいいやという程度の作品が大半である。
ただ、ネット上にもレンタル店にもあまり簡単には入手できない曲もある。中にはひょっとしたらもう二度と音源は手に入らないのではないかと心配になっているものもある。
いくつか例を挙げると以下のような曲である:
- 『本牧メルヘン』鹿内孝(1972年)
- 『蒼き夜は』『ぼくを見かけませんでしたか』森田童子(1977年)
- 『もうすぐ帰るよ』吉田拓郎(1977年)
- 『どんなときも どんなときも どんなときも』矢野顕子(1982年)
- 『Melody』Southern All Stars(1985年)
1)は阿久悠・井上忠夫コンビによる名曲であるが、却々音源が見つけられないまま今日に至っている。実は下手すると永遠に手に入らないかもしれないという恐怖に慄いている。
2)は森田童子のセカンド・アルバム『a boy』に収められた曲なのだが、森田童子に関して言えば『ぼくたちの失敗 森田童子ベストコレクション』というベスト・アルバム以外はほとんど手に入らない。森田童子といえば『ぼくたちの失敗』『さよならぼくのともだち』が有名だが、他にも『たんごの節句』や『雨のクロール』、『逆光線』など名曲がたくさんある。なんとか復刻してほしいと思う。
吉田拓郎に関して言えば、デビュー以降1980年までのアルバムは全部持っていたわけで、それを丹念に集め直せば元通りのコレクションが復活すると思っていたのだが、3)のようにアルバムには収められていないシングル曲がある。と言うか、この曲がそういう曲だという意識がなかったので漏れてしまった。この音源は簡単に手に入るのかどうかまだ確かめられていない。
4)のようにすごく良い曲なのに、他の作品に埋もれてしまって忘れられかけている歌がある。こういうのが意外に手に入りにくいのである。
また5)であるが、サザンの曲ならいくらでも手に入りそうなものだがそうでもない。特にこれだけ作品が多いと、こちらもいろんなベスト盤を効率よく組合せてレンタルしようとするのだが、そうすると漏れてしまうのがこの曲なのである。これも是非ほしい作品である。
まあ、当面ちょっと頭を悩ましているのは以上かな。「なんとしてもほしいのに、どうしても手に入らない」曲はもうかなり少なくなってきている。
いい感じのコレクションになって来たという実感が湧き始めている。
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