今日の BGM#54
【2月2日特記】 例によって今日も2回分。
- 新しい朝(吉田拓郎)
- 恋のしずく(伊東ゆかり)
- 熱風(石川秀美)
- セシル(浅香唯)
- 私は忘れない(岡崎友紀)
- 最後の夜汽車(甲斐バンド)
- モラトリアム(レミオロメン)
- The Perfect Vision (MINMI)
僕は1)を初めて聴いたときのショックをいまだに忘れません。──ブラスセクション。ブラスについては拓郎は(フォークでは他に誰も使う人がいなかったくらい)古くから採用していましたが、こういう使い方はありませんでした。
いきなりファンファーレで始まって、ちょっとソウル風にオルガンが入ってきて、ロッカバラードのあと8ビートに転じる辺りも凄かったです。んで、最後はファンキーなブラスロック。今聴いても多分驚かないでしょう。あの時代の文脈の中では仰天の作品でした。
2)は昭和歌謡の本当に良質の世界。詞も曲も、今では誰もこんなものは書けないでしょう。
3)は今は薬丸裕英夫人である石川秀美の11曲目のシングル。あんまり流行らんかったなあ(笑) 詞はムーンライダーズの鈴木博文、曲は林哲司。冒頭の「かぜ!」っていうところだけが印象に残って、あとはあまり憶えていない曲です。
4)は浅香唯の大ヒット。「朝痒い、昼は痒くない」とか言いましたよね。これは僕は日本ポップス史に残る名曲だと思ってます。詞は麻生圭子、曲は NOBODY。
5)は当時を知ってる人でも、もうみんな忘れてると思うけど、改めて聴くとめっちゃ良い曲です。岡崎友紀のファルセットもそれなりに美しくて心を打ちます。
6)は甲斐バンド。「甲斐バンドに敬称つけたら解散バンド」とか言いましたよね。甲斐よしひろも良い曲いっぱい書いてますけど、これも隠れた名曲。
7)は最近の曲のように思ったらもう10年以上前なんですね。レミオロメンが初めてベストテン入りした曲。タワーレコードでこのくねくねした粘り強いメロディが流れてきて、「これは誰だ?」と思って一生懸命探した記憶があリます。
8)も大好きな曲です。歌おうとしても却々ついて行けない(笑) メロも良いけど、詞の遊び方も見事なもんです。ただ、「Get up and dance 見渡してみて」のところが何度聴いても「酔っ払って見渡してみて」に聴こえてしまいます。
ま、毎回そうなんですけど、全部名曲!
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