今日の BGM#57
【4月11日特記】 例によって今日も2回分合体の履歴。
- HEART BEAT (佐野元春)
- ふたりは若かった(小山ルミ)
- PIECE OF MY WISH (今井美樹)
- 本気でオンリー・ユー(竹内まりや)
- 水色の恋(天地真理)
- 小指の想い出(伊東ゆかり)
- なごり雪(イルカ)
2回分だと大体いつも8曲あるのに、今回は7曲しかないのは1)が長いから。佐野元春2枚目のアルバムのタイトル・ソング。初期にはこういうバラードっぽい大作が結構あった。文字通りの「物語歌」。いまだに大好きな曲である。
2)はちょっとマイナーな線。そもそもは尾崎紀世彦のシングル。『また逢う日まで』や『さよならをもう一度』、『愛する人はひとり』みたいな大ヒットにはならなかったが、僕は当時から好きだった。阿久悠・筒美京平コンビ。その曲をここでは小山ルミがカバーしている。『小山ルミ&ドラム・ドラム・ドラム』という幻の名アルバムに収められているもの。これも素晴らしい。
3)は今井美樹の7枚目のシングルで、自身が主演したドラマのエンディング・テーマでもあった。そして初めてのオリコン1位。それが頷ける名曲だと思う。ところで、さっき調べて初めて知ったのだが、この曲は上田知華・作曲。
4)も言うまでもない定番中の定番。全編英語。Let's Get Married という副題がついている。これって翻訳すると「結婚しようよ」である(笑) ポップスらしいポップスの名曲。でも、最大の魅力はやっぱり竹内まりやの声だと改めて思った。
5)は天地真理のデビュー曲。先にドラマ出演という形でデビューしていて、売れてきたところで既定路線としてレコード発売となったわけだが、そういう時にちゃんとこういう名曲が用意されたのは奇跡だと思う。今聴き直すとあっちからこっちから弦楽器が流れてきて、凝っているけどすっきりしたアレンジである。
6)は1967年の大ヒット。このころの歌謡曲ってリズム・セクションが意外にはっきりとした16ビートを刻んでいて聴き直すとちょっと驚くことがある。で、何度聴いてもこの詞は書けないと思う。初めて聴いた時にはもちろん何で小指を噛んだのか不思議で仕方がなかったのだが。
7)は受験勉強中に聴いた記憶がある。自分にも春がくるのかな、とぼんやり思いながらラジオに耳を傾けていた。伊勢正三一世一代のメロディ・ラインだが、春がきて君がきれいになるというこの表現も却々できるものではない。
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