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Saturday, January 01, 2011

お正月のフジフィルム

【1月1日特記】 あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございますと言えば、最近は幾分緩和されたようですが、昔はテレビのコマーシャルでこの「おめでとう」を言うことが固く禁じられていました。実際そういうCMが搬入されてから改稿を要求して差し替えたことも何度かありました。

スポンサー側にしてみれば、テレビのお正月番組では番組が入れ替わるたびに「おめでとうございます」を連呼しているくせに、なんでスポンサーには認めないんだ、と納得しない向きもあるでしょうが、これは少し考えていただければある程度ご理解いただけると思います。

つまり、テレビのCMというのは通常15秒か30秒なんですよね。で、CM枠というのは短いもので60秒、長くなると3分くらいの塊で存在します。

仮に3分=180秒に15秒×12社のCMが入っていたとして、その12社全部が15秒ごとに「あけましておめでとうございます」を連呼し始めると、これはお正月番組の連続どころではなくて、相当ウザイものになってしまいます。

そういう意味合いで、テレビ局はクライアントにCMでの「おめでとう」を控えてもらっていたいきさつがあるのです。しかし、最近は「おめでとう」を言っているCMもあるように思います。この辺り、どういう風に緩和されたのか、私はよく知りません。また機会があったら聞いておきたいと思います。

ま、いずれにしても、「おめでとう」を言いたい企業が言えないという状態があったわけですが、しかし、そういう状態を見事にすり抜けて出てきたのが「お正月を写そう」というフジフィルムのCMソングでした。

「おめでとう」だけが正月を祝う言葉、如何にも正月らしい表現ではないのだなと、私はお正月が来るたびにこのCMの誕生に思いを馳せて、これを作られたスタッフの方々に深い敬意を評したい気になります。

今年もいろんな表現の中にいろんな人の創意工夫が活きて行けば良いなあ、などと、いつもそんなことを考えるお正月です。

本年もよろしくお願い申し上げます。

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