国府くん、見っけ!
【12月16日特記】 国府輝幸というキーボードプレイヤがいるのだが、実は彼は僕の小中学校の同級生なのである。
で、知ってる人は知ってると思うが、彼は88ロックデーの時代に SOOO BAAD REVIEW というスーパーグループに所属していた。アルバムはライブを含めて2枚発売された。
メンバーは、ボーカルに北京一&砂川正和、ギターが山岸潤史&石田長生、ベースは永本忠、ドラムスに土居正和、そしてキーボードがチャールス清水&国府輝幸だった。
その後彼は久保田麻琴率いる夕焼け楽団(後のサンディ&ザ・サンセッツ)の一員となり、何枚もアルバムをリリースした。
そして後にはベーカーこと土居正和(ソーバッドのドラマーでもあった)が結成した Baker's Shop や、金子マリや往年のソーバッドのメンバーたちが中心になって結成した The Voice & Rhythm (彼らのアルバム『It's Only Dance Music』は僕も買った。いまだに大好きでよく聴く)で活躍した。
ところが、その後の足取りが掴めなかった。僕は彼とはほとんど言葉を交わしたことはないのだが、でも、ずっと、中学時代から彼のキーボードのファンだった。ともかく素人離れしてた。そして、当時からラテンのフレーバー溢れるパワフルなプレイがスリリングだった。
その国府くんをやっと見つけた。
長らく消息が分からなかったのは多分彼の演奏がパッケージになって発売されるような環境になかったからだろう。そして、再び見つけられたのは YouTube をはじめとする投稿ビデオの時代になったからだろう。
事実僕もその YouTube で彼の動画を見つけたのである。
ただ、却々見つからなかったのには別の理由もあって、今回初めて知ったのだが、彼は国府利征に改名していたのである。何と読むのかな? トシユキ? もしかしてやっぱりテルユキと読ませてたりする気もする。
久しぶりに見て聴いたけど、やっぱりものすごく passionate な演奏である。皆さんも堪能してみてください。
彼は僕のことを憶えていないかもしれないが、もう一度会って生で聴いてみたい気がする。
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