« October 2010 | Main | December 2010 »

Tuesday, November 30, 2010

家でコピーができるなんて

【11月30日特記】 家で書類をスキャンしててふと思った: 家でスキャンできる日が来るなんて思ってもみなかったな、と。

いや、それどころか、家でコピーできる日が来るなんて夢にも思わなかった。
うん、そういう意味では家庭用コピーのほうがインパクトは強かった。

コピーは会社とか官公庁とか、あるいは専門の店舗とか、そういう特殊なところでしかできないものだった。今の若い人は逆に聞いて驚くのだろうが、大学の定期試験が近づくと、学生たちは友だちのノートを写すために、金を取ってコピー機を使わせてくれる専門店に並んだものだ。

1枚につき1円でも安い店を探して。多くは元々印刷会社であったりしたところだ。

やがてワープロが登場し、家庭用のプリンタが出まわる時代になったが、依然としてコピーは家で取れるものではなかった。僕らはもっぱらコンビニに出かけて、やっぱり1枚につき何円かを払ってコピー機を使った。

ワープロからパソコンの時代になり、家庭用のプリンタもどんどん高性能化、高機能化と小型化を進めた。それでもまだ僕は家でコピーが取れる時代が来るとは思わなかった。

と言うか、家でコピーを取る必要性が思い当たらなかったのである。コピーは会社で取るか、コンビニで取るかのどちらかだった。それで充分間に合っていた。

Continue reading "家でコピーができるなんて"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Monday, November 29, 2010

Evernote

【11月29日特記】 10月20日に iPhone に Evernote を入れた。しかし、これは別になくても良いアプリである。インストールする前からそう思っていて、インストールした今もそう思っている。

ただ、入れたことによって様々なファイル形式のメモ、一時的な記録、備忘録、繰り返し参照するデータ、未確定の予定などがここに集まった。とは言え、それらは元々 Evernote がなくても、多分どこかに(最悪でも頭の中に)書きつけてあった訳だし、だから、これはなくても困らないアプリであることに変わりはない。

しかし、Evernote ひとつに集めるという運用によって、意外にもそれはなくてはならないアプリへと質的変化を遂げたのである。

Continue reading "Evernote"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Sunday, November 28, 2010

一緒に乗るか、後から追うか

【11月28日更新】 『スターウォーズ』の最初の3部作は WOWOW の「一挙放送」で3本連続で見てへとへとになった。『ロード・オブ・ザ・リング』の3部作はさすがに1日では見なかったが、WOWOW からの録画と借りてきた DVD で短い間に立て続けに見た。

さて、今どうしようかと思っているのが『ハリー・ポッター』シリーズである。今日に至るまで1本も観ていない。面白いらしいという評判を聞いて今さらながら観てみようかという気になり、何本かは WOWOW から録画したのだが、まだ何作も抜けがある。TSUTAYA DISCAS か DMM から取り寄せて順番に観るかどうか──。

Continue reading "一緒に乗るか、後から追うか"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Saturday, November 27, 2010

「書評の鉄人列伝」に再登場

【11月27日特記】 このブログではなくホームページのほうに書いてあるのですが、僕は2002年2月からオンラインブックストア bk1 に書評を投稿しており、翌2003年1月には初代の bk1 <書評の鉄人> のひとりに選ばれました(このときは27人だったのですが、今では恐らく優に100人は超えているのでしょう)。

で、その bk1 のホームページに書評ポータルというページがあり、そこに「書評の鉄人列伝」というコーナーがあります。

以前も一度載せていただいたのですが、現在2周目に入っており、昨日から再び僕のことが紹介されています。興味のある方はお読みください。

書評の鉄人列伝 第253回 “yama-a”さん

Continue reading "「書評の鉄人列伝」に再登場"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Thursday, November 25, 2010

twitter と Facebook

【11月25日特記】 僕は今まであんまり使ってはいないと思うのだけれど、なんか、これからはソーシャルという言葉を使うのは注意しなきゃな、という雰囲気になってきた。

というのは、twitter と言えば一般的にはソーシャル・メディアの代名詞のように思われているが、実はそうではなくて、本当のソーシャル・メディアは Facebook だけだという意見があるからだ。

ここ何日間か、その用語をめぐってネット上でちょっとした論争が起きている。いろんなサイトへの書き込みやらいろんな人の呟きやらに分散して展開されているのだが、例えば下記の2つの記事がそうだ(ここに載せたのはごく一部の、しかも片側の主張だけだけれど、それ以外は申し訳ないけれど自分で検索して探してみてください)。

なんか、いろいろ読めば読むほど両陣営の議論が噛み合っていない気はする。

「“ソーシャル・メディア”はリアルの人間関係を置き換えたもの」と主張する人たちは、別に知らない人たちとのバーチャルの交流の場である“インターネット的なもの”を否定してはいないのだけれど、それに反対する人たち(ひょっとするとそれは佐々木さんひとりなのかもしれないが)は「ソーシャル・メディアをリアルの人間関係に矮小化するのは誤りで、リアルとバーチャルの境目が溶融してきているからこそ価値がある」と考えているみたい。

ね、なんか、分類/定義と価値論がちょっとごっちゃになってる気がしません?

Continue reading "twitter と Facebook"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Tuesday, November 23, 2010

映画『行きずりの街』

【11月23日特記】 映画『行きずりの街』を観てきた。

僕は大体監督で映画を選んでしまうことが多いのだが、今回の目当ては阪本順治監督ではなく脚本の丸山昇一である。映画館で見るのはいつ以来かなあと思って調べてみたら、なんと最後に観たのは1995年の『マークスの山』(崔洋一と共同脚本)であった。15年ぶり11本目の丸山作品である。

設定と言い展開と言い、なんとも言えず丸山昇一的な映画ではないか! そして、何と言っても台詞の一つひとつが、ほんの何気ない一言に至るまでものすごく練りこんで研ぎ澄まされた感がある。例えば主人公の波多野和郎(仲村トオル)が月を見て「違うな」と言うような、意外な反応が返って来て見ていてギクッとした箇所がいくつもあった。

これは原作にあったのかどうかは知らないが、雅子(小西真奈美)の母・映子(江波杏子)が波多野に面と向かって評して言った「無駄口は叩かないけど、唐変木なのよね」という台詞なども非常に深いものだ。

真面目で浮ついたところがないのだが、しかし、要するに独りよがりで格好つけすぎているのである。こういう人っているではないか(あるいは、自分の中にも)。実際に生きている人間って、往々にしてこういう風に、できている所と全然ダメな所が混在しているものである。そして、そういう風にアンバランスに不完全な人間を描くのって大変難しいのではないだろうか。

それを丸山脚本は見事にやってのけていると思うのである。ちなみに、丸山は監督の阪本より10年年長だが、カメラマンはその丸山よりさらに10年上の仙元誠三という大ベテランが担当している。

ま、しかし、大方の客は僕のように丸山昇一や仙元誠三や阪本順治を目当てで来ているのではなく、仲村トオルや小西真奈美のファンであるか、あるいは原作小説の読者だったのだろうと思う。

Continue reading "映画『行きずりの街』"

| | Comments (0) | TrackBack (1)

Monday, November 22, 2010

今日の BGM#51

【11月22日特記】 さて、今日も2回分。

  1. a walk in the park (安室奈美恵)
  2. 恋の追跡(ラヴ・チェイス)(欧陽菲菲)
  3. ごめんね Darling (岩崎良美)
  4. 愛はただ乱調にある(MOONRIDERS)
  5. ミルクティ(UA)
  6. realize (melody.)
  7. 青い麦(伊丹幸雄)
  8. Cry Baby (SEAMO)

Continue reading "今日の BGM#51"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

『有村ちさとによると世界は』平山瑞穂(書評)

【11月22日特記】 本屋で手に取るまでは全然知らない作家の聞いたこともない小説だった。ただ、このタイトルである。

これは誰が読んでもジョン・アーヴィングの『ガープの世界』(The World According To Garp)を踏まえているのは明らかではないか(もっともアーヴィングを知らない人がそう思う訳もないが)。そういう作家なら信頼できる──そう閃いてレジに直行した。

読んでみたら果たしてなんと達者な書き手であることか。なんと豊かな表現力であることか。すっかりファンになってしまった。

タイトル通り有村ちさとを語り手とする短編連作である。4つのパートには「章」という言葉を宛てずに「ハイパー・プロトコル Ver.1.0~4.0」という表記を採っている。このプロトコルという単語を持ってきたところが絶妙であると思う。

これはちさとが生きて行くための言わば「手順」や「とりきめ」を記した物語なのである。「外交儀礼」という意味もある。

日本ではもっぱらコンピュータ用語として使われているところなど、生真面目OLと規定された主人公に如何にもふさわしい言葉選びではないか。そして、ただのプロトコルではなく、ハイパーという接頭語を冠しているところにたくさんの解釈の余地があり、それがまた楽しい。

Continue reading "『有村ちさとによると世界は』平山瑞穂(書評)"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

『未来型サバイバル音楽論』津田大介+牧村憲一(書評)

【11月22日特記】 これは却々の良書である。音楽ビジネスの歴史書としても、現状分析としても、そしてその打開策の提言としても──。何故なら、そういうことがちゃんと解っていて、できる人が書いているからである。

津田大介氏と言えば今や twitter を代表する人物というイメージが強いが、この人は元々音楽系のライターであり、そこから著作権やIT関連にフィールドを広げて行った人である。

単なるリスナーとして積み重ねた経験に物書きとしての知見を重ね、音楽については依然として深い造詣を保持している。いや、と言うよりも、この本を読んで改めて「ああ、この人は音楽にこんなに詳しい人だったのか」と気づかされるのである。

そして、牧村憲一という人は、ユイ音楽工房を皮切りに名だたる音楽出版社やレーベルの設立運営に参画し、フォークからテクノ、渋谷系までさまざまな音楽状況に関わり続けてきた人である。何と言っても、今日に至るまで常に音楽の最前線にいることに驚かされる。

1973年生まれの津田大介氏と1946年生まれの牧村憲一氏という、世代的にはかなりズレのある2人が、音楽ビジネスに対して非常に近い感性で語り合っているのが面白く、また、だからこそ説得力がある。

Continue reading "『未来型サバイバル音楽論』津田大介+牧村憲一(書評)"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Sunday, November 21, 2010

『秘密』

【11月21日特記】 昼間 WOWOW で放送していた映画『秘密』を録画して夜に夫婦で観た。

原作は刊行間もないころ会社の後輩に勧められて読んだ。筋自体は良く考えられてひねりも効いているのだが、どうも登場人物やストーリーの背後にそれを書いている作家の影が透けて見えて仕方がない小説である。

人物は自分で立ち上がって動き出さずに作家に喋らされている感があり、かつ、ともかくストーリーを進めたり辻褄を合わせたりするために人や台詞が踊っている感があった。そういう文章のぎこちなさにげっそりして、以来何年も僕は東野圭吾の本は手に取らなかったという曰く付きの小説である。

ところが、今回映画化されたものを見ると、非常に面白い。

例によって読んだ本も観た映画も見事に内容を忘れてしまう僕のことである。今回も「ああ、ひと言で映画化と言っても、今回は娘の身体に母親が憑依するという設定だけ借りて、大胆に原作を書き換えている。これは見事な脚本だ」などと思いながら観ていたのだが、見終わってから念のために調べてみたら、なんと概ね原作通りだというので2度びっくりした。

滝田洋二郎と言えば一昨年以来完全に『おくりびと』のイメージが固まってしまったが、僕は彼が一躍にして名を売った『コミック雑誌なんかいらない!』(1986年)から見ていて、ずっとそのイメージが強かった。その後、彼の監督作品を6本観て来たが、僕にとってはずっと、ある意味でどこかとんがった映画を作る人であった。

ところが8本目として『おくりびと』を観たときに、「この人はいつからこういうテーストのものを志向するようになったのだろう」とちょっと不思議な気がしたのである。そして今回1999年制作のこの映画を見て、「なるほど、この線だったのか」「こういう引き出しは前からあったんだ」と腑に落ちた。

『おくりびと』が海外で受けたのであれば、この『秘密』も一緒に売り出せば買い手がつくのではないだろうか。

Continue reading "『秘密』"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Saturday, November 20, 2010

10/20サイト更新情報

【11月20日特記】 サイトを更新しましたのでお知らせします(このブログのことではなく、併設している私のHPの更新案内です)。

今回も例によって書評と、レギュラーで更新している言葉のエッセイの新作がひとつずつです。

書評はオースターの新作について、エッセイは twitter でよく見かける「ジュルリ」という表現から発想を得たものです。

という訳で、今回の更新は以下の通り:

Continue reading "10/20サイト更新情報"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Thursday, November 18, 2010

すぐ弾けない?

【11月18日特記】 このウクレレの教則本のタイトルと言うか姿勢と言うか、そういうものに多大なる共感を覚えるのである。

楽器の教則本の大半は「今すぐ弾ける」とか「初心者でも簡単」とかいう類のものである。あまりに初心者向けのものばかりで、中級者・上級者向けのものがなさすぎるのである。

まあ、多分、どんどん本を買ってくれる有力顧客たりうるのは、楽器を買って間もない初心者なんだろう。だから、初心者にばかり媚を売って「買ったその日から弾ける」だの「楽譜が読めなくても平気」だのと甘い誘いを掛けてくる。

初めはそれで良いのである。初めから難しいものに手を出すと確かに挫折するばかりである。しかし、しばし練習を積んで技量が身についてくると、売っている教則本の大半が物足りなくなってくる。ここから先はどうすれば良いのか?

別にプロになろうってつもりでもないので、先生についてという気もない。本屋や楽器屋で買ってきて手軽に腕を磨く教科書がほしいだけなのだが、そういうのはもうあまり売っていないのである。

ちょうど中学生になった頃に、親や周りの大人たちが、普段は自分を子供扱いしてるくせに都合が悪くなると急に「もう、あんたも大人なんだから」と言い出すようなもんだ。

Continue reading "すぐ弾けない?"

| | Comments (1) | TrackBack (0)

Wednesday, November 17, 2010

2つの Apple と忘れられない一日、忘れられない夢

【11月17日特記】 昨日、Apple が iTunes に「明日、いつもと同じ一日が、忘れられない一日になります(Tomorrow is just another day. That you'll never forget.)」とのティーザ広告を出し、いろんな憶測が流れた。例えば iTunes のクラウド化というのも有力説のひとつだった。

やがて WSJ がそれはビートルズの楽曲の iTunes での販売開始であると抜いたのだが、しかし、皆がそれを信じた訳でもなかった。

たまたま更新の時間が日本では11/17の 0:00 になったので、多くの人が iTunes の画面を見つめながら日付が変わるのを待った。僕もそのひとりだ。

そして、果たして日付が変わる 10分前には iTunes の画面にビートルズのたくさんのアルバム・ジャケットが現れた。やっぱりそうか、という感じ。

面白かったのは(という表現が適切かどうかは分からない。「びっくりしたのは」と書くべきかもしれないが)、その後 twitter を中心としてネット上に落胆のメッセージが溢れたことだ。曰く、

  • 自分には関係ない。
  • そりゃ Apple にとっては忘れられない一日になったかもしれんが…。
  • ビートルズはどうでも良いから、ジャニーズの楽曲を販売してほしい。
  • これが SONY の全楽曲販売だったら驚くけど…。
  • ずうとるびの楽曲販売のほうがまだ話題性があるw
  • 「忘れられない一日」っていうコピーがひどい。Apple でさえ間違うんだから、マーケティングというものが如何に難しいか…。
  • ビートルズの販売だけで「忘れられない一日」なんて言うはずがない。他にも何かあるよね?

Continue reading "2つの Apple と忘れられない一日、忘れられない夢"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Tuesday, November 16, 2010

そろそろ着手

【11月16日更新】 今年もそろそろ素材集めに入っている。例年のファイル保存日時を見ると、大体11月末には完成しているようである──恒例のクリスマス・カードである。

このブログでも何度か書いているが、年賀状をやめてクリスマス・カードに切り替えて6年目。ふと思いついて「年賀状の代わりにクリスマス・カードにしようか」と提案したとき、少しくらいは抵抗されるかと思ったのに、妻は「いいね!」と軽く乗ってきた。

変人夫婦で良かったと思った。

Continue reading "そろそろ着手"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Monday, November 15, 2010

Google Chrome 導入

【11月15日特記】 とうとう自宅の PC にも Google Chrome を入れて、それを既定のブラウザに設定した。

今まで踏み切らなかったのは2つの理由から:

ひとつはハードディスクの空き容量が少なかったので、新たなアプリケーションをインストールしたくなかったから。

もうひとつは、この「ココログ」の記事作成ページが Chrome の場合にはリッチ・テキストに対応してないから。

前者の問題は、このブログにも書いたように、先日ハードディスクを大容量のものに交換してケリがついた。問題は後者である。

Continue reading "Google Chrome 導入"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Sunday, November 14, 2010

映画『SP 野望篇』

【11月14日特記】 映画『SP 野望篇』を観てきた。

2007年11月からフジテレビで連続ドラマとして放送された時、僕は初回からかなり熱中して観ていた。しかし、最終回までちゃんと見通したのかどうか定かな記憶がない。ま、どちらにしても僕の場合は、たとえ観ていてもきれいさっぱり忘れてしまう(そして、何かヒントを与えられても思い出さない)ので大差はない。

今回は事前にある人から「テレビドラマのほうは、堤真一演ずる尾形が、えっ、悪者だったのか!というシーンで終わった」と教えてもらった。観たような気もするし観てないような気もするが、どちらにしても憶えてはいない。が、憶えていなくてもこの『野望篇』を観る上でさしたる支障はない。

原案・脚本の金城一紀が用意した周到なストーリーは背後にあるにはあるのだが、とりあえず前面で展開されるのは襲う側と護る側の、ともに超人的な肉体の駆け引きである。もうそれだけで充分楽しめる。

ともかく冒頭からノンストップのアクションだ。六本木ヒルズのイベント会場で国土交通大臣が襲われそうになり、その警護に当たっていたSP 井上(岡田准一)が犯人(丸山智己)を追って走る走る、飛び越す飛び降りる、殴る蹴る、倒れる転がる、躱す掴みかかる、物が壊れる爆発する──20分間息をもつかせない。

もう、面白いの何の! ものすごい緊張感の連続!

Continue reading "映画『SP 野望篇』"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Saturday, November 13, 2010

テレビ買い換えよっかな

【11月13日特記】 テレビを買い換えようかと思っている。会社でそういう話をしてみると、周囲に同じようにテレビを買い換えようかと思っている人がいっぱいいた。

さすがにテレビ局に務めているので、まだアナログテレビしかないという人はほとんどいない。皆2台目のテレビの買い換えであったり、今使っているのを両親に譲ってというようなプランであったり。

この際だから3Dが観られるやつに、という人もいれば、いっそのこと録画機能付きのやつを、という人もいる。そして、ネットに繋いでいろいろやってみたいという人もいる。

で、直接買い替えの動機となっているのは、1)エコポイントが来月から半分になってしまう、2)テレビの値段が下がっている、3)テレビの機能が(ネットとの連携含めて)高度化してきた、の3つの事情だろう。

Continue reading "テレビ買い換えよっかな"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Friday, November 12, 2010

角川 Book☆Walker 開設

【11月12日特記】 今日は秋葉原の電子出版サミットで角川歴彦角川書店会長が基調講演。僕は津田大介さんが twitter で「tsudaる」のを読みながら、ニコニコ生中継で少し見た。

角川書店は電子書籍プラットフォーム“Book☆Walker”を始める。来月から試験運用を開始し、来年7月正式オープンの予定。

「書籍というバラバラの星を束ねることで星雲を作る」と言う。そして、「ソーシャルコンテンツからプレミアコンテンツを創る作業」に必要となるのがプロの編集者であると言う。「彼らには編集著作権、隣接権的なものを与えるべきではないか」とも言う。

なるほど、と思う。言わば人力で、つまり Google の Page Rank などに頼るのではなく目利きの力でインターネット上のコンテンツを取捨選択かつ整理して行こうという目論見である。如何にも出版という旧いメディアらしい発想である。筋金入りの IT 関係者からは決して出て来ない考え方だろう。
でも、今こそそれが必要なのかもしれない。

Continue reading "角川 Book☆Walker 開設"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Thursday, November 11, 2010

iTunes で映画の購入/レンタルを開始

【11月11日特記】 一昨日 amazon が音楽ダウンロードのサービスを始めたかと思ったら、今日は Apple が iTunes で映画の購入/レンタルを開始して Web 上では随分騒がれている。

まだ映画の数は少ないがレンタルなら 400円、購入なら 2,000円というのがどうやら基本的な料金らしい。

これはどうだろう? TSUTSYA で借りるより効率が良いのではないか。だいいち TSUTAYA に行く必要がないのが良い。

今のところ詳しく調べていないので、「レンタル」とか「購入」というのが具体的にどういう手続きを経てどういう状態で映画を観る(あるいは手許に置く)ことになるのか、僕はまだ理解していない。

もちろんそのことによって随分条件は違ってくるのだろうが、いずれにしても TSUTAYA DISCAS も DMM も痛手を被るのではないだろうか。

Continue reading "iTunes で映画の購入/レンタルを開始"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Wednesday, November 10, 2010

『オラクル・ナイト』ポール・オースター(書評)

【11月10日特記】 ポール・オースターを読み始めるといつも途中で、「あれ、オースターってこんなにストーリーが面白い作家だったっけ?」と思ってしまう。

それは多分デビュー作の『孤独の発明』や2作目の『ガラスの街』(もっとも僕が読んだのは柴田元幸訳の『ガラスの街』ではなく、山本楡美子・郷原宏訳の『シティ・オブ・グラス』だったが)あたりの作品の「観念的な」印象が強いからである。

「観念的な」と言うのは、もちろん文体のこともあるが、必ずしも扱うネタが写実的・日常的ではないということである。

彼の作品には必ず少し幻想的・非日常的な影が差している。空想小説と言うまでのことはないのだが、何か少し不思議なことが起こるのである。そして、そこがオースターの巧さであると言えるのだが、読者はそれを決して「そんな馬鹿な」という感じで受け止めたりはしないのである。読者は素直に「ああ、不思議なこともあるもんだ」と感じてしまう。

そして、オースターは実はとてもストーリー回しの巧い作家でもある。この小説の主人公の作家シドニー・オアとは違って実際にいくつか映画の仕事もしているということが関係あるのかないのか判らないが、終盤に急展開してたくさんのいろんなことが畳み掛けるように起こって来るさまは正に映画的である。

こういうことを僕らは読みながら思い出すのである。──ああ、そうだった、ちょっと観念的な印象はあるけど、実は稀代のストーリー・テラーだったんだ、この作家は、と。

Continue reading "『オラクル・ナイト』ポール・オースター(書評)"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Tuesday, November 09, 2010

Amazon:MP3 ダウンロード開始

【11月9日特記】 あちこちに書かれているから、もうご存じの方が多いと思うが、amazon が今日から音楽ダウンロードを始めた。

ファイル形式は MP3。Apple の iPad / iPhone でも、SONY の Walkman でも、あるいは他社のもの含めてほとんどのプレイヤで再生できるということと、DRM フリーなので何回でもコピーできるというのが売りである。

Continue reading "Amazon:MP3 ダウンロード開始"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Monday, November 08, 2010

映画『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』

【11月8日特記】 映画『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』を観てきた。見てよ、この軽~いタイトル(笑)

脚本を担当した放送作家アサダアツシと思われる @slantsense が自ら twitter で呟いたところによると、

「NO泣かせ! NO癒し! NO自分探し! NO手料理! NO動物! NO病死! NOタイアップ曲! NOテレビ局! NO香川照之!」…今の日本映画で当たり前の要素が何ひとつ無い、これまでなかったジャンルの映画の脚本を書きました。

となるわけだが、なるほどさすが脚本家自らが語るだけのことはある。まさにその通りの映画である。監督は豊島圭介。原作は北尾トロのエッセイ。

泣ける映画の類が好きな人はこれを観てがっくりするか怒り出すかだろう。このクールで痛快な脚本を「斜に構えた」などと評する人もいるだろう。しかし、現実ってこんなもんじゃないか、と監督も脚本家も言っているわけで、まさに僕もそう思う。

このセンスこそがこの映画のキモであり、評価の分かれ目だろう。

Continue reading "映画『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』"

| | Comments (0) | TrackBack (1)

Sunday, November 07, 2010

『カールじいさんの空飛ぶ家』

【11月7日特記】 『カールじいさんの空飛ぶ家』を WOWOW で観た。映画館では見逃したので、これが初めてである。

こんなにもたくさんの人に見られ、語られ、そして愛された作品を、今更ながらのタイミングで僕が語る必要もないだろうが、ま、一応メモとして。

Continue reading "『カールじいさんの空飛ぶ家』"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Saturday, November 06, 2010

11/6サイト更新情報

【11月6日特記】 サイトを更新しましたのでお知らせします(このブログのことではなく、併設している私のHPの更新案内です)。

今回は書評が2本と、レギュラーで更新している言葉のエッセイの新作がひとつです。

書評はの1つ目は綿矢りさの新作についてのものですが、久しぶりに「今週のオススメ書評」に選んでいただきました。毎年大体4本ずつ選ばれてたんですが、今年はこれがまだ3本目。多分今年はこれで終わりだと思います。

書評のもう1つは twitter で知り合った志村一隆さんからいただいた本です。

それから、エッセイのほうは、もう何度も取り上げている外来語の表記とアクセントに関するものです。

という訳で、今回の更新は下記の通り。

Continue reading "11/6サイト更新情報"

| | Comments (1) | TrackBack (0)

Friday, November 05, 2010

映画『さらば愛しの大統領』

【11月5日特記】 映画『さらば愛しの大統領』を観てきた。

こんなこと言うと関係者に怒られるかもしれんが(逆に喜ばれるかもしれんという気もするが)、多分こういう映画はカメラワークがどうだとか映画的な文法がどうだとか言ってはいけないんだろうなあ、と思いながら映画館に向かった。

在阪5局が揃って出資しているという事情もあるが、僕がわざわざ観に行ったのは予告編を見て面白そうだったからという単純な理由である。で、実際に面白かった。

吉本の芸人さんにもいろんな人がいるが、(共同)監督と主演の世界のナベアツ、そして、同じく主演のケンドーコバヤシと宮川大輔の笑いのセンスが僕の笑いのセンスに近いのである。だから楽しめたし、好感も持った。

で、まことにもってあほらしい映画である。

不況と失業率増加に伴う治安悪化に悩む大阪で、“大阪合衆国”の独立を唱えて府知事選に立候補した世界のナベアツがまかり間違って当選してしまい、その後大統領となってとんでもない政策を連発するというコメディである。

そのナベアツの命を狙って次々に殺し屋が登場するのだが、1人目が仲村トオル、2人目が大杉漣、3人目が最近売り出し中の志賀廣太郎と非常に豪華である。特に大阪弁でギャグをやる大杉漣──こういう役柄はひょっとしたら昔はあったのかもしれないが、大変新鮮で楽しめた。

4人目の殺し屋が誰になるのかはお楽しみ。ここには書かない。

さて、その殺人者逮捕に奔走するのがケンドーコバヤシと宮川大輔の2人のアホ刑事である。

他にも吉本興業からはいろんな人気芸人が次々と登場するし、女優では吹石一恵と釈由美子が華を添え、神谷明(これがめっちゃおもろい)やら彦摩呂やら六平直政やら紅萬子やら、とにかくいろんな人間がちょろちょろちょろちょろ出てきて、賑々しくて面白い。

Continue reading "映画『さらば愛しの大統領』"

| | Comments (0) | TrackBack (2)

Thursday, November 04, 2010

『ネットテレビの衝撃』志村一隆(書評)

【11月4日特記】 著者の志村さんにいただいて読んだ。

この手の本の命は、1)情報の速さ、2)まとめ方の解りやすさ、であると思う。そして、その2点こそがまさにこの本の「売り」だと言って良いのではないだろうか。

今月(2010年11月)になって発売されたばかりの本だが、その直前9月までの、主にアメリカと日本のテレビと、テレビのコンテンツのインターネット配信の最新の状況をきちんとフォローしてある。そして、下手な価値判断や思い込みもなく現状をまとめることを主眼にしているために、非常に読みやすく解りやすい。

この周辺業界で働いている者にとってはもちろん知らないことのほうが少ないのだが、それでもここまでちゃんと整理された資料は手許にはない。非常に重宝する。

Continue reading "『ネットテレビの衝撃』志村一隆(書評)"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Wednesday, November 03, 2010

今日の BGM#50

【11月3日特記】 今回の分を書く前に、この「今日のBGM」というシリーズが一体何なのかということについて、切りが良い回数のたびに説明しているのだが、今回は #50 なので改めて触れておくことにする。

これは僕がステッパーという健康器具(部屋の中でステップ踏むやつ)を踏みながら、SONY の Network Walkman で聴いた BGM の記録である。記録と言っても毎回漏らさずこのブログに上げている訳ではなく、時々気紛れに書いてみるだけのことである。

ウチのステッパーは約15分で過熱するので、そこで1回休む必要がある。だから、ステッパー1回について大体4曲が目安。そして、このブログでは2回分を合体して記載している。

僕の Network Walkman には今日現在で日本の曲ばかり 1447曲が入っている。共通点は僕が好きな曲だということだけ。1950年代から今年まで。シングルカットされたものもそうでないものもある。大ヒット曲もあれば誰も知らないような曲もある。インストルメンタルは含まない。

で、それをシャッフル・モードで聴いている。その記録をこうやって時々文字にして眺めてみると、割合なんか深いものがある(と勝手に僕は考えている)のでこんなシリーズにしてみたわけである。

さて、今回も2回分:

  1. 君だけに(少年隊)
  2. 地酒松風(豊田勇造)
  3. ゆうべの秘密(小川知子)
  4. さよならを手に(MOONRIDERS)
  5. 恋のバカンス(ザ・ピーナッツ)
  6. 漂流者(アウトロー)(甲斐バンド)
  7. sayonara sayonara (KICK THE CAN CREW)
  8. 音楽(小泉今日子)

Continue reading "今日の BGM#50"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Tuesday, November 02, 2010

よたび本を売る

【11月2日特記】 本棚に溜まった本をイーブックオフに売った。これで4回目。

売るたびにホームページやブログに記録をつけてきた。一番最近なのはこの記事である。

振り返ってみると大体2年ごとに本を売っている。読む速度が凡そ一定で、従って溜まってくる速度も凡そ一定なのだろう。そう思うと自分という人間の持っているリズムみたいなものが感じられて、なんだかいとおしい。

箱に詰めて Web上で申し込むと宅配便が集配に来て、その後査定金額がメールで通知される(←今ここ)。これを Web上で承認すると、予め登録しておいた口座に代金が振り込まれるという段取りである。

前の記事に書き足して4回の売却の記録を披露すると、以下の通りになる。

Continue reading "よたび本を売る"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Monday, November 01, 2010

HD 交換の後日談

【11月1日特記】 10月23日に家の PC のハードディスクの交換をした。その顛末はその日付の記事に書いた通りである。交換した当初 NAS が認識されず少し焦ったが、問題はそれだけであった(そして、いろいろやっているうちにその唯一の問題も解消した)。

で、その後 PC は何ごともなく順調に動いていた。

しかし、ふと思ったのだが、こういう風にして簡単にハードディスクのクローンが作れるということは、つまり同じように簡単に OS やアプリをコピーした別の PC を作ることができるということだ。果たしてそれで良いのだろうか?

とは言え、作れるのはあくまで HD のコピーだけなので、CPU やら何やら全部買い揃えて来て組み立てないとコピーPC は作れない訳で、手間と効率を考えるとそんなこと誰もやらないのかもしれない。

それに、これができなくなるということは PC の丸ごとバックアップができなくなるということなので、そんなことになってしまうとそっちのほうが問題である。

などとつらつら考えていると、HD 交換から1週間経った昨日、突然また問題が発生した。

Continue reading "HD 交換の後日談"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« October 2010 | Main | December 2010 »