よたび本を売る
【11月2日特記】 本棚に溜まった本をイーブックオフに売った。これで4回目。
売るたびにホームページやブログに記録をつけてきた。一番最近なのはこの記事である。
振り返ってみると大体2年ごとに本を売っている。読む速度が凡そ一定で、従って溜まってくる速度も凡そ一定なのだろう。そう思うと自分という人間の持っているリズムみたいなものが感じられて、なんだかいとおしい。
箱に詰めて Web上で申し込むと宅配便が集配に来て、その後査定金額がメールで通知される(←今ここ)。これを Web上で承認すると、予め登録しておいた口座に代金が振り込まれるという段取りである。
前の記事に書き足して4回の売却の記録を披露すると、以下の通りになる。
- 初回(2003年12月):3,770円/58冊(1冊平均65.0円)
- 2回目(2006年8月):2,765円/98冊(1冊平均28.2円、
うちコミック1点=5円)
+「資源リサイクル」10円/10冊 - 3回目(2008年11月):5,775円/61冊(1冊平均94.7円、
うちコミック2点=35円)
+「資源リサイクル」14円/14冊 - 4回目(2010年11月):3,491円/53冊(1冊平均65.9円)
+「資源リサイクル」6円/6冊
初めて売った時と同じような単価だ。前回が一番単価が高いが、これは前の記事にも書いたように、多分オリコン・チャートブックに高い値がついたのだろうと思う。
なお、「資源リサイクル」というのは、書籍としては値打ちがないので紙代だけお支払いしましょうということである。今回の例で言うと、僕が送った53冊のうち47冊はコンテンツとして(あるいはコンテンツを収めたコンテナとして)認められたが、残り6冊は単なる紙の塊として買い取られたということである。
で、あまり期待はしていなかったのだが、もう少し詳しく分からないものかと HP を見に行ったら、以前と違って随分細かい「査定結果明細」が表示されて少し驚いた。
それによると、まず、僕が実際に送ったのは54冊であったらしく、そのうち1冊は「買取不可」という扱いになっていた。つまり、1銭ももらえずにゴミとして処理されるという訳だ。
で、これは今回が初めてだったのだが、「高価買取タイトル」という欄があって、100円以上の値がついた上位9冊の高価買取り本の名前が載っていた。一番高かったのは『モダンタイムス』『骸骨ビルの庭<下>』『日本語が亡びるとき』の3冊のそれぞれ 500円である。
不思議なことに『骸骨ビルの庭<上>』の名前はどこにもない。100円にもならなかったということだ。傷み具合がそんなに違ったとも思えないのだが…。
ま、いずれにしても、売った人からの要望が大きかったからではないかな、こんな風に査定内容の開示が進んだのは。これもまた時代である。
凡そ2年後にまた売ったらまた書きたい。
===>>> 3年9ヶ月後に本を売った時の記事がこれ
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